あんた

あんた



去年の今頃



お酒の瓶を片手に



「おれ、ボクシング見てくるわ」と言って



寝床に行ったね



その時が



最後のお酒だったのかなぁ



今頃



あの世で



友人たちと



楽しく宴会してるかもね



もうすぐ



新年だよ

なんのための正月

あーーー



お正月を迎える




ふたりと




一匹




明日は




買い出しに



ええもん買って




うさ晴らすか〜〜



それしか



思い浮かばない

飽きることとは

あと2日ある



バタバタ



したっても始まらない



だから



同じように



暮らす




そやけど



毎年



毎年



毎日



毎日



同じことの繰り返し



ええ加減



人生



飽きてきた

幸せ

私の幸せは



次男が



お腹いっぱい



ご飯食べてくれて



いつもニコニコで



いてくれたら



それ以上の



幸せはない



おまけに



猫も



ご機嫌さんなら



言うことない



自分なんて



二の次三の次でいい

無題

次男が生まれて



22年間



生まれてすぐ



脳内出血しているからと



告げられ



自分自身を取り戻すのに



二日間かかった



それから



半分諦めてください



手術しても



後遺症は残ると言われて



結局は



重度の知的障害と



てんかんが残った



ここまでの過程は



言葉に言い表せないほど



いろんなことがあった



その度に



乗り越えてきた



しかし



そのことは気付かず



今の私の状態が



羨ましいと言う人がいてる



愚痴は



書きたくないけれど



今の状態の私しか見ていない人が



何を私に対して言えるのだろう



私は頑張ってきた



いろんなことを犠牲して



頑張ってきた



褒めて欲しいとは思わないけれど



私を羨ましいと



思って欲しくない



それだけは



思って欲しくない

次男

やられたーーー！



冷蔵庫の中のハム



昼夜逆転の



次男に



全部食べられていた



おまけに



食パンの上に



ハムのっけてマヨネーズ



また



私が真夜中惚けて



作ったのかな？と思ったわ



次男も



なかなか



やるな！

ひとりと一匹

おまえは



何も知らなくて



いいなぁ



人間は



知り過ぎだよね



何も知らない方が



幸せかもしれない



次男も



知らないまま



その日を暮らす



そんな



ひとりと一匹に囲まれた



私の人生

大阪

大阪



難波界隈



クリスマスの日

椿バカ

何か一つに



こだわって



書くという行為



椿ばかり書く



椿バカに



なりたい気もする



それって自由だろ？

書

やはり



書は



毎日書かないと



気が済まん



負けん気が強いのか？



いま、



書がおもろいのか？



両方だな