13th Avenue - One and Only -

This is Life Style.

Mad Jeweler's House vol.2

2015年10月27日 | mad jeweler
今日はMad Jeweler's House vol.1の続編

ある日「SUN HOUSE」は無くなってた。

それから程なくして、90年代半ばのシルバーアクセサリー全盛期、路面店の2階を見上げると強烈に惹かれる店が有った。
「Gull's」
インディアンジュエリーで構成されてたんだけど、空間の威圧感がハンパじゃ無かった。
何でだろ?
でもスッゲーカッコイイ店だった。

そして「Gull's」もいつの間にか無くなっていた。

2000年入っても相変わらず広島へ帰れば街を歩く。
そしたらある日、通りにやたらと目立つ輩がいたんだよ。

バッチリとキマッたサイドバックリーゼントにサングラス、タイトなブラックデニムに足下はラバーソール。
何だコイツってそん時思った。
存在感がハンパじゃない。


ブラブラ歩いてると、正に「何じゃコリャ?」な店。
通りまで響き渡るマンボ、表から中をのぞいて見ても世界観が狂ってる
オリエンタル感バリバリで意味不明。
「骸屋洋品店」
正直「何じゃコリャ?」だった。

そして足を踏み入れたら居るのよ、さっき通りですれ違ったアイツが。
どうやら店のヤツっぽい。
店の中でもサングラス
接客する気ゼロ
なかなかの無愛想
普通なら2度と行かないかもしれない。

しかし何度となく広島に戻る度に「骸屋洋品店」に足を向けた。
そしてシルバーのブレスレットを購入した。
サイズを直してもらった。
まだ誰が作ってるかなんて、そん時は知る由も無い。

オレは今でもそのシルバーのブレスレットを、当たり前の様にほぼ毎日左手首に着けている。
大事な物ってそういう物だと思ってる。
そう言うもんだろ。

[AKIRA]


コメント
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