角田建設企画設計室のあれこれ

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電力不足とオール電化

2011-07-19 16:10:51 | 室長小言
ちょっと住宅のプロっぽくオール電化について書いてみました。

原発問題で電力不足が騒がれていますが、
ちらほらオール電化住宅は大丈夫かという話題も耳にするようになりました。
弊社ならびに企画設計室はオール電化を推進してはいないのですが、近年の実績を見ると9割以上がオール電化住宅となっていますので、気になる問題ですし、お客様も不安になるのではないかと思います。

ここからは個人の意見として書かせてもらいますが、まず
「オール電化住宅は大丈夫
と言わせてもらいます。(←でも推進派ではないです)

おそらく、オール電化住宅大丈夫か?という内容は大きく2つの問題に分かれていると思います。

一つは節電、停電で、オール電化住宅は不自由なのではないかという問題

オール電化住宅と通常の住宅の主な違いは、IHと給湯器ですね。
ちょっと進むと太陽光発電などの自給自足設備など。
簡単にいうと停電の時、調理コンロとお湯が使えないといった所でしょうか?
これは電力問題以前からいわれていたことですが、問題にするほど問題ではないのではと思います。
コンロは卓上ガスコンロでカバー、電灯や空調はみんなほぼ同じで使えない、
お湯は使えないかもしれないけど、太陽光発電があれば、コンセントが使える場合もある。
どの道我慢が必要なので、我慢するしかないと思いますし、
特別オール電化住宅だけ我慢している訳でもないと思います。

節電は、オール電化住宅では家全体的に考えれば電力消費が多いかもしれませんが、
通常の住宅と比べても、IHの電力消費が多いだけです。
(お湯は夜間に沸かすので、昼間の節電にはそれほど影響してない)
電力の厳しい間だけ卓上ガスコンロにするだけで、通常の住宅とほとんど差はないと思います。
あとは通常の住宅と一緒に国や自治体、電力会社の薦める節電方法を実践するだけです。


もう一つは電力供給量が足りない中、電力の消費が多いオール電化住宅が増えてよいのかという問題。

これはなんだかそんな気がする話ですが、
この先オール電化住宅を建てなくても、今の電力不足が解消する訳ではないので、
チョット先走りすぎな気がします。
まずは今現在の電力不足を解消することが重要だと思います。
今の電力不足を解消するにあたって、自然エネルギーが有力のようになっていますが、
どのエネルギーが有効なのかの話は別にして、代変エネルギーは今足りない部分だけを補うだけでは、
意味がないので、今後も増やしていくことの出来るような方針をとる事は確かだと思います。
でないと世の中がうまく廻らなくなりますよね!?
なので、今の電力不足を解消できれば、未来の電力不足も解消できるといっていいと思います。

また、仮に自然エネルギー以外のものが有力代変エネルギーとなっても、
太陽光発電はまだまだ伸びて行く事になると思います。
今回の問題で、より注目度を増した事は間違いないですからね。
日本の太陽光発電をリードして来たのは間違いなくオール電化住宅なので、
今後もオール電化住宅からエコ住宅などに名前を変えて進んでいくのではないかと思います。

まとめ
電気が足りない時は、オール電化やエコなど関係なくみんなで節電するしかないでしょうね。
代変エネルギーも重要ですけど、私は蓄電技術にも期待ですかね。


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2011-07-19 14:19:44 | 企画設計室情報
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2011-07-19 08:14:19 | パースコレクション内観
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