勝手に発表！大つけ麺博日本一決定戦2 お気に入りランキング

大つけ麺博はこの11月6日でグランドフィナーレを迎え、投票による日本一を決定しているはずですが、結果は見ていないので、個人的な好みのランキングを昨年に続いて今年も発表したいと思います。

まず、第一陣から第四陣のお店と出品作を総ざらいしましょう。

第一陣：
麺堂　稲葉 出品作：「つけめん『ウルトラソウル』～大つけ麺博style～」。
麺屋あっ晴れ　つけめん堂 出品作：「濃厚焼き干しつけ麺」
麺　風來堂 出品作：「札幌つけ麺（味噌）」
麺や而今 出品作：「濃厚魚貝三獣士つけ麺」
九州麺魂　毘侍家 出品作：「超ド級濃厚スープ　風林火山つけ麺」
吉田商店 出品作：「濃厚鶏つけそば」

第二陣：
麺屋　白神 出品作：「肉盛り生姜味噌」
麺処蒼生 出品作：「あおいつけ麺」
ラーメンJACKSON'S 出品作：「きゃに～かにゅかにゅ☆濃厚カニつけ麺」
中華蕎麦　とみ田 出品作：八年目の豚骨魚介
竹本商店☆つけ麺開拓舎 出品作：「比内地鶏と海老にぼつけ麺」
博多一幸舎 出品作：「一幸舎濃厚魚介豚骨つけ麺」

第三陣
無鉄砲　無心 出品作：「豚骨馬鹿が作るど直球濃厚つけ麺」
肉玉そばおとど 出品作：「肉玉つけ麺」
IKEMEN HOLLYWOOD 出品作：「ジョニーディップ」
五福星 出品作：「桜エビの低温焙煎全粒粉つけ麺」
信州鶏白湯気むずかし家 出品作：「信州鶏づくしつけそば2013」
頑者 出品作：つけめん

第四陣
中華蕎麦サンジ 出品作：「サンジのつけめん2013」
ラーメン人生JET 出品作：「濃厚鶏煮込みつけ麺　鶏軍、暁の出撃」
錦本店 出品作：「濃熟比内地鶏つけ麺」
六厘舎 出品作：「つけめん」
麺屋　卓朗商店 出品作：「Super塩つけ麺～スモーキーなチャーシューを添えて～」
支那そばや 出品作：「佐野実のガチンコつけ麺」

いやぁ、週2回3食ずつ×4週と、良くも食べたものですね・・・。
食べる密度が濃かったせいか、昨年に比べてもあまり細かく覚えていないので、ブログの記事を頼りに記憶をたどって書いていきたいと思います。

それでは第24位！
麺屋　白神 出品作：「肉盛り生姜味噌」
味噌と生姜を前面に出し、具は味噌に合うひき肉と、チャレンジングなつけ麺でしたが、味噌が濃い分味がやや単調でしたでしょうか。

第23位！
IKEMEN HOLLYWOOD 出品作：「ジョニーディップ」
うーん、洋風つけ麺という新ジャンル開拓の意気やよし、なのですが・・・。
この味の組み立てだとスープパスタには勝てないんじゃないでしょうか。
チャーシューは美味しかったです。

第22位！
九州麺魂　毘侍家 出品作：「超ド級濃厚スープ　風林火山つけ麺」
北九州らしく豚骨ストレートのつけ麺でしたが、やはり気になったのはつけ麺でなくラーメンで良いんじゃないか、ということでしたね。
ラー油とマー油で与えたインパクトは良かったですが。

第21位！
五福星 出品作：「桜エビの低温焙煎全粒粉つけ麺」
何でしょうかね・・・、見た目よりインパクトが薄かった気がします。
和風にこだわったせいだと思いますが。
全粒粉を使った麺は美味しかったです。

第20位！
ラーメンJACKSON'S 出品作：「きゃに～かにゅかにゅ☆濃厚カニつけ麺」
カニの風味をとことん活かすというコンセプトでしたが、ちょっと凝り過ぎでしょうか。
こちらもスープパスタにかなわないような・・・。

第19位！
博多一幸舎 出品作：「一幸舎濃厚魚介豚骨つけ麺」
昨年の臭いが漂うほどの豚骨つけダレのほうが博多らしさがあったのですが・・・
ただし、ストレートな豚骨だと、つけ麺の必然性が薄れてラーメンのほうがおいしいかもといういつもの葛藤がありますが。

第18位！
肉玉そばおとど 出品作：「肉玉つけ麺」
つけ麺に肉というガッツリ系つけ麺。
しつこくなりそうなところを卵黄が助けてくれ、肉とつけ麺の共存をうまく実現しています。

第17位！
麺屋　卓朗商店 出品作：「Super塩つけ麺～スモーキーなチャーシューを添えて～」
今回唯一の塩つけ麺で、清湯スープをベースにしたつけダレは美味しかったですが、例によってつけ麺にする必然性があるかという点が気になりますね。

第16位！
支那そばや 出品作：「佐野実のガチンコつけ麺」
若手が知らないであろう「ガチンコ」を出品作名に持ってきました。
清湯ベースの旨みたっぷりな醤油味のつけダレ、ふすまを入れた麺。
ざるそばが蕎麦とダシの美味さを味わうための料理なら、こちらも小麦とダシの美味しさを味わう料理だと言って良いでしょう。
山わさびを加えるとますます和風の味わいに近くなって美味しかったです。
ただ、トッピングのイクラがつけダレにたくさん残ってしまいましたが・・・。

第15位！
竹本商店☆つけ麺開拓舎 出品作：「比内地鶏と海老にぼつけ麺」
昨年は5位に推しましたが、今年は昨年ほどの衝撃を感じずランクダウン。
昨年の伊勢海老のインパクトが強すぎだったかなあ・・・。

第14位！
麺や而今 出品作：「濃厚魚貝三獣士つけ麺」
今回初参戦ですが、予想以上に美味しかったです。
牛豚鶏のトリプル動物系に、魚介系は魚だけでなくアサリも加えているそうで、複雑なうまみがあふれる一品でした。

第13位！
無鉄砲　無心 出品作：「豚骨馬鹿が作るど直球濃厚つけ麺」
本当に豚骨だけで取ったのか？と思うほど濃くてドロドロのつけダレはインパクト抜群。
最初の一口はマイルドながら徐々に濃厚さが感じられてくること、そのマイルド＆濃厚を受け止める極太麺と、ドロ系好きにはたまらないのですが、極太麺と合わせてハットトリック作戦の三杯目には重たかったなあ・・・。
単純に自分の作戦ミスですが。

第12位！
信州鶏白湯気むずかし家 出品作：「信州鶏づくしつけそば2013」
こちらもつけ麺＋肉のガッツリ系。
つけ麺そのものの美味しさで肉玉そばおとどより上位に持って来ました。
トッピングの山賊焼きそのものも美味しいのですが、つけ麺の具なのかなあというところが引っ掛かって昨年よりもランクダウン。

第11位！
麺屋あっ晴れ　つけめん堂 出品作：「濃厚焼き干しつけ麺」
「開花楼」の極太麺に、濃厚魚介豚骨のつけダレですが、焼きアゴを使って魚介をより濃厚に、しています。
インパクトも抜群で美味しかったですが、味付けが自分には少し濃かった印象でベスト10ならず。

第10位！
麺処蒼生 出品作：「あおいつけ麺」
初参戦の濃厚魚介豚骨系でしたが、つけダレはクリーミー、麺は極太で小麦の味が濃く、非常に美味しかったです。
具は鶏胸肉4枚、鶏団子に豚団子と、隠れた肉ガッツリ系ですが、意外にペロリと食べれてしまいました。

第9位！
錦本店 出品作：「濃熟比内地鶏つけ麺」
鶏にこだわったつけ麺で非常に美味しかったです。
ただ、つけダレには魚介を加えていたので、もっと鶏だけにこだわっても良かったのかなあという気もしました。

第8位！
麺　風來堂 出品作：「札幌つけ麺（味噌）」
つけ麺の中に味噌ラーメンを再現したという点で、これまでの味噌つけ麺の概念を打ち破った逸品だと思っています。
北海道出身なので少しひいき目になっているかもしれませんが・・・。

第7位！
頑者 出品作：つけめん
昨年は超濃厚系でのチャレンジでしたが、今年は名前もシンプルに本来の味（多分ですが・・・）で勝負してきました。
濃厚魚介豚骨系のパイオニアだけあってさすがの味です。

第6位！
吉田商店 出品作：「濃厚鶏つけそば」
こちらも初参戦ですが、濃厚な鶏白湯にが非常に美味しかったです。
トッピングが味玉・つくね・小松菜などバラエティに富んでおり、岩海苔で味の変化も楽しめてよかったです。

第5位！
ラーメン人生JET 出品作：「濃厚鶏煮込みつけ麺　鶏軍、暁の出撃」
出ました、またもや濃厚鶏白湯系。
クリーミーで鶏の旨みがあふれる、鶏白湯好きにはたまらないつけ麺でした。
ただ、具は豚肉のチャーシューなんですよね・・・。鶏にこだわって欲しかったですね。

第4位！
麺堂　稲葉 出品作：「つけめん『ウルトラソウル』～大つけ麺博style～」。
鶏白湯系ではここを最上位に持ってきました。
ドロ系で鶏のマイルドな旨味が一番濃く出ていたのはここだと思います。

第3位！
中華蕎麦　とみ田 出品作：八年目の豚骨魚介
3年前に浜松町の同イベントで食べてから大きな変化はないものの、微妙にアレンジしつつ、ベースを変えずに高いレベルの味を続けているところがすごいです。
麺は他にも似たところがありますが、小麦の濃い味にぎゅっとした歯応えで、ここが一番好きです。

第2位！
六厘舎 出品作：「つけめん」
ここも中華蕎麦　とみ田と同じで、味がぶれないと言う意味で上位なのですが、ガツン系のとみ田とマイルドな六厘舎、どちらを選ぶか個人の好みが出た格好でしょえか。

第1位！
中華蕎麦サンジ 出品作：「サンジのつけめん2013」
昨年2位に推しましたが、同1位の「麺屋　あごすけ」が不参加で、ついに1位に！
牛豚鶏に魚介をバランス良く使った美味しさは昨年に続いて健在。
トマトを使ったスープ割りは変化球ですが、ミネストローネのような味が、大変美味しかったです。
まだ歴史が浅いつけ麺界でチャレンジしている点もプラス評価です。

さて、今年は魚介動物系と鶏白湯が上位に並ぶと言う過去の傾向があまり変わりませんでした。
その中にあって昨年は伊勢海老でインパクトを残したあごすけを1位にしたわけですが、今回は不在のため、繰り上がるような順位になった印象です。

では、審査結果を見てみるとしますか。