65年経った今、大東亜戦争を経験した世代も高齢化が進んでいる。
特に、兵士などで戦地に赴いた人々はもう80を超えている。
そんな中、国に謝罪と賠償を求める動きがあるという。
兵士として赴いた者には、戦後補償がされてきた。
しかし、本土に残っていた女性や子供には、一切の補償がされていない。
その人々が原告となり、国に対して裁判を起こした。
結果は東京地裁で敗訴。
当然である。
戦争を起こしたのは、その上の世代であり、弱者の立場からすれば、救済があってしかるべきという意見も理解できるが、如何せん時が経ち過ぎているだろう。
地裁の判決が出た際「国が立法すべき」との補足があったという。
しかし、今この国にそんな余裕があるだろうか。
戦後日本の発展を支えた人々を、蔑ろにするつもりはない。
だが、これ以上の負担を若者に押し付けるのはやめて頂きたい。
この先、日本という国が大幅に成長する要素はない。
いつクビを切られるか、いつ会社が倒産するか、いつ給料が減額されるか…。
そんなことに怯えながら日々を過ごしている若者は、多額の借金を背負わされているのだ。
年金が貰える保障すらない中、国は国民の義務だと言って、掛け金をどんどん取り立てようとする。
とっくに死んでいる人間に対してはいつまでも払い続け、今を戦々恐々として生きている者に対しては義務を押しつける。
行政の怠慢で、一般市民の生活が脅かされることがあってはならない。
現在、100歳以上に対してのみ確認が急がれているが、年金の受給資格を持つ全員に対して、生存確認を取るべきである。
その際、死亡が明確であるのに年金を受け取り続けていた遺族には、詐欺罪での立件など厳しい処罰が下されるのは当然である。
この国がおかしくなったのは、今に始まった話ではない。
自民党の一党支配が長く続き、腐敗も進んだ。
その膿を出す為に国民が選んだのが、現在、国民不在の中で代表選が行われようとしている、民主党である。
先の参院選で、国民は民主党にNOを突き付けたはずである。
それを一切無視し、政治と金の問題を取り沙汰されていた幹事長が、党代表の座を虎視眈々と狙っている。
これでは一党独裁どころか、小沢個人の独裁である。
それを支持する議員が数多くいるというのだから、もう呆れる他ない。
本当は呆れている場合などではないのだが、もう国民から合法的にNOを突き付ける手段が残っていないのだ。
次の衆院選まで、あと3年。
小沢は以前「私が代表になる際には、国民の是非を問う」と言っていたが、衆院の解散はまず行われないだろう。
もし本当にそんな気があるのであれば、参院選での大敗はどう考えているのか聞いてみたい。
それを踏まえた上での、代表選立候補であるのなら、民意を全く無視しているとしか思えないからだ。
それではなぜ、この国はここまで腐ってしまったのか。
答えは簡単だ。
今回、国に保障を求めている世代が、きちんと政治に向き合ってこなかったから。
そのことが一番の要因であろう。
政治の腐敗は一昼夜にして進むものではない。
大東亜戦争が終わり、戦後の復興期を経て、高度経済成長、そしてバブルの崩壊。
これらの全てに、私たちは深く関わっていない。
子供時代にバブルを経験してはいるが、特に恩恵を受けた覚えもない。
気が付いたらロスジェネと呼ばれ、再度の就職氷河期を迎えている。
ゆとり世代だって、好きでゆとり教育を受けてきたわけではない。
大人たちが勝手に決め、社会に出たら問題児扱いを受ける。
これもまた、保障を求めている世代が犯した大罪である。
世代間の溝は、今までにないほど深まっているのではないだろうか。
「いまどきの若い者は」と言える程、現在の大人たちは成熟しているとは思えない。
むしろ、常識知らずな言動を繰り返しているのはいわゆる大人達の方ではないのか。
最近街を歩くと、そう思うことが多々ある。
今こそ、温故知新の精神で、日本を立て直さなければならない時期なのだと思う。
特に、兵士などで戦地に赴いた人々はもう80を超えている。
そんな中、国に謝罪と賠償を求める動きがあるという。
兵士として赴いた者には、戦後補償がされてきた。
しかし、本土に残っていた女性や子供には、一切の補償がされていない。
その人々が原告となり、国に対して裁判を起こした。
結果は東京地裁で敗訴。
当然である。
戦争を起こしたのは、その上の世代であり、弱者の立場からすれば、救済があってしかるべきという意見も理解できるが、如何せん時が経ち過ぎているだろう。
地裁の判決が出た際「国が立法すべき」との補足があったという。
しかし、今この国にそんな余裕があるだろうか。
戦後日本の発展を支えた人々を、蔑ろにするつもりはない。
だが、これ以上の負担を若者に押し付けるのはやめて頂きたい。
この先、日本という国が大幅に成長する要素はない。
いつクビを切られるか、いつ会社が倒産するか、いつ給料が減額されるか…。
そんなことに怯えながら日々を過ごしている若者は、多額の借金を背負わされているのだ。
年金が貰える保障すらない中、国は国民の義務だと言って、掛け金をどんどん取り立てようとする。
とっくに死んでいる人間に対してはいつまでも払い続け、今を戦々恐々として生きている者に対しては義務を押しつける。
行政の怠慢で、一般市民の生活が脅かされることがあってはならない。
現在、100歳以上に対してのみ確認が急がれているが、年金の受給資格を持つ全員に対して、生存確認を取るべきである。
その際、死亡が明確であるのに年金を受け取り続けていた遺族には、詐欺罪での立件など厳しい処罰が下されるのは当然である。
この国がおかしくなったのは、今に始まった話ではない。
自民党の一党支配が長く続き、腐敗も進んだ。
その膿を出す為に国民が選んだのが、現在、国民不在の中で代表選が行われようとしている、民主党である。
先の参院選で、国民は民主党にNOを突き付けたはずである。
それを一切無視し、政治と金の問題を取り沙汰されていた幹事長が、党代表の座を虎視眈々と狙っている。
これでは一党独裁どころか、小沢個人の独裁である。
それを支持する議員が数多くいるというのだから、もう呆れる他ない。
本当は呆れている場合などではないのだが、もう国民から合法的にNOを突き付ける手段が残っていないのだ。
次の衆院選まで、あと3年。
小沢は以前「私が代表になる際には、国民の是非を問う」と言っていたが、衆院の解散はまず行われないだろう。
もし本当にそんな気があるのであれば、参院選での大敗はどう考えているのか聞いてみたい。
それを踏まえた上での、代表選立候補であるのなら、民意を全く無視しているとしか思えないからだ。
それではなぜ、この国はここまで腐ってしまったのか。
答えは簡単だ。
今回、国に保障を求めている世代が、きちんと政治に向き合ってこなかったから。
そのことが一番の要因であろう。
政治の腐敗は一昼夜にして進むものではない。
大東亜戦争が終わり、戦後の復興期を経て、高度経済成長、そしてバブルの崩壊。
これらの全てに、私たちは深く関わっていない。
子供時代にバブルを経験してはいるが、特に恩恵を受けた覚えもない。
気が付いたらロスジェネと呼ばれ、再度の就職氷河期を迎えている。
ゆとり世代だって、好きでゆとり教育を受けてきたわけではない。
大人たちが勝手に決め、社会に出たら問題児扱いを受ける。
これもまた、保障を求めている世代が犯した大罪である。
世代間の溝は、今までにないほど深まっているのではないだろうか。
「いまどきの若い者は」と言える程、現在の大人たちは成熟しているとは思えない。
むしろ、常識知らずな言動を繰り返しているのはいわゆる大人達の方ではないのか。
最近街を歩くと、そう思うことが多々ある。
今こそ、温故知新の精神で、日本を立て直さなければならない時期なのだと思う。