真っ暗に広がる空には、今日も大きなお月様が明るく輝いています。
そのお月様から、離れた上の方に小さな星がいました。
星の名前はデューン、とてもとても小さな星でした。
そして、辺りを照らすピカピカとした光も他の星とは
比べ物にならないくらい小さく弱々しいものでした。
「ああ、せめて、あたしの光がもっと強かったら」
デューンはため息をついてお月様を眺めました。
お月様の回りは大きくて綺麗な星達が華やかな顔で輝いています。
デューンはお月様に恋をしていました。
お月様はいつも誰にでも平等に光を注ぎます。遥か彼方の地上では
暗闇から解放された森や川、沢山の人間の家が照らし出さます。
独りきりで背中を丸めて暗闇を歩いている人にもお月様は光をあげます。
寂しそうに歩いていた人もそれでにっこり笑い、家路につきます。
お月様の光は、魔法の光。全てを元気にする
お月様はいつも正しいの。
デューンはそんな暖かな光が大好きでした。
でもデューンはいつも小さく呟きます。
「お月様、あなたにあたしの光が届いていますか?
あなたにあたしの想いは、いえ、あたしの存在に気がついてますか?
だって、あたしはとても小さく無力だから・・・・。」
続く~
そのお月様から、離れた上の方に小さな星がいました。
星の名前はデューン、とてもとても小さな星でした。
そして、辺りを照らすピカピカとした光も他の星とは
比べ物にならないくらい小さく弱々しいものでした。
「ああ、せめて、あたしの光がもっと強かったら」
デューンはため息をついてお月様を眺めました。
お月様の回りは大きくて綺麗な星達が華やかな顔で輝いています。
デューンはお月様に恋をしていました。
お月様はいつも誰にでも平等に光を注ぎます。遥か彼方の地上では
暗闇から解放された森や川、沢山の人間の家が照らし出さます。
独りきりで背中を丸めて暗闇を歩いている人にもお月様は光をあげます。
寂しそうに歩いていた人もそれでにっこり笑い、家路につきます。
お月様の光は、魔法の光。全てを元気にする
お月様はいつも正しいの。
デューンはそんな暖かな光が大好きでした。
でもデューンはいつも小さく呟きます。
「お月様、あなたにあたしの光が届いていますか?
あなたにあたしの想いは、いえ、あたしの存在に気がついてますか?
だって、あたしはとても小さく無力だから・・・・。」
続く~
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