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『もじんのくに』

―知ってほしい私の人生~こういう運命の人もいる―

本番1ヶ月前からの苦悩

2010-04-30 00:53:52 | クラリネット
今まで誰にも言っていないこと。

実は、定演本番の約1ヶ月前、ある団員さんが教えてくれました。
どうも自分(も人)は音量を出す時にピッチ(音程)が低くなっているようだと。
合奏時にピッチが合わない原因の一つとしてそれが考えられるというわけです。

自分、全く気付いていなかったので、実際そうなんだろうかと思って、
それ以来すごく自分のピッチを気にするようになりました。

以前はピッチが合わない時、自分が合っていないのか、
それとも他の人が合っていないのか分からなかったので、
気にはしながらも普通に吹いていたんですが、
どうやら原因が自分にある場合が少なくないようだということに気付いたんです。
これに気付かせてくれた団員さんには「ありがとう」と思いました。

でも、正直、これ以来ものすごいストレスを感じるようになってしまいました。
ピッチが合わない時にはなおさらです。
自分が迷惑をかけていることを自覚するようになったからです。

自分、長く吹奏楽をやっていますが、正直、簡単にピッチを合わせられません。
合奏中どころかチューニングでも自分が周りより高いのか低いのか
分からないくらいなので、勘で合わせているといってもおかしくない。
というか、今回の一件で、いつも「だいたい合っているんだろう」と思っていたのが
実は合っていなかった可能性が高いことになるので、
もうどうしていいか分からなくなってしまいました。

それで、実は本番当日のゲネプロの時も合わなくて、
心の中では「困った、どうしよう…」と半泣き状態でした。

そして、本番、どうなったと思います?
答は…、1曲目からいきなり大きく外れたんです。
信じられないことに、いつもは合うクラリネットのユニゾンが全く合わない。
もう、頭の中は絶望感。
何とかしないと…と思い、試行錯誤しましたが、
だいたい合い始めたのが3曲目の途中くらい。
もう、申し訳ない気持ちでいっぱいで…。

幸い第2部は始終だいたい合っていたのでほっとしました。
まぁ、soloは合わなくてちょっと残念だったんですが、
ファゴットに隠れていたはずなんで、
きっと自分がsoloを吹いていたことも気付かないくらい
目立ちはしなかっただろうと思います。

これからですが、七夕まつりまではポップスばかりのはずなので、
当面はそれほど神経質にならなくて大丈夫かなと思いますが…。


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