貫井徳郎著『明日の空』
主人公、栄美(えいみ)は帰国子女。
日本での生活に不安を感じながら、過ごす高校生。
栄美が知らない所で、栄美を見守る人物の存在があった。
その人物が、願っていた事とは・・・
貫井氏の本は、最後にやられたーって思うのだけど
久々に読んだから、忘れてたよー
今回もやられました
内容に触れると、どうしてもネタバレになってしまうので
作中の登場人物アンディの言葉を、抜粋
「明日の天気はどうなると思う」
「ぼくは知ってる。晴れだよ」
「晴れだと思ってる方が楽しいでしょ。明日は雨だと考えると憂鬱だけど、
きっと晴れるんだ。」
「…いきなりは変わらないだろうけど、でもきっと明日は晴れるんだよ。」
「ぼくはそう思うことにしてるんだ。」(p111抜粋)
差別に苦しむアンディが、発した言葉。重いです。
抜粋なので、訳わかんないでしょう
是非、手にとって読んでみてください。
明日の空は、晴れる