毎日の暮らしの中で・・・。

何かを感じる日々を送りたい。

笹子餅

2007-01-31 16:44:23 | 

東京で、大きい集合団地で、引越しを繰り返すという育ちをしてきた私。5年くらいのサイクルで家が変わっているので(転校の経験も1回あり)近所との深い付き合いもなし、遠くの親戚より近くの他人、も人事のように感じてきてた。言葉通り親戚は遠くだからほとんど行き来なし近所といえば助け合うより年頃の私たちの帰宅時間にあれこれ忠告してくる迷惑な存在とでしかなかった。

結婚して地方に住むようになり近所、地域とのつながりの深さを改めて知った。親戚も近くに住んでいる人が多いのでそのつながりも密だ。『何故そこまで・・・』と思うくらい義理もあるけれど、そういった方々にあちこちで知らず知らずにお世話になっていることに気づく。

少し前の話。普段娘の帰宅は義母にお願いしている。それが私も義母もうっかりで、始業式の日午前11時で帰ってくることを言わずに聞かずにいた。ちょうどその時間義母は近所に遊びに行っていて留守。それを知らない娘はいつもどおり帰宅。ところが玄関に鍵がかかっていて開かない。困りながら家の前をぶらぶらランドセルをしょったまま歩いていたそうだ。そこに隣のいつも遊びに行っているお宅の方が見て『うちにおいで』といってくれお昼ご飯までごちそうになってきた。

3時過ぎ玄関は開いていたものの張り紙がしてあり『○○ちゃんは隣にいます』と大人の文字で書いてある。あわてて迎えに行くとのこのこと出てきた娘。わけを聞いて本当にありがたい思いと申し訳ない思い。快く娘を迎えてくださり嬉しかった。いったん家に帰ったものの隣にいるほうが楽しくてまた行ったそうだが・・・。

もう1件となりのお宅も珍しいお菓子や娘にお年玉をいただいたり、声をかけてもらったりする。自分たちの暮らしはそういった地域のつながりで持っているんだなと思う。

なにかお礼をと実家に久しぶりに行ったとき名物の餅を買ってきた。困ったときに手を差し伸べてくれる人が近くにいるのは心強いものだ。

・・・・・笹子餅 駅前の『みどりや』で売っています。名物に甘い(うまい)ものあり、だそうで。

『図書館だいすき!!』更新しました。よかったらのぞいてみてください。


終わりと始まり

2007-01-29 17:11:04 | 日々のノート

私のもうひとつのブログ『暮らしのなかの、もの』。このページから見ていただいている方、お気に入りに入れていただいている方、いらっしゃると思います。

身の周りにあるものにはそれぞれ愛着があって、どんな理由で我が家に来たのか、どれだけ大事にしているかを伝えたくて始めたもの。もっとわかりやすいようにとしばらくお休みをして1冊の写真集を見ているかのようなものに仕上げたくいろいろ考えてた。文章をわかりやすく、写真をきれいに・・・。でも考えれば考えるほど格好をつけた文章、そこには自分の本当にいいたいことが表現されずいた。写真は納得のいくものが撮れずペイントを使っての縮小作業も後回しになってしまった。

先月『リニューアルします』の看板を下げてから更新も途絶え、自分でさえ開いていない日に何人かの方が見ているのをアクセス状況で知りこのまま続けていくか否か迷った。意気高々と始めたブログも考えが甘かったのか、本当にしたかったことなのか。でも続けられなかったことで答えが出たような気がした。コメントも寄せていただいた方もいるのに申し訳ない気持ちでいっぱい。ブログは残しておくことにしたけれど終わることにしました。

でもやっぱりなにかもうひとつブログを作りたくて(懲りないやつ)、月に2回3箇所の図書館に行くほど図書館好きな私が借りた本や雑誌、CD、DVDなどを記録するというブログを開設しました。このブログの『読書日記』とだぶるところもあるかもしれませんが、よかったら覗いてみてください。

『図書館だいすき!!』  http://moe893.blog74.fc2.com/

 


本の置き場所

2007-01-28 14:52:08 | 家のこと

週休2日のうちどちらかは家にいるようにしている。近所のスーパーや図書館ぐらいならいいんだけど1日みっちり予定がある日(あった日)は疲れがとれないという少々情けない理由からである。若いときは大丈夫だったんだけどな~。無理しない、無理しない。またがんばって仕事がいけるように元気でいられるようにの自衛策。

そうすると気になるのが部屋の散らかりよう。家事を済ませモノを元の位置に戻し、机の上を片付ける。

今日は自分の部屋に本を置くスペースを作りたかったのでその作業に頭の中ぐるぐるにして考えてみた。

まず場所。8畳の四方に棚などを置くと部屋を狭くし、居心地が悪くなるとなにかの本に書いてあったのでそれは避け出窓の下、5連フックの下を提案。うん、これは何とかなりそう。そして本棚。家にあるもの全部ではなく図書館から借りてきた本を、いつでも目に付く手に取れる位置に置くのが目的なのでそんなに大きくなくていい。家の中を歩き回ってよさそうなものを探す。

カラーボックス?なんか安っぽい。色を塗り替えたり布でカムフラージュ?いや~。今すぐできなきゃ。夫の本棚を借りる?じゃその本達の行方は?置くところなし。出窓?見た目悪し。作る?絶対失敗する。あれこれ考えて今は使っていないテレビとDVDのスチールラックがいいのでは?と思いそれらをチェストの上に移しほこりを雑巾で拭きフックの下へ。木のチェストの上には不釣合いな電化製品。本を置くには耐荷量こそクリアしてるもののでか過ぎ。圧迫感ありすぎ。納得いかないままお昼ご飯を食べふと目に留まった小ぶりのメタルラック。『これだ!』抱えて2階へ上がり置いてみるとすごくいい。

以前パソコンの本やフロッピーなどを入れていたがいらなくなって台所付近でいつもなにか置くように使われていた。鍋だったり、空き瓶だったり。また息を吹き返し今度は私の部屋で活躍することになった。

午前中の作業はあまり触れないでいただきたい。私の模様替えはいつもこうだから。普段おざなりにしているところがきれいになって一石二鳥としましょう。


かばんの中身

2007-01-27 20:59:19 | 日々のノート

通勤時二つのかばんを持ち歩いている。ひとつは買い物したときに持って歩けるようにお財布や携帯を入れる小ぶりのもの。もうひとつは会社で必要と思われるものを入れておくためのものだ。

勤務時間5時間ほど。通勤時間10分以内。車で通っている。これだけの条件で果たして本当に必要なものって限られているはずだがかばんの中身は増える一方で日増しに重くなるのがわかる。

もともと不安症なのか、どこかに行くときは大荷物である。旅行のときはもちろん日帰りで電車に乗ってというときでもかなり大きめのバッグでないと用が足りない。もしも・・・を考えると持たないことに不安を感じるのである。海外ならまだしも日本であるならお金さえあればまず困ることはないはず。

そしてかばんの中身・・・ちょっと出してみた。驚いた。

羅列してみると・・・頭痛薬、メンターム、抹茶の葛湯セット10袋入り、ティッシュ、ビニール袋(小・大)、化粧綿6枚、飴が入った巾着、化粧品が入った巾着、ミニタオル、はぶらしセット&タオル、マスク、絆創膏、古い手帳、ペンケース、カロリーメイト、袋に入ったパン、エチケット用品、そしてその日の新聞&広告、本。

すごい数だ。何故にこんなにたくさんのものを。いやひとつひとつそれを入れているには自分なりにちゃ~んと説明できる。だからどれもはずせないのがなんだか悲しい。人から見ればなくても困らないものだろうけど。(あ、でも化粧綿はいらないかも)

重いかばんを毎度ロッカーに入れる大変さより、『ないことの不安』のほうが大きいのでまたかばんに入れて来週の月曜日も持っていくことになるでしょう。荷物の多さってたぶんかなり個人差がありそうですなぁ・・・。

 


自分って・・・。

2007-01-25 23:01:14 | 家のこと

家庭のルールってそれぞれにあると思うけれど、我が家では言葉のひとつとして『疲れた』とか『面倒くさい』というのはご法度のような気がする。改めて決めたわけではないので断言できないけれど永年の結婚生活の中で言わなくなった言葉のひとつではある。

もちろんそう思わないわけではない。人ごみに出たとき、仕事が忙しかったとき、遠出したとき・・・精神的にも肉体的にもほぼ毎日疲れることはあってうちに帰って『あ~疲れた』といいたい。いったところで疲れが取れるわけじゃないし、誰かに私の仕事を(家事とか)頼んでいるわけでもない。ただ今の感情として言葉に出したいだけ、それだけ。

それを口に出したとき夫は自分も疲れているにもかかわらず家事その他をやろうとする。してもらいたくて言ったんじゃないのでかえって気を使う。そして言いたいのを我慢して言葉を飲み込むようになった。『面倒くさい』や『やりたくない』もそう。ちょっとこぼしたいだけ。その先には(ひと休みしたらやろう)とか(面倒だけどやるしかないか)みたいなニュアンスを含めているつもり。でもいえない雰囲気がある。

夫は私から言うのもおこがましいが人間的に尊敬できる人である。愚痴もこぼさず穏やかでいろんなこともよく知っている。人当たりもいい。でも私はひがみっぽくいらいらしがち、気はあっても性格的には正反対だ。そしてその人柄に近づければと思っていたが、22年間違う場所で環境で培ったものはそう簡単に変えられないし思うほど自分らしさが欠けてしまったのではないかという気がしてきたのである。

勝手気ままにしているようだけど使う言葉を選び、我慢している自分。結婚なんてそんなもんだよと言い聞かせている自分。当たり障りのないように行動する自分。どれも大嫌い。

実家にいる頃のどうしようもなく自分勝手で、毎日が楽で、人と会うのも楽しかった自分はどこにいっちゃったんだろう?

そして我慢しなれた自分がささやく。『またそうやって人のせいにしてる』って。

ストレスたまってます・・・・・・・・。


おべんとうばこ

2007-01-24 09:24:32 | お買い物

日曜日の美容院の帰り無印良品に寄った。前は私の行くところは友達の遊びを蹴ってでもついてきた娘なのに、この頃は『遊んでるからいい』と言うようになってしまった。自立と自由の引き換えか嬉しいような寂しいような・・・。

会社のお昼ごはんにはお弁当を持っていく。時々サボってしまうこともあるけれど『弁当うまいよなぁ』なんて夫に言われると『作ってあげよう』としおらしく可愛い主婦の気持ちになったりする。今の時期休憩室は冷え切っていてご飯も冷たくなっているんだけど。(電子レンジがないのだ!!)

この間まで使っていたお弁当箱は夫のおばあちゃんが地域の老人会でもらってきた2段重ねのもの。2段使うと量も多いうえおかずもいっぱい作らなくちゃ見栄えが悪いため1段にご飯とおかずを詰めていた。途中のブランクはあったものの11年間も使っていたものだ。壊れるでもなく、おばあちゃんも好きだったので私にくれたその気持ちを大事にしたい気持ちもあって永い間お昼の共になっていた。

けれども1人で取っていた昼食を同僚と取ることになり『見栄え』という点でこのお弁当箱ではちょっと恥ずかしくなってしまった。お弁当箱が恥ずかしいんじゃなくて、ごちゃっとしたところなんだけど。同じビル内にある雑貨屋さんではこれ!というのがなく無印で選んで決定。またひとつ無印ブランドが我が家に増えて嬉しい気持ちもあり。

目ざとい娘、『あ~新しいお弁当箱!!』『さぁどこで買ったでしょう?』『無印良品』『ピンポ~ン』かなり好みを見透かされているようです。


髪を切る

2007-01-21 21:30:36 | 読書日記

急に思い立って美容院へ髪を切りに行った。実に半年ぶり・・・。

予約の電話を入れてうきうき気分でいた。

美容院に行ってまず気に入った髪形にしてもらえないというのはよくあること。雑誌の切り抜き持っていったり(わざわざ美容特集の雑誌を買って)、自分の中の出来上がりイメージを何とか伝えても仕上がりは『・・・』ということはしょっちゅう。私が悪いのか美容師さんの腕が悪いのかあきらめモードで家に帰る。

でもここは相性がいいのか伝えようとしていること以上の意味を汲み取ってくれてかなり満足。そう娘も御用達のところ。

いつもはしばらく行かなくてもいいようにかなり短くカットするのだが(おしゃれとはいえないね)今回は少し長めにそして美容師さん泣かせの分厚い量をそぐ感じにお願いしてみた。短く切るとほとんどの人は『そのほうが似合う』と言ってくれるけれど冬だし『また伸ばそう』と思ってしまうので。

なぜか美容院で緊張してしまうワタシ。細かいことの動作に気を使いすぎるせいか?顔にのせたガーゼがずれて目があったらどうしようとか、BGMが流れる店内で声が聞き取りにくく何度も聞かれたらどうしようだとか、カットの途中でくしゃみしたらどうしようとか・・・。以前行っていた店ではトイレに行きたくなったり気持ちが悪くなったりしたこともあるくらい。

そしてカット中の会話が苦手なワタシは鏡に映る自分をじっと見ている。悟られないように美容師さんのはさみを持つ姿も見ている。道路に面しているので鏡越しに行き交う車や人の姿を目で追ったりする。『もっと目がパッチリしてたらな、鼻がもう少し小さかったらな』自分の顔の不満なところにケチつけたりもする。

今回もいい仕上がりだ。明日会社で言われるかな?気づいているのに何も言われないとかなり寂しい。美容院行ったと思われる人には声かけましょうね。『切ったんだね』って。

・・・・・この本、素敵なものたくさん載っています。高くて買えないものがほとんどだけれど。もうひとつのブログ『暮らしのなかの、もの』更新が遅れていますがこの本のように『モノ』を紹介できればいいなと思っています。

 


知事選

2007-01-21 12:03:11 | 日々のノート

今日は県知事選挙の日。選挙権を持ってから初めの2年間は行かないこともあったけれど、結婚してからは必ず行くようにしてきた。

それもこの土地が選挙に熱いことも関係している。我が家はどの選挙に関しても公平な目で見るようにしてるのでどの党から出てるかとか特別に推してる人はいない。

最初の何年かは棄権こそしないけれど『なんとなく』で選んでいた候補者。選挙に行かない人によく聞かれる『結局誰がなっても同じ。大して変わりはしない』そう思っていたのは事実。今でもその気持ちがないといえばうそになるけど、ここ何年かは公約を見て、はたして当選してどれだけのことが実行されるのかわからないけど選ぶ基準にしている。

地元の新聞には4人の候補者に50の質問をぶつけ各々の考えが載せられていた。
NHKでは政見放送も流されていた。

似たようなことを言ってるだけかと思っていたがそれぞれに考えがあることも少しわかったような気がする。

せっかくの1票。無駄にしないで自分の住んでいる県を良くしてくれる、そんな未来の知事さんを自分の意思で選びましょう!!

午後から投票に行きます。


携帯電話

2007-01-18 16:48:25 | 日々のノート

みなさん携帯電話はどんなものをお使いですか?

3年ぐらい前に買った携帯電話、最近は充電しても電池のなくなり方が早い。深夜は電源を切っているしメールもネットも電話さえもほとんど使わないのに・・・と思っていたら寿命らしい。

職場でそんな話をしていて『買い替えどきだよ』と。なるほどそうかもしれぬ。『そんなに使わないからカメラとかもいらないし、通話とメールができればいいんだけど』というと『今はそういうのないかも』。

機械というのは日々進歩していろんな機能がついて便利になったのはいいけれど、余計なものもついてくるものだ。このパソコンを買うときも会社によっての違いを聞いたとき、『ソフトの多さが違うだけですね。まぁいらないものがほとんどなんですけど』なんて言ってたっけ。

電池がなくなっても充電すればいいだけだし特に困ることはないんだけど、いまどきカメラもついていない携帯って珍しいのかしら?

ちなみに電話の着メロ・・・槇原敬之の「桃」、メールはscoop on somebodyの「sha la la」。

これが鳴ったらたぶん私です。


神戸の思い出

2007-01-17 16:31:43 | 日々のノート

今朝ニュースを見たら阪神大震災から12年と報じられていた。もう12年、そんな感じだ。

あのときのことはよく憶えている。朝起きて『ズームイン!朝』を見るべくいつものようにテレビをつけると画面からただならぬ雰囲気。いったい何が起こっているのか日本のことじゃないような衝撃だった。それからずっと釘付けになりながら見続けていた。

震災より5年前仲のいい友人3人で神戸へ行った。3泊4日、買い物に行ったりはあったものの初めての旅行ですごく楽しかった。予定を立て宿を取り新幹線に乗って神戸の町並みを歩き満喫した。夜景を見に行ったこと、ケーキを食べたこと、異人館めぐり、etc・・・。私の大事な旅のひとつだ。写真のネックレスは『記念に3人でお揃いのものを』と買ったもの。シンプルで合わせやすいため今でも愛用している。思い出と共に大事なネックレスだ。

テレビに映し出される神戸は当時の面影をすべて消してしまったように様変わりしていた。
何もかもがあの時と違う。あの町並みはどうなっちゃったんだろう・・・?

節目でまた神戸へ・・・の予定だったけれど私の妊娠がわかり行けずじまい。次の節目でいけるかどうかわからないけれど3人でまた神戸を訪れたい。

歳月が流れても風化させることなく娘にも語って聞かせたいと思う。