角田建設企画設計室のあれこれ

大分の建設会社 素敵な建物をあなたへ

パースの練習

2012-11-20 17:34:43 | 室長小言
以前からもっと素敵なパースが書きたいと思ってまして、ちょうど先日良いセミナーがあったので参加してきました
が、とてもいい話を聞いたにもかかわらず練習する暇がなく、相変わらず我流で描いておりました

セミナーの先生の実演で特にいいなと思ったのがスピードでして、目の前で描く事をテーマにしているだけあって、素敵なパースを驚きの速さで描いていました

私の我流の描き方だと下絵を描いて再度丁寧に書くような感じですので、とにかく遅いんです
また伝える必要のないような細かい部分も描こうとして、返ってバランスの悪いパースになったり
一昨日までの我流パースはこんな感じです


昨日からちょっとセミナーを思い出しながら練習して、次回の打ち合わせに使おうと思っているパースがこちら

まだまだですし今までのパースはなんなのかというくらい雰囲気の違うパースを練習していますが
必要な情報となんとなくイメージは伝わるかなと思います
驚きなのは時間です
我流のときの1/5位のタイムで完成です

といあえす、もっと練習しようと思います

脅威的なCG

2012-06-08 08:21:46 | 室長小言
早めの夏かぜでダウンしておりましてまたブログをサボっておりました
と言い訳しつつ、お休み中に見つけた小ネタをまじえながら弊社のパースについてのご紹介です

スクウェア・エニックスによる「挑戦的映像作品」
という記事を見つけました

スクウェア・エニックス、通称スクエニですが、1970~80年代の方は

スクウェア=ファイナル
エニックス=ドラクエ

の方がなじみがあるのではないでしょうか
私はファイナル派でした

ファイナル派の私がいうのもなんですが、ファイナルは昔から映像にこだわった作品だったと思います
ゲームというより芸術的な要素が強いと思います

そんなスクエニが今回、今後の方向性と決意表明も兼ねた作品が
Agni's Philosophy
(↑デモ映像ですがほとんど映画です)
です。ハイクオリティーな物をユーザーに提供する決意の現われだそうです

ココからパースの話ですが
クオリティーやレベルには大きな差がありますが
実はPCで作成する建築パースもゲームのような技術の3DCGです

弊社の場合、専用CADでまずモデリングという作業をします
このモデリングとは現実世界でいう模型作りみたいな作業です
モデリングで建築パースの9割以上完成していますが、まだ模型です

ここから3DのCGであるための残り1割にして最も重要な
レンダリングという作業に入ります
このレンダリングという作業、重要なだけに、ある程度高性能なパソコンで、結構な時間がかかります
弊社のレンダリングソフトの能力を10段階で表すと
大体5くらいのレベルで作成した画像が、このブログでも紹介しているパースになります

でなぜ、5くらいで作成かというと弊社のパソコンがCADに対して高性能ではないからです
昔は高性能だったんですけどねCGの進化のペースが速いんです

という風な感じで設計の裏側でもゲームのような技術を使っています
現在は家庭のパソコンも高性能になったので
リアルタイムレンダリング という技術もあるそうです
この辺はまだまだ無知ですが、そのうち建築業界にも必要になるかもしれませんね

ということで、弊社レベル5のパースはコチラから
パースコレクション内観
パースコレクション外観
(スクエニ映像を見る前にお願いします)

意味のあるリフォームのススメ

2012-05-10 08:04:03 | 室長小言
ゴールデンウィークよりブログをサボって参りました
5月は各種総会や会合が多いためと言い訳しつつ、昨日の会合で見つけたリフォーム向け商品のご紹介です

の前に

リフォームは色々な事柄があり一言でくくるのは難しいのですが、
ざっくりいうと、化粧系と性能向上系になると思います

化粧系とは、内外装を綺麗にしたり、気になった場所を綺麗にする事を目指します
性能向上系とは、間取りの変更やオール電化、耐震に制震など家の機能自体の向上を目指します

どちらも、目的を達成できれば、いい工事だったといえますが、
そのついでに簡単に出来る工事や他の方法という物もあったりします

例えば、外装の塗装をする場合、塗料の種類で遮熱性能や防水性能が向上したり、
屋根の葺き替えの際に適切な換気口を設けたりと一見単純な化粧系リフォームでも、ちょっとの事で性能向上系リフォームになったりもします

さほど金額に差がないのなら、性能も向上した方が良いに決まっています
性能向上をもともと目指していたのならば、より高性能になった方が良いですよね

そこでちょっとの事で性能が向上する昨日見つけた商品のご紹介です

性能は弊社オススメのWB工法のメーカー製なので間違いないと思います
なにかのリフォームに合わせて使って見るといいと思いますよ

でも必ずオススメする訳ではないのでご注意を
その家の状態に合ってなければ、意味の無い工事になりかねませんからね
リフォーム系の商品はこれに限らず、意味の無い工事にならないように気をつけて使って下さいね

感謝をカタチに

2012-04-17 08:04:50 | 室長小言
先週の話ですが、会社に一通の電話が
とって見ると、御施主様からでした。内容は一言

「直に来い

クレームならそんな言い方をする御施主様ではないので、
緊急事態だと思って駆けつけると、お客様がお出迎え。
」と思いつつも中に招き入れられると、
なんだか見覚えのある後ろ姿

なんと現在プランニング中のS様

事情を聞くとS様はその御施主様とお友達だったらしく、
遊びがてら家を見に来ていました

弊社のプランニング手法や工事については、
御施主様が詳しくS様にご説明していたようで
私は何しに来たんだろうと思うほど、のんびり出来ました

どうも御施主様は、S様の家の大きさや間の広さの感覚がちょっと不思議に思って
私を呼んだようですが、
詳しく聞いていると、確かに図面より大きい間をお考えというか想像しているようで、
実際に間取りの近い家を見た方がよいという結論となりました

で、その御施主様から
「あそことあそこの家が参考になると思う」
と私にもアドバイス頂き、現在日程を調整中です

私よりも営業力がありが、大変ありがたい御施主様です

そういえば、こんな家造りを繰り返していたなと先週はそんな思いに浸っていました
新しいお客様の思いや、過去の御施主様からのご意見をプランに詰め込みつつ、
更に良い家になるように考え、またそのお客様からのご意見を次のお客様へと繋いでいく

設計室の自慢である同じ間取りがないというのは御施主様からの「ありがとう」で出来ているんだなと強く感じました
そしてこの「ありがとう」は全力で家というカタチにしてお返しするのが設計室の仕事なんだなと改めて気を引き締めた1週間でした

改めまして
いい家を全力で造ります
是非、角田建設へお任せ下さい

耐震+制震へ

2012-03-30 17:33:24 | 室長小言
昨年より検討していた制震工法の結論が出ました
っといっても何のことだか解らないと思いますのでご説明

昨年からお客様に聞かれる事が多くなった地震の話
また大震災後の建築関係者や研究機関からの報告
地震保険の内容
などなど、ほとんど地震の話です当然ですよね
でもですね色々、聞いたり、再度勉強する中で現在の建築は命を守るという事に対しては概ね完了したのではないかと思いました

阪神大震災以降、耐震化はかなり進んだと思います
その結果、比較的新しい木造住宅では最初の地震による全壊はほとんどなかったのではないかと思います
工法自体も向上したでしょうし、設計サイドも建築基準法を下回るような事はしないように心がけている結果だと思います

大変良いことですが、東日本大震災で新たにわかった問題点や矛盾

繰り返される、震度5近い余震への対策は万全なのか
建築関係者は出来るだけ、全壊を防ぎ生命を守る努力をしているのに、保険は全壊や半壊の場合でないとまとまった金額が出ない
(↑この保険は私の知っている保険ですので、違う物がありましたら是非教えて下さい)
全壊したら命が危険ですお金の話どころではないです
半壊したら、おそらく建て直しが一番有効な手段となりますが、全額出ない
結局、命を守れても生活を守れない

そこで、最近良く耳にする免震や制震といった方法にたどりつくのですが、
昨年から検討した結果、角田建設では、制震にまず力を入れる事にしました
今後も勉強を重ねて行きますので、免震も取り入れていくかもしれませんが、まずは制震

諸事情は長くなるので省略しますが、一番の決め手はリフォームへの導入が比較的簡単で効果が高いことです
生活を守る必要は新築に限ったことではありませんからね
使う制震工法も新築とリフォームを分けようと思っています同一メーカーでも新築用リフォーム用の両方扱っているところがほとんどですが、やはり向き不向きがあるように思いますので、より効果の高い方をご提供できるようにしようと思います

もちろん耐震も今以上に考えていきますので、結論は耐震+制震
そして2種類の制震工法を採用する事としました

簡潔に書こうと思いましたが、長いですね
制震にご興味の方は新築リフォームどちらでもお気軽にお問い合わせ下さい