空に問う。

空に問うても果てがない

精神病との境

2017-09-20 10:51:05 | 日記
生命エネルギーとは「生きるチカラ」のことで、呼吸により循環される体内システム。これに滞りが生じると気分も苛つくし、体調も優れなくなる・・・。

きっと父は祖母みたくなりたくなくて必死で抵抗をしているんだと思うけど、ときどき中身がおいらの知らない誰かであることも多い。ただ陽気で浮かれ気味になるが、日ごろの父よりは余程扱いやすい。ただまあ本人ではないのだから、相当に体力を消費させ、疲れやすくなってしまう。

灯台下暗しと言えば単にそこに思いが行かなかったおいらがバカなんだけど、いざ自分が胃がんで死ぬと思ったら、祖母が狐憑きであったとようやく重たい口を開いた。伯父は赤チンを飲んで自殺を図り、精神科に入院していたし、叔父は断ればいいだけの縁談を苦にして割腹自殺未遂を図ってる。まあ父の思い込みであった「死に至る病気にかかって死ぬ」も同じようなことなんだろうが、この人はかなりの部分の感情が死んでいるから、単に自分で命を絶つ気持ちが理解出来ていないんだと思う。

霊感もそうだったが、幼いころから死にたくてたまらなかったおいらは学校から帰ると柱に頭をぶち付けるような子供だった。何かに常に付きまとわれ、囁かれていたような感じだったのかなぁ・・・。

少しの霊感みたいなモノがあって、人には視えないモノが視えたり聞こえたりした。でもそんな気持ちが悪いこと(おいらには当たり前のこと)を云うと母に半そで半パンで隠れてるどこかをつねられた。だから口にしてはいけないんだと思っていた。

まあすぐに死にたがるのは精神的な疾患なんだろう。具体的にどんな状態になるのかまで父は話そうとしないから分からないけど、取り憑かれてるときの祖母は大変に醜いものだったんだろう。そういう状態だから祖母は今風に言うネグレクトで、育児放棄し、父ら兄弟は近所の新規か、奇特な近所の人に面倒を見て貰ってる。

寒暖の差が激しい今だからこそ、貧血で虚弱体質である父にもっとも応える季節だと思うが、無駄に体力を消耗させるように運動だと言い張り、外に出歩くる。そして戻ると死んだように寝る・・・。バカなんだよね。心の声も聞けないし、身体の上げる悲鳴すら分からないんだから。

それでも卑しく、飯だけはまりまりと食らう。腎臓が悪いから食事制限されてる野菜や食べ物も多い。だから生命活動に使う以外のエネルギーは蓄えておかないと体重が減る。体重が減ると生命活動さえままならなくなるのに、貯めておく分のエネルギーを消費させることばかりする。

で、体調を崩す。この繰り返しを2か月おきにやっている。父は知恵遅れの気があるんで、ルーティンしかこなせないし、学習能力がない。なのにだ、それを完全に否定する母は、自分の夫が常人であると思いたがり、「言って訊く」ように振舞う。言って分かるような人間ならたいした痛みでもないくせに病院に通い続けたりしないと思うけど。

痛いから病院へ行く。だからどこかが悪い。こういうロジックからずっと抜け出せない母には、知恵遅れの子供であるおいらたちの不安が見えないんだ。少し出自の良い母は世が世ならという未練にすがり、努力をしないで生きてきた女。男に養われるのが女の務めだと信じて疑わない。だから父の家業が傾いても働くことすらしなかった。

子供がいうのもなんだけどぱっと見は良い人間だが、口の悪い単にひねくれた性格の女性である。外面が言い分、いろんな面で雑。

母の好きな仏教は供養さえしていれば大丈夫な仏教で、母が嫌いな仏教は、供養だけでは足りぬから余計なことは一切するな、関わるなというおいらが説く仏教である。だけど墓掃除に行くなとか仏壇の世話をするなとか言うんじゃない。意味もなく毎日墓掃除に出かけたり、日ごろ花一輪仏壇に供えない、適当な供養しか出来ないのである。だからおいらは言う。「墓掃除を忘れたり、墓に花がなくても先祖は怒らない」至極全うだと思うけど、自分の行いにケチをつけられるのが溜まらない。「墓に行かなくても仏壇の世話をしたら?」これまた至極全うな意見を言うと反抗してくる。

墓掃除に行くのは他の檀家さんに褒めて欲しいからという自己顕示欲なんだ。「いつみても季節の花が飾られてる」と自慢ばかりを口にする。要するに実がないのだ。故人を悼む気持ちよりも褒められたい願望が優ってる。でも墓には先祖以外もいることは眼中にないし、仏壇はいつも埃まみれで汚れてる・・・。

次男の嫁ということもあって、父の実家の墓の掃除をする役目は義務付けられてはいないが、まったくもって手伝う気もない。父方の墓に行こうとして花を買おうとすると「もったいない」という。別に追花をする気もなく、入れ替えて帰るだけなのに「もったいない」という。

嫁に来た身分だから当然母方の世話をする義務は我が家にはない。ただ我が家しか地元にいないから代わりに世話をしてる。それだけのことなのに、マトモな仏事も出来ない。

障ると寄ってくるので、ここ最近は両方の墓にも仏壇にもいかない。あれしろ、これしろと指図を受けて話しても何もしない両親だから・・・。まあたいがい口で「良い両親だった」という奴らに限って世話など適当なんだってことは分かるけど。やってることは薄情で血も涙もない。善人ぶってるだけだし。

でもまあこの人たちが何もしないでいることに腹を立てている存在はおいらばかりを責めてくる。責められると死にたくなるし、気に入らないなら呪い殺せと思う。でもさ、身体を怠くしたり嫌な思いをさせるくらいしか能はない。ただ辛い日々が果てしなく続いてるだけ・・・。

神も殺してはくれなかったし、でも、それでも生きなきゃいけないという気力さえどんどん奪われ続けてる。都合がいい時だけ、お抱え霊媒師みたいに扱われててもね・・・。てめえらの根性が薄汚いから、ああいう成仏できないもんらがさばりついてきてんだと自覚すらしない。

真宗の寺は何個もあってネットでどれだけに検討をつけてみた。ここだと思う寺がやっぱり菩提寺と云うか、葬式でお経をあげに来る寺であった。そこにも参り墓のようなものがあると言ったのは確か母だったけど、それも適当だった。何もなかった。おいらがしたのは余計な結界切・・・。そこから出てきた未成仏はきっと近所の人に取り憑いてエロ事件でも起こすかな。ああこんなんではどこにも行き場がないし、逃げ場がない。

母方の方の先祖やおいらを苦しめているのは他家の霊障と祟り神なんだけど、修行もしてないおいらが退魔師を気取ってもしょうがないんで出来るだけの供養をしたいんだけど、近寄れば障りしか来ないんでソレも辛いし、父方の生者に祟る先祖らも見苦しいから近寄りたくない。

異常なんだよね・・・おいらはずっと命の危険に晒されていて、自分を守る術さえ手にしていない。

死ねたらいいんだけど・・・・。この世に未練などない。人の言う幸福からずいぶんと離れてしまったからだ・・・。

まあこんな両親の死後の世話もしなきゃいけないのというのが一番にやりたくない事。だから一日でも早く死にたい。

おいらのための人生なんか一つもなかった。

それが悲しいかな。




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