VDMX5やModule8、CoGeなどの、MIDI規格に対応しているVJソフトを使えばさまざまな電子楽器と組み合わせることができます。
MIDI(ミディ)とは、電子楽器の演奏データを楽器同士で通信するための規格(通信プロトコル)のことです。ほとんどの電子楽器に搭載されています。つまり、このMIDIに対応しているということは、ほとんどの電子楽器と通信できるということになります。
例えば、電子ピアノや電子ドラムと接続すれば、押した鍵盤やたたいた太鼓のリズムに合わせて映像を切り替えたり、エフェクトを加えることが可能になります。
MIDI信号には、押された鍵盤やたたかれた太鼓の識別番号以外に、押された「強さ」の情報も入っているので、パソコンのキーボードやマウスではできない、抑揚のついた操作をすることも可能です。実際にMIDI機材と接続したVJソフトを触ってみると、マスやキーボードで「操作」するという感覚より、楽器を「演奏」している感覚でVJプレイすることができます。楽器を演奏したことがある方にオススメです。
また最近では古いMIDIから一歩進んだOSCという規格が盛んに利用されるようになっています。対応した機材にiPadやiPhoneなどがあります。ThouchOSCというアプリによって対応します。