9日、土曜日は地元の友人kumaさん&谷Kさんと探検登山にいきました。
場所は、小松市大杉の大杉青年の家の近くにあるマセ山(馬塞山)です。
頂上付近に深さ5Mにも及ぶ洞窟があるらしく、
昔から行って見たいと思っていました。
私が元々、マセ山の存在を知ったのは小中学生の頃で、
地元の新聞で、『高校生がマセ山洞窟に落ちて骨折』的な記事を見て、
『やべー。地元にそんなアグレッシブポイントあるんかい!?行きてー!』
と思い、いつしか探検してやろう!!と企んでいましたwww
下記サイトによると
「マセ山頂上近く南側に岩石の間隙を利用した自然洞窟遺跡があります。
入り口は立坑約5mで横洞に至ります。
発見された土器の大部分は無文か縄文地で模様を有するものは数片だけで、
縄文時代後期と考えられています。
洞窟内にはコウモリが100匹程暗闇の中にぶら下がっていて不気味です。」
http://www.oh-sugi.com/seinen/index.php
と、まさに探検にはもってこいb
コウモリ見てー!!
しかし、県や市の観光HPとかにもちらりとのってるけど、何せ情報が少ないwww
http://www.city.komatsu.ishikawa.jp/oosugiseinennoie/135.html
http://www.hot-ishikawa.jp/mb/if_detail.php?id=900-kk000562
http://www.nihon-kankou.or.jp/soudan/ctrl?evt=ShowBukken&ID=17203cb3400104251
他にも分かったのは
・330mと低い山であること。
・中に住んでるコウモリはキクガシラコウモリである。
・土器のほかに、熊の骨も見つかったらしい。
・洞窟に入るには、懐中電灯必須である。
・私のお父さんは小学生の遠足で登ったらしい。洞窟に入ったとの記憶ありw
・貸田登山口から登れ!(?)
等々。
そして、長年の思いをいよいよ決行!!地図を参考に現地へ。
が、、、、、登山口がまったく見つからない罠wwww
少々行ったり来たりしてると、子鹿を発見w
ももみ『あ、子鹿☆』
kumaさん&谷Kさん「え、見たいみたい!!車止めるよ!、、、、、って今看板みたいなの見えた!」
一同『あ、地味にマセ山登山口とかいてあるw』
ということで、登山口発見!!w ぶっちゃけ、下草に隠れてて普通ならスルーです。
鹿さんありがとう☆
しかし、、、、HPでみた登山口名「貸田登山口」じゃないしw
『日渡口』ってかかれてる。
そして、何より不安なのが。。。。登山道はどこでしょう???www
山しか見えませんがwww
・・・・・・・・やべー。一同、不安・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「他にも、登り口があるんだよw さがそーぜw」と気を取り直して道をもどってみたり。
しかし、見つからないwww
そこで、草刈をしていたお婆ちゃん(第一村人)に聞いてみた。
ももみ『すいません。ちょっといいですか? (紙を見せつつ)マセ山に登りたいんですが、貸田登山口どこですか?』
お婆ちゃん「何?マセ山?すぐそこやけど。コウモリの岩見たいんやろ?
私も昔、若い頃見にいったわ(遠い目)」
ももみ『!?www (ちょ、何?コウモリの岩って!?違うけどあってるようなw 多分洞窟のことだわ。
てか、なんだこのRPG的展開www)
あ、はい、洞窟みたいです!でも、「貸田登山口」が分からなくて。。。 』
お婆ちゃん「(紙を見つつ) 貸田??? 『カッタ』か!漢字で書いたことないしすぐ分からんかったわw
カッタの口ってあこやね~? ねえねえ。この子ら、コウモリの岩見たいんやと」
といいつつ、お婆ちゃん2に呼びかける。
~いやいやw 「コウモリの岩」じゃなくて洞窟ですがwww~
てか、いつしか、お婆ちゃん2が出現www
お婆ちゃん2「そやそゃ、あこやぁ。でも、どーなっとるか分からんよ。
私もちぃちゃい頃登ったわぁ。 もう80にもなったしぃ、登れんけどぉ」
ももみ『へぇー。そうなんですか。。。
(てか、待てよw 「ちぃちゃい頃」って70年以上前の話かいw)』
お婆ちゃん1「やしぃ(だから)、ほんと今、どーなっとるか分からんわ。
けど、この子ら若いし登れるやろ。ほらあそこのお兄さんにも聞いてご覧~」
そうこうしてると、近くを夏合宿で子供の引率をしている30代中ごろの男性と子供たちが通りかかりました。
ももみ『すいません。マセ山に登りたいんですが、、、、』
男性「あー。小さい頃登ったけど、今じゃどうなってるか。。。最近の子供合宿じゃ登んないしね」
うわー。
なんか都市伝説みたいな感じになってきたwww
てか、相当マイナーな山なのかよ!!
なんか、話を総合すると、『昔は登ったけど、今は登らないwww』的な山なんですが。
おいおい。。。。
お婆ちゃん「すぐそこやし。(カッタの)登り口まで案内してあげるわ。ちょっとまっとって」
といいつつ、すばやくその辺の草刈をするお婆ちゃん。あぁ、なんていいお婆ちゃんなの!
そして、入り口まで案内してくれました。。。。が、そこはさっき子鹿がでた『日渡口』なんですが;;
お婆ちゃん「ここカッタや。ここでいいんや。入口下草でみえにくいんね」といいつつ、
登山道の草を刈り始めるお婆ちゃんwww
お婆ちゃん「ほら。これでわかりやすいやろ。あんたら若いさけ大丈夫や。三人寄ればなんとやらや、
がんばって登っておいで。道なりに進めば左にコウモリの岩見えるよ」
ALL『ほんと、ありがとうございます^^ がんばって登ってきます☆』
お婆ちゃん「あんたら、ほんといいお友達やねー。そしたら、今度は○○岳とか登ると、眺めもいいしいいよ~」
ALL『へー。なるほど』
ん?。。。ん!?。。。ざわ。。。ざわ。。。。この展開は。。。。
田舎のお婆ちゃんお得意の長話という展開か!?
お婆ちゃん「うちの孫とか、5歳ねんけど、前登って、さすがにダメやったわ。
それで、、、、、
10分後。。。。。。。。。。。(↑kumaさん&谷Kさん完全に『休み』の体勢にw)
それじゃあ、本当にありがとうございましたwwwと
私たちは、お婆ちゃんと別れたのであったw
お婆ちゃんマジデいい人でしたよ^^b
後編へ続くw
マセ山探検登山の巻:前編終了~
地元人のはずなのにぜんぜん知らなかった(マセ山)