さっき爆笑問題の番組で、「太田光が総理になったら」みたいなものをやっていた。スペシャルだったようだが、ホントは毎週やってるみたい。
途中から見たんだけど、太田が主張するマニフェスト「アメリカとは1年間国交断絶した方がよい」とか「株式投資は還暦以上の人がする」とか、まあ極端といっては極端だけど、この人の言っているの、すごっく良く分かる~!と思った。
まず、「アメリカと・・・」っていうのは途中からだったんですが、彼が言った、「あの国は戦争で負けてないからわからないんだ」って、私「シリアナ」で書いたのとおんなじ!私たち敗戦国は、「戦争なんて嫌なものだ、平和が一番いいんだ」って、負けたから方向を転換していけたわけなんですよ。それが、どうも最近の映画を見ていると、アメリカってそういう認識ないんだって言うのが良く分かる。だって、負けてないから。ベトナム戦争はあったけど、自国が戦場になったことないから。認識を改める機会がなかったんだよね。でも、9.11以降、確実にあの国の中で何かが変わってきてる。アメリカ人自身の多くも今の状況が分かってると思うし、だからこそいろんな映画もでてきてるわけで。
だから、日本もいつまでもアメリカに引っ付いていかなくってもいいんじゃないのか?と思うわけです。それぐらいあの気構えがあってもいいんじゃないかと。そしたら日本国民も真剣に考えるんじゃないかしら?
「株式投資・・・」も、まあ還暦以上とは言わないまでも、「楽して金儲けしようとする考え方が間違っている!」には大いに賛成。お金を稼ぐって苦しいことだよ。汗も流すし、涙も流すよ。そういう経験がないままに、若いときにお金だけドンと手に入れちゃって、そこからどうするんだろう?と思う。「楽してない」と言う反論もあるだろう。でも、石原良純も言ってたんだけど、「じゃあ、その巨額のお金手に入れて、君は社会的に何をしたいの?」って言うのがない。金儲けが人生の目的になってると言うか。だったらお金がすべての人間が出てきてもしょうがないよなあ。そんな日本でいいのか?と、太田。
最後、丸山弁護士が「結婚制度をなくす」と言うマニフェストを出した。極端だが、離婚訴訟を何百も見てきたと言う丸山弁護士が言うと、納得できる部分は多々ある。結婚そのものが悪いとは思わない。ただ、法的に制度としては不要なんじゃないかということだ。というのは、やはりそこの制度の「枠外」にある人は、どこか肩身の思いをして生きているからだ。例えば、離婚。しかも、バツイチとか言うけれど、「バツ」なんていう言葉自体がどうなのかなあ・・・それから「シングルマザー」。離婚してシングルマザーになる人もいれば、結婚はしたくないけれど、子どもは産みたいという女性も多い。しかし、そんな人々に優しい社会ではない。特に後者は、まだまだ認める社会にはなっていないだろう。それから「同性愛」。話題の「ブロークバック・マウンテン」も見たが、アレはもう「異端」。だから切ないんだけどね。「制度」は、それに当てはまらないものを排除してしまう。でも、誰にでも幸せを希求する権利はある。
そのバランスをどうとるか。
もともと爆笑問題って、政治とか時事ネタの漫才だったけど、なかなか面白いな、と思った。政治の問題って何も政治家だけの仕事じゃないはず。だから、そういうきっかけになるような番組なら、もっとあってもいいよね。昔から思ってたけど、今のテレビ番組って、つまらないもの。
途中から見たんだけど、太田が主張するマニフェスト「アメリカとは1年間国交断絶した方がよい」とか「株式投資は還暦以上の人がする」とか、まあ極端といっては極端だけど、この人の言っているの、すごっく良く分かる~!と思った。
まず、「アメリカと・・・」っていうのは途中からだったんですが、彼が言った、「あの国は戦争で負けてないからわからないんだ」って、私「シリアナ」で書いたのとおんなじ!私たち敗戦国は、「戦争なんて嫌なものだ、平和が一番いいんだ」って、負けたから方向を転換していけたわけなんですよ。それが、どうも最近の映画を見ていると、アメリカってそういう認識ないんだって言うのが良く分かる。だって、負けてないから。ベトナム戦争はあったけど、自国が戦場になったことないから。認識を改める機会がなかったんだよね。でも、9.11以降、確実にあの国の中で何かが変わってきてる。アメリカ人自身の多くも今の状況が分かってると思うし、だからこそいろんな映画もでてきてるわけで。
だから、日本もいつまでもアメリカに引っ付いていかなくってもいいんじゃないのか?と思うわけです。それぐらいあの気構えがあってもいいんじゃないかと。そしたら日本国民も真剣に考えるんじゃないかしら?
「株式投資・・・」も、まあ還暦以上とは言わないまでも、「楽して金儲けしようとする考え方が間違っている!」には大いに賛成。お金を稼ぐって苦しいことだよ。汗も流すし、涙も流すよ。そういう経験がないままに、若いときにお金だけドンと手に入れちゃって、そこからどうするんだろう?と思う。「楽してない」と言う反論もあるだろう。でも、石原良純も言ってたんだけど、「じゃあ、その巨額のお金手に入れて、君は社会的に何をしたいの?」って言うのがない。金儲けが人生の目的になってると言うか。だったらお金がすべての人間が出てきてもしょうがないよなあ。そんな日本でいいのか?と、太田。
最後、丸山弁護士が「結婚制度をなくす」と言うマニフェストを出した。極端だが、離婚訴訟を何百も見てきたと言う丸山弁護士が言うと、納得できる部分は多々ある。結婚そのものが悪いとは思わない。ただ、法的に制度としては不要なんじゃないかということだ。というのは、やはりそこの制度の「枠外」にある人は、どこか肩身の思いをして生きているからだ。例えば、離婚。しかも、バツイチとか言うけれど、「バツ」なんていう言葉自体がどうなのかなあ・・・それから「シングルマザー」。離婚してシングルマザーになる人もいれば、結婚はしたくないけれど、子どもは産みたいという女性も多い。しかし、そんな人々に優しい社会ではない。特に後者は、まだまだ認める社会にはなっていないだろう。それから「同性愛」。話題の「ブロークバック・マウンテン」も見たが、アレはもう「異端」。だから切ないんだけどね。「制度」は、それに当てはまらないものを排除してしまう。でも、誰にでも幸せを希求する権利はある。
そのバランスをどうとるか。
もともと爆笑問題って、政治とか時事ネタの漫才だったけど、なかなか面白いな、と思った。政治の問題って何も政治家だけの仕事じゃないはず。だから、そういうきっかけになるような番組なら、もっとあってもいいよね。昔から思ってたけど、今のテレビ番組って、つまらないもの。