【21-0302】いきもの図鑑 ―白鳥庭園&徳川園― 2021年03月02日 | ●報告書 ◆ 全文ダウンロードは →【PDF】 ◆ まずは、クイズに挑戦してみて下さい。 ◆ クイズの答えは、下記をご参照ください。 ◆ 次は、トンボについてのクイズです。 ◆ ほかにも、興味津々!の話題が盛り沢山です。 巻末には、白鳥庭園や徳川園への「提案」も掲載しています。 【PDF】をダウンロードして、ご覧ください。
【20-0301】いきものマップ ― 白鳥庭園&徳川園 — 2020年03月01日 | ●報告書 ★ 報告書の一括ダウンロードは →【PDF】 水辺の植物マップ (略) 【PDF】 参照 名古屋のチョウ (略) 【PDF】 参照 チョウの食草・蜜源 (略) 【PDF】 参照 名古屋のトンボ (略) 【PDF】 参照 名古屋の野鳥 (略) 【PDF】 参照
【19-0301】● 白鳥庭園 VS 徳川園 ―日本庭園と生物多様性 第3弾― 2019年03月01日 | ●報告書 ※ 報告書の一括ダウンロードは →【PDF】 白鳥庭園・徳川園の歩み(略) 【PDF】をご覧ください。 底生動物調査(略) 【PDF】をご覧ください。 白鳥庭園 VS 五里五里の丘(略) 【PDF】をご覧ください。
[18-0304] ● 深読み★白鳥庭園 ―日本庭園と生物多様性 第2弾ー 2018年03月04日 | ●報告書 ※ 報告書の一括ダウンロードは →【PDF】 植 物 編(抄) 白鳥庭園は、木曽三川流域の自然(御嶽山~伊勢湾)の縮景 正門を入ると左手には大刈込、右手には高生垣が続き、 清羽亭(茶室)や茶庭へと誘う。 庭園南西部には、築山(木曽の御嶽山、針葉樹林)。 築山の東は、明るい梅林(里の景)。 築山の西には渓流(木曽川)が走り、モミジ谷や岩組(寝覚めの床)を経て、北部の池に注ぐ。 上の池(水郷の景)は、中州で三つ(木曽川・長良川・揖斐川)に分かれる。北の中州は松並木(千本松原)。 中の池(海洋の景)の岸辺は、荒磯に擬した岩組でマツやツバキ類が多い。 下の池(湖沼の景)は、うっそうとした照葉樹に囲まれ、ハスなどの水生生物も配されている。 下の池と清羽亭の間には、芝生広場がある(白鳥庭園では希少な草地)。 足元に注目 野 鳥 編(抄) 野鳥をモノサシにして緑地を評価 ト ン ボ 編(抄) トンボをモノサシにして緑地を評価 チ ョ ウ 編(抄) 改 善 編(抄) ※ 報告書の一括ダウンロードは →【PDF】
[17-1027] ●名古屋の野鳥マップ(改訂版) 2017年10月27日 | ●報告書 名古屋に飛来する野鳥は、約200種。 水鳥・陸鳥/シティ派・深窓派/土着派・出稼ぎ派/地べた好き・樹上好き/・・・ いろんなタイプに分けて、 どこにいるか? マップにしてみました。 この「野鳥マップ」は、まだまだ試作品です。 昨年7月にアップしましたが(16-0712号)、今回、改訂しました。 タイプ分けの基準などをカイゼンしましたが、 一層のカイゼンに向けて、 わかりにくい所、見当違いの所、違和感のある所…を、率直にご指摘いただけると幸いです。 ★一括ダウンロードは、 ➡【PDF】 (以下は、マップの一部紹介です) 「スズメが減った」という声も聞きますが、陸鳥の横綱(全市の年間累計観察数No.1)は、今もスズメ。 調査された52地区のすべてにおいて、年間を通して見かけます。 スズメのエサ場になる草地のある所では、特にたくさん群れています。 昔はあまり見かけなかったヒヨドリ、ムクドリも、今では市街地の鳥としてすっかり定着。 ドバト(伝書バトの野生化)と並ぶ大関です。 ここ20‐30年の間に都会ズレしたカラスも、ハシボソ(元来は畑好き)が関脇、ハシブト(元来は樹林好き)が前頭2枚目です。 東京ではハシブトが優勢ですが、名古屋ではハシボソのほうが優勢です。 夏鳥の代表ツバメは前頭筆頭、冬鳥の代表ツグミは同4枚目です。 同9枚目に食い込んでいるのがコゲラ(小型のキツツキ)。 かつては東谷山にしかいませんでしたが、公園樹の成長に伴って1990年頃から市街地に進出。 今では、堀川より東側(台地・丘陵地)では珍しくなくなりました。 水鳥で一番多いのは、カワウ。 一時は絶滅が危惧された鳥ですが、各地の水質改善(エサの回復)に伴って市街地河川やため池にもすっかり定着し、フン害で嫌われるほどに。 カルガモやサギ類も、各地で見かけるようになりました。 冬の水鳥はカモ類が主役。コガモやマガモは、市内各地の水辺で見られます。 特にマガモは、夏を越す個体が市内のあちこちで見られるようになりました(留鳥化)。 またスズガモのように、河口部に集中するものもいます。 冬の名古屋城のお堀をにぎやかにしているのは、ユリカモメ。前頭筆頭です。 1980年代以降、このような野鳥の都市への回帰・定着傾向が、名古屋だけでなく欧州の都市においてもみられます。 使用したデータは、名古屋市緑政土木局による「名古屋の野鳥2014」。 これに、名古屋大学生物研究会による名古屋大学構内のデータを加え、計52地区について比較しました。 以下では、 市内で観察された204種のうち、渡りの時期に通過(一時立ち寄り)するだけの63種を除外し、 繁殖期(5‐7月)と越冬期(12‐2月)に観察された141種について、分析しました。 陸鳥の種数が多いのは、四隅の拠点緑地(北東=東谷山・大村池大久手池/北西=庄内緑地/南西=荘内川河口/南東=大高緑地)+ 東山植物園。 水鳥の種数が多いのは、河口部。うち庄内川河口は、陸鳥も多様(草地・ヨシ原好きの鳥、猛禽類など)。 陸鳥79種を、タイプ分けしてみました。 A.シティ派 : 各地でよく見かける(52地区のうち9割以上に出現)。 スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、ツバメ、ツグミなど9種。 B.準シティ派 : 割と見かける(同6割以上)。 ウグイス、メジロ、コゲラ、ジョウビタキなど11種。 C.中間派 : いる所にはいる(同2割以上)。 ヒバリ、キジ、ヤマガラ、オオヨシキリ、ルリビタキなど19種。 D.深窓派 : 名古屋では珍しい(同2割未満)。 ヤマドリ、タヒバリ、ホトトギスなど40種。 生息環境・採食場所・営巣場所で整理しなおすと…。 シティ派・準シティ派には、△H 高所営巣・地上採食(スズメ、ハト、カラスのように、樹上等に巣をかけてエサは地上で食べる)タイプが多いようです。 一方、深窓派では、H高所営巣とL低所営巣、△地上採食・●樹上採食・★☆飛翔採食が、それぞれ拮抗しています。 繁殖期と越冬期を分けて、種数を比較してみました。 エサの少ない冬には多くの鳥が市街地へも飛来するため、どの地区も越冬期のほうが種数が多くなります(平均1.5倍)。 【 A 】 四隅の拠点緑地は、繁殖期・越冬期ともに他を引き離しています。特に■東谷山は、繁殖期の種数がダントツ。 【 A'】 ■東山植物園と○名古屋城は、繁殖期はBなみだが、越冬期にはAなみに増加(35種以上)。 【 B 】 東部丘陵の主要緑地と庄内川河川敷は、繁殖期は概ね15~20種、越冬期は20~35種。 大規模緑地(50ha以上)と中規模緑地(10~50ha)の比較では、繁殖期には差がないが、越冬期には大規模緑地の方が一段多い。 ■天白公園(26ha)、■明徳公園(21ha)は、丘陵地の緑地の中で標準的な位置にある。 社寺林の代表格である○熱田神宮(19ha)と■興正寺(12ha)は、Cグループとの接点に近い位置にある。 意外に健闘しているのが■名古屋大学。 【 B'】 ○鶴舞公園(24ha)は、繁殖期にはCの小規模公園なみだが、越冬期にはBの大規模緑地並みに増加(29種)。 【 C 】 10ha未満の緑地・公園、庄内川以外の河川は、概ね繁殖期15種以下、越冬期19種以下。 * 繁殖期に市内で見られるシティ派・準シティ派は15種、越冬期は19種なので、中間派・深窓派はほとんど見られない。 シティ派・準シティ派の種数は、地区による差が少ない。 これに対して中間派・深窓派については、大きな差がある。 また中間派・深窓派の内訳を見ると、河川敷では開けた場所好きが多く、丘陵地の緑地では樹林好きが多い。 水鳥62種を、タイプ分けしてみました。 A.シティ派 : 各地でよく見かける(52地区のうち9割以上に出現)。 カワウ( 1種)。 B.準シティ派 : 割と見かける(同6割以上)。 カルガモ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワセミ、カイツブリ、コガモ、マガモ(8種)。 C.中間派 : いる所にはいる(同2割以上)。 ゴイサギ、コアジサシ、ユリカモメ、ホシハジロなど16種。 D.深窓派 : 見られる場所が限られる(同2割未満)。 スズガモ(河口部)、カワアイサ(内陸河川)、オシドリ(ため池)など37種。 渡り鳥(カモ類、シギ・チドリ類、カモメ類など)の種数が多いのは、河口部。 大きなため池(大村池大久手池、牧野ヶ池など)がこれに次ぐ。 小規模な水辺では、留鳥(カワウ、カルガモ、サギ類など)が主体。 マップの一部を、以下にご紹介します。 この続き(夏鳥、冬鳥)は、下記でダウンロードしてください。 ★一括ダウンロードは、 ➡【PDF】 以上は、マップの一部です。 この続きは、下記でダウンロードしてください。 ★一括ダウンロードは、 ➡【PDF】