毎日の暮らしの中で・・・。

何かを感じる日々を送りたい。

学校へ行けない

2006-08-30 22:31:04 | 娘うーたんのこと

今朝いつもどおりに起きて朝食を食べ学校に行く準備も整ったというのに、登校時間になっても行く気配のない娘。「眠い」といって座布団にうつぶせになったまま起きようとしない。時間はどんどん過ぎてゆく。登校班があるため他の子達にも迷惑がかかってしまうから起こしてみるが体を頑なにして動こうとしない。班の子たちには先に行ってもらい、なぜ行かないのか理由を聞くと友達のことを言った。

好き嫌いの多い子が給食の時間に自分のまねをして残せといったらしい。娘は給食が好きなので嫌だったらしいがそれでもパンはおなかいっぱいだったので残したという。昨日の夕飯にその話は家族中の笑い話として聞いたものだ。しかしそのことが娘にとってはかなり苦痛だったらしい。

もちろんそんなことで学校を休ませるわけにはいかない。よほどの具合が悪くない限り学校には行ってもらわなくては困る。いやなことから逃げて休めばいいと思われてはこの先長い学校生活やってはいけない。せめて1時間目からと思い少しのドライブに連れて行ってやったり話を聞いてやったりしたけど泣くばかりで学校へは行けそうもない。私も仕事があるので2時間目から行ってみようと車で学校まで送っていき下駄箱まで行ったのに足がすくんでそこから先にいけず結局休むことになってしまった。家に帰ると夫の母に「そういう時もある。休ませろ」といわれた。私にも娘がこんなに嫌がることは初めてだったので、辛いのはわかっている。でもそれでいいのか、無理矢理連れて行くのが悪いことなのかわからなくなってきた。仕事は1時間遅れて行った。その間、自分のしたことにだんだん自信がなくなってきた。涙が出た。

その時々で正しいことも変わるだろう。頑張って行ってほしかった。でも足がすくんでいる姿を見るのも正直辛かった。明日は頑張って行くという。私がしたことは間違っていたのだろうか?娘にはいろいろ話をした。それがどう心に響いたかはわからないけれど、言っている自分の心はなんだか違う方を向いていたような気がした。


粘土のてんとうむし

2006-08-28 21:57:32 | 娘うーたんのこと

古い小麦粉があったので水と油で「小麦粉粘土」を作ったら久々の粘土遊びに夢中になった。すぐに壊れそうな取っ手付きのカップを作り「もっと本当のコップみたいにしたい」という。やったことないけどオーブントースターで5分ぐらい焼いてみたら少し固くなってオーブン粘土みたいな出来だ。「クッキーみたいなにおいがするね」なんていいながらうれしそう。

次は保育園時代に使っていた白い油粘土で何か作っていた。夕飯の仕度をしながらその様子を見ていると真剣な顔つき。いつもは途中で話しかけたりするけれど何ができあがるのか楽しみでそっと見守っていると「ボンド貸して。この粘土に色をぬってもいい?」と聞くので「いいよ。自分のなんだから自由に使っていいんだよ」と答えた。しばらくして私に見せたものはこの粘土でできたてんとうむし。手紙やら折り紙で折ったものはよくくれるけど、こんなに凝ったものは今までなかったかも。とても上手にできていて「これ、お母さんの部屋に飾ってもいいかなぁ?」というと照れながら「いいよ」と。

一緒にいるとつい見過ごしてしまう子供の成長を見たような気がした。たかが粘土の作品でも[うーたんのできること]がいっぱいつまっててすごく嬉しかった。大事にするね。


吉田の火祭り

2006-08-27 17:31:36 | 行ったところ

日本三大奇祭「吉田の火祭り」に行ってきた。このブログで<お祭りは苦手>なんて書いておきながら、どういうわけかいつもにも増してお祭りに顔を出している。とはいっても、あの混雑ぶりはやはり嫌なのでお祭りが始まるだいぶ前から行き、これからが本番という頃には帰り道を急いでいる。お店は準備中だしメインの催しはまだまだ先である。

吉田の火祭りはもう何度も行っているので松明(たいまつ)に火がつくまでうろうろしていようと決めた。人もまばら、早々とお店を開けているところを覗いてみる。今年は娘にお小遣いを持って行かせ決まった額で楽しめるようにした。だがそこは小学1年生、難しい計算もできるわけでもなく見るものは端から欲しくなって結局予算オーバー。作戦はちょっと失敗。

このお祭り400年も前から続いているものらしい。詳しくは知らないけれど富士山の山じまいのお祭りだそうだ。
6時30分過ぎから次々と松明に火がついて通りは幻想的な雰囲気となった。暑かった夏もいよいよ終わりなんだなぁと感じるときである。


旅行の計画

2006-08-24 09:19:59 | 日々のノート

今、一人旅を計画中。行き先は信州の松本。
以前「美しい部屋」で飛田和緒さんが松本を訪ねるという特集をしていて、そこに載っているお店に入ってみたいと思ったのである。

家からは特急に乗って1本で松本に着く。時間は2時間ぐらい。すごく近いのだ。それなのに長野は学校の行事で行ったぐらいで意外に遠い存在。そのせいか近くて遠いところという印象が強く、いつかはゆっくり見て周りたいなと思っていた。

松本城、旧開智学校、旧司祭館、時計博物館、salon as salonというカフェ、そして飛田さんお薦めのギャルリ灰月・・・。行きたいところはいろいろ。

ずっと前から一人で旅をしてみたいと思ってた。家族や友人との旅ももちろん楽しいけれど、計画を立て一人の時間を満喫し、きままに出かけたり休んだり、本屋さんに立ち寄ってみたり、デジカメで松本のいろいろな表情を撮ってくるつもり。心配性でこれまでの「ひとり旅計画」には渋い顔を見せていたけれど、「行ってこいよ」と気持ちよくいってくれた夫には感謝しなければね。残るは私にべったりの娘だけどまぁそれは後で考えることにしましょう。今はガイドブックを見ながらルートやお泊り先を検討中。


バッグ完成!

2006-08-22 16:42:14 | 作品

作ってみたかったバッグがようやく今日完成した。前回のトートバッグ同様、初めて作る形。これまたオークションでみて気に入ったものを自分なりにアレンジ。

底を別布で作るのは結構難しい。裏布をつけちゃえばわからないんだけど縫い目ぐちゃぐちゃ。線を引いたのにキルト芯はその線をあやふやにしてしまうし、いつも布をけちってしまうために失敗するので今回は多めに(長めに?)布を裁断すれば無駄が多く出てしまうし・・・。なかなかうまくできない。

バッグ作りに限界を感じて小物、巾着とかをいっぱい作ったけれど、やっぱりバッグ作るのってすごく楽しい。そんなにたくさん作っても使いみちないんだけどね。
こだわりは1点もの。求人広告を型紙にして自由自在にサイズを決めていく。それでも出来上がった大きさは予想と離れていることも多いんだけど、使いやすい大きさであることには間違いなし。

このバッグ、詳細をいうと・・・
縦32cm、横(口の部分)41cm、底の大きさ15×26cm、持ち手3.5×43cm
素材は表布はグレーがかった目が粗めの綿麻、同色の糸でミシンキルト。裏布は綿でベージュのブロックチェック。ポケットは携帯入れと鍵を入れるように二手に分かれている。底布と持ち手はブルーグレーのコットンスエード。なめらかな肌触りがとても気持ちいい。持ち手はグレーの糸で4本のミシンステッチあり。

布作家を目指しつつも値段なんてつけられません。私のお気に入りのひとつに加えました。

 

 


忍野・山中湖へ

2006-08-21 17:30:19 | 行ったところ

日曜日、なんだか気持ちがわさわさして家に居たくなかったので娘を連れてドライブに出かけた。

行き先は忍野・山中湖方面。忍野の陶芸家、會田雄亮さんの練り上げ陶器がセールを行っているため行ってみたかったのだ。結婚式のときにホテルからのプレゼントとしてもらったコーヒーカップが會田さんのものでとても素敵な陶器である。詳しいことはわからないけれど寄木細工のような模様の陶器でこれが[練り上げ技法]なのだと思う。舗装されてはいるが心細くなるような道を通って「忍野窯 會田雄亮研究所」に着いた。
こじんまりとしたところだがシンプルな棚にいくつもの作品が置かれていた。カップ、豆皿、グラタン皿、箸置き、楕円皿・・・。練り上げ技法の深さを見たようだった。
セールといってもちょっとお高めだったので今回は何も買わずに帰ったけれど、いい作品を見ることができて良かった。

山中湖へは花の都公園を通り過ぎ平野の方を周って「山中湖情報創造館」をめざす。湖畔沿いをちらちら見たり、人気のお店「ペーパームーン」を確認し(すごく混んでた)目的地へ。でも車の中でいい気持ちで寝ていた娘は起こされたことにとても不機嫌で、情報創造館は寄らずに帰った。そんな私も不機嫌になってしまったのだが。

気分転換のつもりがあれれな結果になってしまったが、またいつでも行けるから今度は楽しんで行くことにしよう。この日のお昼はガイドブックによく載っている忍野のシェガロに行った。昔からの洋食屋さんという感じでランチもあったけどお店は空いていたなぁ。


嫌なことばかり・・・

2006-08-20 06:15:29 | 日々のノート

最近あまりいいことがない。たぶん自分の心がけ次第で嫌なことをいいことに変えられたり、気にしないでいられたりするのだろうけど今の私には家にいること=不満な材料の温床みたいになっている。

どうして自分だけこんな不幸な目に?同居なんかしなければこんなに嫌な目に合わずに済んだのにという想いばかりがよぎる。私ばかり不幸なわけじゃないことはわかっている。みんな何かしらの不満は抱えていてそれを何とか乗り越えていることも知っている。自分が未熟なだけに周りの人にも(特に娘と夫)に迷惑をかけていることは心苦しいが、今はどうすることもできないのだ。

子供はとても可愛いのに「八つ当たり」してしまう。心の中でごめんねといいながら。
これから先本当にリラックスした気持ちで家にいることなどできるのだろうか?
私が私らしくいられる場所・・・。そんなところがあるのだろうか?

ここから逃げ出したい。でもそれは今の自分の状況から逃げること。そんなこと悔しくてできない。まずは楽しいことを見つけよう。そうすれば少しは気が楽になる?


お盆休み

2006-08-17 20:52:56 | 日々のノート

やっとお盆も終わった。12日から16日という長いお盆休みも全日親戚(夫の兄弟家族がお泊り)が来たのでお出かけはしたものの精神的安らぎが得られた日は最終日の3時過ぎからだった。

実家は両親とも地方から東京に来たため親戚も遠く、お墓も遠いのでお盆といっても普通の日となんら変わらなかった。母もサービス業のためこの時期は休みなしで働いていたし、恥ずかしながらお墓参りは結婚して初めて経験したもののひとつである。

しかし結婚して15年余り、慣れてもよさそうなことなのに未だに憂鬱な時期なのには変わらない。私がひとりで動きっぱなしだとか、どこにも行けないわけでは決してなく、むしろお嫁さんたちはいい人たちで料理や後片付けも手伝ってくれるし姑もそういう考えなので楽をさせてもらっている。従兄弟たちも娘を可愛がってくれているしみんなよくしてくれる人たちなのだ。

でもこのやるせない気持ち・・・。生活が大変でも同居せずのびのびしてる姿がすごく恨めしいのかも。苦手な姑とも笑顔で接したり(わたしにはできない!)田舎に来たという喜びが感じられるくらい楽しんできてる。それが心のどこかで引っかかってるのかもしれない。

それでもみんなが帰った後、「楽しんでもらえたか」「自分は嫌そうな顔や疲れてる顔しなかったか」「もっといろいろしてあげればよかった」などと反省する気持ちも。毎年の事ながら自分の大人げのなさにがっくりくる。でも今年のお盆はちょっと疲れたよ・・・。

 


戦争の話 読み聞かせ会

2006-08-12 17:52:48 | 日々のノート

今日からお盆休み。長男に嫁いだ私には会社が休みで嬉しいというよりも、あまり好ましくない連休が続く。遠くの弟家族が泊りがけでやってくる。みんな穏やかないい人たちなのだがやはり気は使う。でも久しぶりに会うと楽しかったりするのでこういうお盆の過ごし方という風に思うことにしている。

早速娘と義弟の息子(甥っ子)を連れて図書館へ行った。今日は「読み聞かせの会」の方が戦争の話をしてくれるというのだ。娘は小学1年生。戦争が怖ろしいことだとは知っていても私自身が上手に教えられずにいるのでいい機会だと思って連れて行った。
戦争の体験の話ではなく、ゾウのお話や戦争に関する本を4冊読み聞かせてくれたらしい。その間私は本を選んでいて「難しくて飽きてないかな?」なんて思いながら時々様子を見ていると真剣に耳を傾けている二人の姿があった。感想は・・・というと可哀相だという。どこがどういう風にはいえないらしくもどかしくもあったが、さっきの姿から何かを感じ取ってくれたのではないかと思った。

戦争があったことを忘れてはいけない。語り継がれていかなくてはいけないものだと思う。そんな思いでこの本も借りてきた。私ももっと知らなくては・・・。八月になるといつもそう思うのである。


Y君との夏休み

2006-08-11 23:03:55 | 日々のノート

夏休みも半分過ぎてそろそろ飽きた頃、娘の友達(男の子)から電話があり午前中は学校のプール、午後からその子Y君の家で遊ぶことになった。Y君とは年中から同じクラスで気が合うらしく仲がいい。私は仕事のため送りに行けずにいたらY君のお母さんが迎えに来てくれ、面倒も見てくれるという。

いわゆるママ友達から始まった仲だけれど3歳年下にもかかわらずしっかりしていてとてもいい人なのだ。決して人の悪口は言わないし、ちょっとしたことでもきちんと考えてくれている。以前自分自身でどう解決していいかわからずじまいの時、「話を聞いて欲しい」とメールすれば彼女も仕事をしていて忙しいのに「いつでも相談に乗るよ」とすぐに返事をくれたりする。知らない人ばかりのところへお嫁に来た私にとってはすごく大事な友人の一人なのである。

Y君宅ではなわとびをしたり、お菓子作りが上手なお母さんといっしょに3人でシュークリームを作って楽しかったみたい。娘にとってもいい夏休みの思い出ができて本当にありがとうの気持ちでいっぱい。私と夫にもシュークリームのおみやげをくれてそれはそれはおいしくいただきました。

初めての夏休みも残り少なくなってきた。ガミガミ起こる回数を減らして楽しかったといえるようなものにしたい。