モカにゃんマミーのひとりごと

ダラスで約10年、日本に帰って3年!
そして念願のアメリカに戻り
初めての土地中西部での生活が!

M姫のソーシャルスタディー(社会)のプロジェクト…大慌ての一日でした!

2011年12月02日 23時36分22秒 | アメリカ生活
昨日の朝も今日の朝も、
外は《雪が降ったような一面真っ白の世界》にビックリ!
雪のような霜が下りたほど気温が下がっていると言う事ですね!

朝方の気温はびっくりするほど冷え込みますが、日中は太陽が出てで結構暖かくて気持ち良いんです!


これからこうしてどんどん気温が下がって行き、そのうち雪も降りだすんでしょうね…

だってもう年の瀬の12月ですものね…一年があっと言う間だわ…





まいどモカにゃんマミーことTokoです!





1ヶ月以上も前に、M姫の《ソーシャルスタディー(社会科)》の授業で、ある課題が出されました。
ここアメリカは《移民の国》なので、自分の親や祖父母のルーツをたどるという課題です。



1ヶ月も猶予があるので、かなりのんびり構えていたM姫。
ちょこちょこと《私の小さい時の話》や《私が母から聞いたいろいろな話》などを聞いてきたけど、
M姫がその課題のメインとしているものは…
実家の母が体験した東京大空襲の話

そろそろ課題の準備をした方が良いのではないかと心配する私をよそに、M姫は暢気に構えるばかりで。
全然焦らなく、私の方が大丈夫なのかヒヤヒヤしてました…

そして《2回目のチアのコンペティション&Thanksgiving》が終わり、
締め切りも近づいてきた今週にやっと重い腰をあげて、課題に取り組んだM姫。

私&ダディEから聞いた話は、ある程度まとめてあったようです。



今週の月曜日、実家の母に電話していろいろと《東京大空襲の事》をインタビューしていたM姫!
インタービューは自分の部屋で行なっていたので、何を聞いていたか全くわかりません。


そしてかなり長い時間電話でインタビューをしていました。

インタビューが終わり、ファミリールームにいるダディEと私の所に戻ってきたM姫は結構興奮気味で…
ばあばちゃまの話、想像以上に凄かった…
以前マミーが見た方が良いと言っていた
《東京大空襲》のドラマと全く一緒だったから驚いた…

M姫は日本人の両親から生まれた日本人だけど、アメリカ生まれのアメリカ人でもあり、
その両国が《悲しい戦争》をしていたと言う事は、ちゃんと認識してもらいたいと常々思っている私は
《第二次世界大戦のドラマ&映画》をなるべくM姫に見せるようにしているんです。
《男たちの大和》も日本で小学校2年生のM姫を連れて、映画館に見に行ったし、
再びアメリカに戻った時も、ネットの動画で《東京大空襲》などを率先して見せていました。
(《東京大空襲のドラマ》は、後半怖すぎて見れなかったM姫ですが、それで良いと思っています。



実家の母から聞いた話を、私とダディEにも話してくれるM姫。
私も聞いていなかった内容で驚く事ばかりでしたし、そういう体験を初めて聞くダディEも…
《凄い凄い!そんな映画みたいな体験をしている身内が近くにいて、まだ生きているとは凄い!》と感動!


そして次の日、M姫は学校に行って《実家の母から聞いた壮絶な体験》を先生に言うと、
先生も資料でしか知らないから、壮絶な実体験を聞いてかなり感動してくれたそうです。

授業の後半、先生はM姫に《さっき話した素晴らしい話をみんなにもしてあげて!》と言われ、
M姫はクラスメイトのみんなの前で《実家の母の壮絶な体験》をスピーチし、みんな感動してくれたそうです。




明日が締め切りと言う今週の水曜日、チアのレッスンに行く前もPCに前で資料を作り、
レッスンが終了して夕食を終えた後も、すぐに資料作りに没頭したM姫!
(前もって、ちゃんと準備していないM姫がいけないんですけどねっ!)

私も実家から持ってきている《自分のアルバム》から必要な写真を集めてあげたり、微力ながらお手伝い…


1時半過ぎまでM姫に付き合ってあげたけど、
その日は《4時起きでダディEを空港に送り届けた》ので、私も眠くなってしまい
M姫に後どれぐらいかかるか聞いたら、《1時間ぐらい》というのでお先に就寝…


夜中の3時過ぎ、寝ている所にM姫が来て…
《かなりヤバイ状態》だと言うので、手伝おうかと言うと《大丈夫!》と言うので再び夢の中へ…

その1時間後、泣きそうな顔で《どうしよう間に合いそうもない…》と言い出したM姫!
そこで私も起きて参戦し、資料貼りや切り取りなど《お小言を言いながら》お手伝い!



どうにかいつもシャワーを浴びる時間までに完成!…ホッとするのもつかの間…
その国の食べ物を持って行くと
ポイントが加算されるんだけど…

当時の朝5時半に言う内容でしょうか!!



そしてM姫は…そのまま一睡もせずに学校に行ったのでした…
《もうこういうギリギリな事は絶対にしない、マミーのいう事が正しかった…》と何度も言いながら…

M姫の《ランチ》を作ってM姫を送り出したら…もちろん二度寝!

9時過ぎに起きてからは、ちょっとダディEと《ある事の相談》をしてたらお昼になっちゃった!



お友達と一緒に、ランチを兼ねて《学校に持っていくその国の食べ物》のお買い物へ!
そのソーシャルスタディーのクラスには、もう一人日本人の男の子がいるので、
そのお母さんに電話したら《お寿司》を持っていくというので、私は《枝豆&鳥の竜田揚げ》にする事に!


一睡もしていないM姫が学校から帰宅!もちろん速攻寝てましたけど!

でもこの日は《FLUSHOT》の注射をする予約が入っているため、M姫を起こして小児科へ!



小児科から戻ったらすぐに《枝豆&鳥の竜田揚げの準備》を!もちろんその間M姫は…夢の中へ!

時間が限られているので、大急ぎ(ここ重要)で枝豆2袋を茹でて、
大急ぎ(再びここ重要)で鳥の胸肉8枚を揚げて…


《その国の食べ物》を持っていくとポイントがもらえるのと同じように
《その国の民族衣装(?)》を着ていくとさらにポイントがもらえる!》と言うので、
これまた大急ぎ(何度も言うけどここ重要)でM姫に着物を着せました!

着物を着せるのに時間がかかると思うのに、着る前にトイレに行ったり着替えたり寝起きのM姫は行動が遅く
時間がないのに、一人焦りまくる私なのでした…

焦ってた割には《簡単に結構綺麗に着付け終了》する事が出来ました!
ホッとするのもつかの間、その後髪を結んだり出発直前までバタバタしまくっていたのでした!




そして、着物を着て《なんちゃってヤマトナデシコ(?)》になったM姫と出来たお料理を持ってハイスクールへ!


私、ハイスクールの送り迎えは何十回もしているのですが、建物に入るのはこの日が初めて!

会場のカフェテリアに行くまで、M姫がいろいろと説明をしてくれます!

     
入るとすぐにある自販機!《オバマさんの奥さん》の提案でハイスクールでのドリンクは《全てダイエット》だけ
《スプライト・コーラ・などなど全部ダイエットのみ》しか売ってません。これがまたマズイそうで…
    
学校のロッカーです!右側の白い小さめのロッカーは《オーケストラなどの楽器専用のロッカー》だそうです! 
    
そしてここがM姫のロッカー!一目でわかるようにと…《ペロッと紐を出している》そうです…


ここが会場のカフェテリア!ハイスクールのカフェテリアに、ちょっとテンションが上がる私です!

          
会場はこのように、生徒のプロジェクトがそれぞれ展示されていました。


まず最初に、先生のところに行って《その国のお料理を持参》してチェックしてもらいます。
そこで着物を着たM姫を見て、先生は感嘆の声を上げて喜んでくれました!
そして私も初めて先生にご挨拶を!そこで先生は、M姫のスピーチが素晴らしかったと褒めていただきました。
     
私が作った《鳥の竜田揚げ&枝豆》かなりの量なのに、写真だと大量に見えない…30分も揚げてたのに!


M姫が寝ないで作ったプロジェクとがこちら!

《日の丸の国旗》の上に資料を貼っているんです!(簡単な国旗で良かったとしみじみ思いました!)
       
まさかと思われるますが、この《日本舞踊を踊っている》のは何を隠そう私でして…
M姫ったら《KABUKI》なんて言ってしまっているけど、《日本舞踊》なのに…誰もわからないけど!


もうこの時点で、M姫はお友達とどっかに行っちゃったので、他の作品を見回ります。
(見回ると言っても《全部英語》だから写真とかしか見れないのですけどね…)

    


    
かなり《そのお国の民族衣装》を着ている生徒さんがいましたね!M姫の《赤の着物》は目立ちました!

暇なので、私も《いろいろな国のお料理》をいただく事に!物凄い種類でしたよ!お料理もスイーツも!
    
私の《鳥の竜田揚げ》は、私が食べ物を取りに行った時点で1/3しか残ってなく、大盛況(?)だったみたい!
アメリカ人用に、少し味を濃くしたのが正解だったかも!試食し、その後何個もいっぺんに取ってたとM姫が!

ほとんどが美味しいお料理ばかりでお腹が一杯に!一気に何ヶ国のお料理をいただいたんでしょうか?

お腹が一杯なったので、生徒達が作ったプロジェクトを真剣に見るご父兄を私が撮影!
    
     
座ってじっくりと読むおじいちゃんも居て、私も英語がわかれば全部呼んでみたいと思うほどでした。
     


ご父兄もかなり真剣に読んでいる方がたくさん居て、
それならばM姫のプロジェクトは読んでもらえているのかと気になって見て見たら…
    
何人もの方が、足を停めてM姫のプロジェクトを真剣に読んでくれてまして、ちょっと感動してしまった私です!

実家の母の体験をM姫は《忠実に英訳》してくれていると実感しました。





そしてM姫のお友達も家に帰ると言う事で、私達もそろそろ帰ろうとかM姫と会場を歩いていたら…
あなたがM姫?
あなたのプロジェクト読んだわ!素晴らしかった!!
あなたのグランマが体験した事は恐ろしいけど、
こうしてあなたと私がここにいると言う事は
とても意味ある事だし、
あなたのグランマが生き延びたからこそ
あなたはここに居るのよ!!

っと《実家の母と同じような年齢の女性》に呼び止められ、お褒めの言葉をいただきました。

最初私はこのご婦人を《学校関係者or先生》と思ったのですが、
M姫曰く《学校の関係者じゃなく、誰かのおばあちゃんじゃない?》って!

そういう方に読んでいただき、呼び止めてまでも感想とお褒めの言葉をいただきちょっと感動した私とM姫!

きっと、着物を着ていたから《着物=日本人=あのプロジェクトの作者》とわかってくれたのでしょう!



実家の母の《悲しい体験》を
孫のM姫によって戦争相手の国の人達にそれを伝え、
その国でそれを伝えた孫が生まれ、
自分の娘家族が今その国に暮らしている事は
とても意味がある事だと実感しました。
そしてアメリカの方々もそれなりに
《日本との戦争》を悲しい事実と
思っている事が直接的にわかり、
とても素晴らしいプロジェクトだったと思いました。




この感動的な出来事は、すぐに実家の母に電話して報告しました。
M姫も一睡もせずに頑張った甲斐があり、素晴らしいプロジェクトになり
いろいろな方に褒めていただけた事を実家の母の報告し
改めて、感謝の言葉を言っていました。




…ところで、《日本の民族衣装(?)の着物》を着たM姫はというと…
        
…あれ?写真が後姿と斜めの2枚と少ないですか?実は…
家に帰って着物を脱いだ時に気づいたのですが…
あまりにも急いで大慌て着せたので…
なんと!!左前ではなく《右前》で着物を着せちゃったの…



やってしまった…っと思った時はもう既に遅く…結構気にしながら着付けたんですけどね…
なにせ《大急ぎ&大慌て》での着付けでしたから…

でもね、ちょっと気になってググってみたら…《右前でも大丈夫》だというのも結構あって!
左前&右前、どっちが正しいのかわかんなくなっちゃった…
《右前でも良い!》という記事をたくさん見つけたので、、削除した《M姫の着物姿》を載せちゃおうかな!
      
アイラインもマスカラも全然していない、いたって素のままのM姫!化粧ぐらいしておけば良かった!
(この頃物凄い食欲のM姫でして…ちょっとポチャッとしていますよね…)
M姫の帯に私の《日舞踊のお扇子とI-PHONE》が収まっているのが、現代っ子ぽいですよね!



ハイスクールの模様もデジカメで撮ってきたので、次回載せますね!(大した写真じゃないけど!)