若い頃よく彼氏ができると遊んでくれなくなる友人がいた。友情は一生だけど恋愛は旬のものだからねえ、と親友と笑った記憶がある。恋愛は旬のもの、よく言ったもんだ。旬を逃したあたしにもはや恋愛は遠く、彼氏優先の友人はいつのまにか結婚し疎遠になった。もはや一生か旬の区別もようつかん。だけど恋愛ソングで泣けなくなったあたしはやはり旬は過ぎさってしまったのだと感じる。素敵な曲はある。だけど昔みたいに自分に感情移入できないのだ。まあそれは恋愛してないからなんだろうけど。会社の女の人は相変わらず旦那の文句を毎日話す。曖昧に微笑んでみせるがかなりストレスがたまるのはひがみでしょうか?でもさ、嫌なら別れたらいーじゃんと思ってしまう。旦那の借りた部屋に住み、旦那名義の車に乗り、それで愚痴るなら旦那の立場ねーじゃん。大概、相談なんて答えが出ている。彼女もあたしに同調してほしいのだろう?分かっているくせに同調しないあたしは意地が悪い。恋愛は旬のものだから。おたしは呟く。あなたも旦那がいなくなれば旬の大切さに気がつくかもね、どっと疲れる。これが結婚した女としない女の差か?やっぱりあたしは自立しなきゃなあと思う。可愛くない、可愛くない。本当に。
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