角田建設企画設計室のあれこれ

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間取りの検討 1/50図面のススメ

2011-08-01 17:11:03 | 暮らしの情報
1/50とは縮尺です50分の1のスケールの意味となります
1/100とは100分の1一般的な図面では一番多い縮尺です

間取りの検討を1/100図面をしている方は多いのではないでしょうか?
私もある程度間取りが固まるまでは1/100図面で打ち合わせをしますが、
いよいよ詰まっていく段階では1/50図面に変える事があります

当初はお客さんが見慣れている可能性の高い1/100図面の方が
広さを掴み易いことが多いので解り易く見えますが、
ある程度進んでいくと家具の配置などの室内レイアウトを
間取りと同時に検討する必要性が出てくることがあります
そこで1/50図面となります

なぜ1/50図面かというと
1/100図面では室内の壁の仕上がりラインが解りにくいので、
計算で置ける家具などを検討することになりますが、
1/50図面では壁の仕上がりラインがわかり、家具を置いた場合の寸法などを
記入しても図面がごちゃごちゃしないのでお客さんも視覚的に捉えることが出来ます
1/100図面に細かい寸法を入れると良くわからない図面になっちゃいます
また、きっちり家具を配置する必要がある場合など特に便利な図面です
窓枠を考慮してなかったりとかいうイージーミスは結構あるものです

さらに設計者からお客さんに伝わりやすい図面は、
現場監督や大工にも伝わりやすい図面となりますので、
良い図面といえます

そこそこ広い家なら何でも配置できることもありますが、
普通の家の場合は、1/50図面で検討しとく方がベターです

今、間取りを検討している方、これから検討する方は
1/50図面を知っていて損は無いですよ


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