TOSHIBA(東芝)製 ブルーレイレコーダ RD-BZ700・800シリーズ
における内蔵ハードディスク(HDD)の交換・装換について
主に純正で使用されている内蔵HDDはRD-BZ800はWD10EURS、RD-BZ710は
WD5000AVDSなどで、いずれもWD(Western Digital社)製のgreenシリーズ
と呼ばれるAV専用の内臓(3.5インチ)HDDです。
このHDDにはdeep recovery cycleと言うエラー訂正モードが搭載。そしてHDDの
回転数が可変式になっており省エネタイプ仕様になっています。
内臓HDDの交換や装換は同社(Western Digital社)製のgreenシリーズならば
ほぼ問題なく使用できるようです。(作業・取替えは自己責任です)
一般的に呼ばれる「隠しコマンド」による機器の起動、つまり「サービスモード」にて
機器の起動及びにHDDの初期化、登録を行えば標準より大きい容量のあるHDDなど
と交換や装換も可能と思われますが、そのまま取り替えた場合では再起動後に設定の
メニューから(内臓)HDDの初期化でセットアップする事になり、初期化も標準仕様に
なるので、たとえばR-BZ700では標準(内臓)HDD容量が500GBなので仮に
1TBや2TBのHDDに取り替えても初期化されても500GBまでしかできません。
ですので単純に内臓HDDの不都合や故障を生じた場合などではWD社製のgreen
シリーズ、500GBのHDDをそのまま取り替えることで問題は直ります。
ちなみにWD社以外の他社HDDではHDD回転数が固定なのが異なる仕様で、
問題点は消費電力の差の生じ方です。理論的には問題は少ないと思えますが、
長期的な使用を考えると、HDD以外の他のパーツなどへの影響などが考えられて
結果的に重大な故障(回復不能)もありえるので、そのリスクを考えるとWD社の
同シリーズ製品をお勧めします。まぁ、それ以前にWD社のHDDは比較的に他社
製品よりも同じかお安く入手できると思います。ただ問題なのはWD社に限らず新製品
が出ることで性能は向上してますが、それによってそのまま使えなくなる場合が十分に
考えられるので早めの購入をお勧めします。