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夏のおわり

2019年09月02日 | 日記
現在進行形のジャズに興味を持つきっかけになったアルバムがあります。

はじめ、よく分からないけどなんだか印象に残って。だんだんもう一度聴きたいな~と思うようになって。再度手に取りって、しばらくして三人の演奏がスッと体の中に入って、猛烈に好きになったアルバムです。新しいジャズの楽しみ方を教えてくれたアルバムで、今では自分にとってのバイブルのようなものです。

きけば聴く程に三人の演奏の凄さに魅せられて、結局三人全てのファンになっています。ピアノのシャイマエストロとドラムのマークジュリアナ、それぞれのリーダーアルバムを探してどんどんはまっていきました。もっと聴きたい。いつかは実際に「自分の目と耳で演奏を聴きたい」とずっと想ってきました。

それが今回の東京ジャズで実現しました。三人そろったトリオでの演奏は叶いませんでしたが、その内の二人を含むトリオでの演奏でした。



最後の曲の時は、終わってしまうのか。というのが一番強い思いでした。もし次があるのならば今度こそ3人揃った演奏で聴きたい!

ほとんど祈るように聴いていました。もっと、もっととずっと思いながら。

もっと近くで、その響きを味わいたい。

僕の場合はオーディオでも同じことを思います。でもあるところからは真剣に聴く方にシフトして行かないと、何のためのオーディオか分からなくなってしまいます。

今、やっと安心して音楽聴けるようになりました。



そして、ジャズと珈琲を探して一年ぶりの東京巡り。



このアルバムがしびれる程良かった。でもきっとあの空間だから余計に良かったのだろうと思います。スピーカーはソナスファベール。気持ちよく鳴っていました。そして点滴ドリップで淹れられた珈琲が美味しい。



下北沢の「うず」

ネルドリップで淹れてもらう深煎りの珈琲にクラクラしながら、今回も東京巡り良い店に行くことができたと感慨深くなりました。



どのお店もよいお店でした。



収穫はこれからじっくりと。

今の音楽を求めると家ではどうしてもCDが必要になります。あと何年CDを買うのかな?と思うことが良くありますが、中古市場でもある程度のグレードのCDプレイヤーは依然高値が続いています。まだしばらく日本ではCDを聴く環境は残るのかなと。一昔前に「まだレコードを聴いている」というのと同じ状況なのかもしれませんね。

まだまだ目の前で見たいミュージシャンが沢山います。今の音楽は境界がかなり曖昧になっていっていて、ジャズミュージシャンが様々な要素を繋ぎ素晴らしい音楽を沢山生み出しています。

東京ジャズ、次は一年後ではなく来年5月にあります。来年もどうしても聴きたいと心揺さぶられるようなミュージシャンが来てくれますように。

楽しみにしています。


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