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CDとレコード

2017年02月16日 | 日記
振り返ると去年は沢山CDを買いました。モンクを再発見したきっかけになったのもCDでした。プレスアンドテディやモンクのユニーク、モンクスミュージック等正直レコードでは手が出ない、または出会いがなく聞きそびれていたもの。いわゆる名盤に改めて出会えた事はすごく良い経験でした。こんなに良かったんだ〜とドキドキさせてもらいました。これは絶対オリジナルでも聴いてみたい。そんな風に決意したアルバムがいくつもありました。今の中古CDの安さは正直驚異的です。特に往年の名盤については特に。

それが最近、改めてレコードにはまっています。

演奏者の込めた渾身の音がレコードにもつまっています。えぐるような、のけぞるような音。ライブの丁々発止のドキドキがレコードからより色濃く感じられます。特にマイクを通さない楽器の音そのままが聴けるライブ。誰が凄いか、ごまかしのきかないこわい音、凄味のある音。

そんなを凄味を沢山ある盤から適切に引き出すのが、イコライザーなのかもしれません。基本は勿論フォノイコ。しかしその一歩先の凄味やこわさを感じるために僕はイコライザーを頻繁に使います。レコードは音溝を針でひっかくため調整が必要な箇所が多くなります。どうしても不確定要素が多くなりますが、そこはとても楽しく感じるところでもあります。

CDではそんなにイコライザーに頼らないのですが、ことレコードでは使った方がホント楽しいです。昔のプリアンプを使っているのはそう言う部分も大きいのかもしれません。古いプリはイコライザーの効きがすごくいいのです。しかも使い始めるとすごく使い勝手が良いように出来ています。分かってるな〜と感じるんです。

もっとレコードに入っている音を引き出したい。最近特にそう思います。なんかちょっとレコードに支配されている様な気もしますが…。

答えは一つでないので、自分に合った、これイイんです〜を探したいですね。