普段はテレビをほとんど見ない人なのですが、
たまたま午前中にテレビを付けたところ、
教育が腐っているとはこういうことか、と
妙に納得してしまった番組がありました。
あくまでも番宣で見ただけですので、
どういった番組構成で放送されるのか
本来なら、きちんと見てから判断すべきですが
あまりの酷さに書かせて頂きます。
それは以下のような問いから始まりました。
「暴走したトロッコが自分のほうに走ってきます。
自分は、ポインタを切り替えることが出来る権利を持っています。
ただし、ポインタを切り替えた先には一人の人。
変えなければ五人の人が犠牲になります。
あなたはポインタを変えますか?
変えませんか?」
といったような問いだったと思います。
そこでメインパーソナリティの林家こぶ平
(注:正蔵の名を継ぐほどの大物ではないと感じておりますので、
あえてこぶ平とさせていただきます)が
「自分を犠牲にしてトロッコを止める」と言ったところ、
菊間アナが「その答えはないんですよ」と。
完全に二者択一なんだそうだ。
「変えるか?変えないか?」
なんで?
こぶ平は偽善ぷりが酷いからまぁほっといたとしても。
「線路に石を置いて、脱線させる」だったら、
どこにも犠牲者出さずに済むんじゃないかなーとか思うんですけどね。
菊間アナが「変えた場合にはどうなるか、
変えなかったらどうなるか、
それを大人が子供にどう教えるか」と言ってたんで。
これはMXが慢心していることの表れじゃないっすかねー。
これは子供の想像力を否定し、
大人が扱いやすい子供を育てるためですかね。
「何でも言うことを聞くおもちゃ」を作るため?
子供の想像力は無限です。
しかし、最近街で見かける子供は、
どこか寂しげな顔をしていたりします。
もっとみんな外で遊んだり、きっとしたいのに
世の中が物騒になり、公園で遊ぶのも危険。
そんな世の中を作り出した大人は、
子供の思考までを変えるつもりなんですかね。
どこまで腐ってる国なんですかね、ホント。