もむでんブログ

本日決勝:高校サッカー選手権大会

本日高校サッカー選手権大会の決勝が14:00から国立競技場で行われます。
初出場で決勝進出した山梨学院大付属対青森山田の対戦という、新鮮な顔合わせとなりました。

山梨学院大付属は初出場で決勝進出ですから、勝てばもちろん初優勝で、山梨県勢としては5年連続ベスト4の実績を残した1982年の韮崎以来の決勝進出で、県勢としても初優勝を目指します。
一方の青森山田は青森県勢としての決勝進出も初めて。

今大会は国見や帝京を除けば、ネームバリューはあまり高くないチームが多く、しかも近年好成績を修めていなかった県勢が上位進出という、まさに群雄割拠の大会となりました。

決勝がどうなるか、という予想ですが、正直まったく読めません。
タレントを揃えて有利と見ていた青森山田も関大一の粘りに苦しみ、PK戦での決勝進出という結果です。

では、傾向から占ってみましょう。
(1)二回戦からの登場校が有利
(2)決勝進出までの失点が少ないほうが有利

【2008年大会】広島皆見3-2鹿児島城西
 鹿児島城西は準決勝まで27得点、失点も毎試合の11。
 優勝した広島皆見とともに一回戦からの登場でした。
【2007年大会】流経大柏4-0藤枝東
 流経大柏は攻撃力で優勝したイメージがありますが、
 実は決勝まで1失点、対して藤枝東は2失点でした。
 流経大柏は二回戦からの登場で、藤枝東は一回戦からでした。
【2006年大会】盛岡商2-1作陽
 盛岡商、作陽とも準決勝まで3失点。
 登場は盛岡商が二回戦からに対して作陽は一回戦でした。
【2005年大会】野洲2-1鹿児島実業
 野洲は一回戦から登場し3失点に対して鹿実は二回戦からで無失点。
 この年度は逆の結果です。
 野洲11得点に対し、鹿実14得点と得点力でも鹿実が上回っていました。
【2004年大会】鹿児島実0-0(PK5-4)市立船橋
 鹿実1失点に対し、市船は2失点。登場は両校とも二回戦から。
【2003年大会】国見6-0筑陽学園
 国見1失点に対し筑陽は7失点。両校とも二回戦からの登場。
【2002年大会】市立船橋1-0国見
 二回戦から登場の国見2失点に対し、市船は一回戦からで1失点。
 ただしこの年は準決勝と決勝の間が6日間と過去最長でした。
【2001年大会】国見3-1岐阜工 
 国見、岐阜工ともに4失点ですが、国見は二回戦。岐阜工は一回戦から。
【2000年大会】国見3-0草津東
 国見1失点に対し草津東4失点。登場は両校とも一回戦から。
【1999年大会】市立船橋2-0鹿児島実業
 市船無失点に対し鹿実は3失点。登場は両校とも一回戦から。

とまあ、このジンクスは過去10年で9割程度の的中率です。

ついでなのでもっと見てみましょうか。
【1998年大会】東福岡4-2帝京
 東福岡2失点に対し帝京3失点、両校とも二回戦から。
【1997年大会】東福岡2-1帝京
 東福岡1失点に対し帝京2失点、両校とも一回戦から。
【1996年大会】市立船橋2-1桐光学園
 市船、桐光とも2失点、市船は一回戦、桐光は二回戦から。
 この年も外れていますが、市船18得点に対し、桐光7得点。
【1995年大会】鹿児島実業2-2静岡学園(両校優勝)
 鹿実、静学とも4失点、鹿実は二回戦、静学は一回戦から。
 同時優勝ですから参考記録です。
【1994年大会】市立船橋5-0帝京
 市船、帝京とも1失点、両校とも一回戦から。
 ジンクス上は互角ですが、市船12得点に対し帝京はわずか5得点。
 帝京は2PK勝ちという苦しい勝ち上がりでした。
【1993年大会】清水商業2-1国見
 清商、国見とも2失点。両校とも二回戦から。
 得点力は国見が上でしたが、インターハイ準優勝の鹿実以外は
 無失点の清商の守備力が上回りました。
【1992年大会】国見2-0山城
 国見、山城とも2失点でしたが、国見は二回戦、山城が一回戦から。

とまあ、この辺にしておきますがやっぱり傾向は同じです。
というわけで、ここまでの結果を見てみますと、
 山梨学院2失点、一回戦から
 青森山田3失点、二回戦から
失点が少ないほうがやや実績が上回っていますので、山梨学院初優勝!
ということで締めくくりたいと思います。
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