モノサシなごや (都市の緑のモノサシづくり)

都市の自然とどうつきあうか?
評価の目安は何だろう?
名古屋の緑を写真に撮って、都市の生物多様性を考えています。

[18-0304] ● 深読み★白鳥庭園 ―日本庭園と生物多様性 第2弾ー

2018年03月04日 | ●報告書




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植 物 編(抄)

白鳥庭園は、木曽三川流域の自然(御嶽山~伊勢湾)の縮景
正門を入ると左手には大刈込、右手には高生垣が続き、
清羽亭(茶室)や茶庭へと誘う。
庭園南西部には、築山(木曽の御嶽山、針葉樹林)。
築山の東は、明るい梅林(里の景)。
築山の西には渓流(木曽川)が走り、モミジ谷や岩組(寝覚めの床)を経て、北部の池に注ぐ。
上の池(水郷の景)は、中州で三つ(木曽川・長良川・揖斐川)に分かれる。北の中州は松並木(千本松原)。
中の池(海洋の景)の岸辺は、荒磯に擬した岩組でマツやツバキ類が多い。
下の池(湖沼の景)は、うっそうとした照葉樹に囲まれ、ハスなどの水生生物も配されている。
下の池と清羽亭の間には、芝生広場がある(白鳥庭園では希少な草地)。







足元に注目
















野 鳥 編(抄)









野鳥をモノサシにして緑地を評価









ト ン ボ 編(抄)













トンボをモノサシにして緑地を評価








チ ョ ウ 編(抄)








改 善 編(抄)








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