和洋折衷

これも和モダンで作ったイメージです
前回と違い洋風色が強いと思います



瓦を平型にしている事と前面のアクセントとなる壁が洋風色を強くしていると思います
色の組み合わせが色々考えられる外観だと思いますので、それも楽しみのひとつですかね

和モダン

最近は間取りばかり紹介していましたので、久々にパースです

和モダンというイメージはとても範囲の広いくくりだと思いますが、当設計室が和を重視してデザインするとこんな感じになります



和モダンの場合、洋風よりになるか和風よりになるかは、屋根の形と屋根材が大きく左右するのではないかと思います

今回のイメージは、弊社が得意とする数奇屋をモダンにアレンジしてみました
なので、屋根もシンプルでスッキリとさせ、瓦も和型でイメージしています
その結果、和風よりの和モダンになったのかなと思います

歴史を残す家

なにの図面かというと
昨日調査した古民家の柱の位置をあらわした図面です
心得のある方ならこの柱配置を見るだけでわかると思いますが、かなり昔に建てられた家です

愛着のある家をどうしても残したいとのご要望で、減築して耐震補強を行う計画を提案をする事になりました

昨日の調査で把握した柱配置を元に、さらに土台や梁などの調査を行い、現在の家の状況を完全に把握します
もちろん法的にもある程度、整合性を考えながら計画していくつもりですが、建築基準法には減築の定義がないためお役所の担当課に問い合わせながらプランを作成していく事になるでしょうね

過去にも数件古民家改修をやってきましたが、増築ではなく大幅な減築による耐震補強はなかったので、これまでのノウハウを活かしつつ、素敵な提案をしたいですね

スイートルーム

以前もご紹介した隠居計画を勝手にスイートルーム計画と呼んでいるプランの続編です

○お客様のご要望
全体的にもっと広く
×設計室の解釈
スイートルームの名に恥じないようもっと広く

○お客様のご要望
以後車椅子にも対応できるように考慮して
×設計室の解釈
スイートルームの名に恥じないよう建具などもっと大きくゴージャスに

これで決定ではないですが、大体の方針は決ったところです
スイートルーム完成に向けて一歩前進ですかね

プライバシーと開放感

住宅密集地ではなかなか難しいのが、プライバシーを守りつつ開放感を実現すること

彩光は確保しつつも、視線は遮る
各部屋の連続性を保ちながらも、プライベートゾーンとは一線をひく
当然、ある程度合理性のある動線を維持はしつつもお客の動線とは出来るだけ重ならないようにする
などなど

つまり閉鎖と開放といった、相反する条件を一つの家に詰め込むことになります

今回のプランはそういった条件をある程度満たした間取りになったのではないかと思います
しかしこのプランはお客様に提案する前にボツとしました
理由は秘密ですが、我ながら普段では絶対しないようなミスをしていました

なので、今までのボツ作品とはちがい、誰も見たことのないままボツ作品になったかわいそうなプランです