その理由を書くと憂鬱になるので書かないが、今とても忙しい。忙しいが、暇を見つけて……というか“本来しなければならない”ことをするべき時間を割いてこのブログを更新したりしている。漢字検定など、もう1週間を切ったというのにまだ1ページたりとも書いていない。やろう、やろうと思っていて、しかし1日が過ぎ去ってしまった。不意にJACCSのラジオCMを思い出してしまった。
「ほら、一日過ぎちゃったよ? また新しい一日が過ぎちゃうよ?」
最近、1日を大切にしていない気がする。気を引き締めて、ちゃんと今しなければならないことをこなしていきたい。ま、だとすると今すぐ私はパソコンの前ではなく机の前に行くことになるのだが。
で、初体験である。これは、「しょたいけん」ではなく「はつたいけん」と読んでいただきたい。決してやらしい話ではない。って、言ってる私がやらしいか(笑)。
何が初体験かというと、自動車の運転である。私は先日から自動車学校に通い始めたが、入校した次の日である昨日、いきなり実車を運転することになった。いくらなんでも早すぎだろう。そんな突っ込みをしている暇もなく、私は助手席に座った。教程を終えた後大分暗くなった外に出て、昼運転するより難しいじゃん! と思ったが、教習所のコース内は随所に照明が設置されており、運転に支障はなかった。
初乗車日、教程が終わった後の6時半から車に乗った。教官はパっと見がヤクザに見えた。まあそんなことはいいとして、まずは助手席に座って車体感覚や死角の確認。運転席に座ると、前は5m先からしか見えない、とか、車体と平行に引いた左右輪が踏む線は、左がボンネットの中央、右がアクセルペダルのあたりに一致している、とか。
次に、教官の運転で車を走らせ、カーブでのハンドル操作の説明。交差点での曲がり方では、右折ではハンドル1回転なのに対し、左折では一杯に回すのが不思議だった。
他にも、アクセルとブレーキの踏み方などを習った。言い忘れたが、私はMT車の免許を取ろうとしているが、教習の1時間目はまず車に慣れるためにAT車を使って行われた。そして、いよいよ初運転の瞬間が訪れた。ドアポケットに入っている2枚の若葉マークを車体のフロントとリアに貼り付け、準備完了。
右足でブレーキペダルを踏んだまま、ギアをパーキングからドライブに。左手でサイドブレーキを下ろし、右ウィンカーつけ、ブレーキペダルから足を離す。クリープ現象で車がそろそろと動き出す。足をアクセルペダルへ移動させ、ゆっくり踏む。少し踏んだにもかかわらず、強い力で加速する。すぐに右カーブ。カーブの少し前でハンドルを切って、適当な場所に合わせる。左手は位置を変えず、右手は左手の少し下を握る。カーブが終わる少し前でハンドルを戻す。
こんな感じで、カーブの走行、右左折などをみっちり行った。教習所内は確か最高速度40km/hだったと思うが、私は常に20km/h以下で、主にクリープ現象で進んでいた。ブレーキはやさしく踏んでいるつもりでもカックンと止まったりして、文字通りカックンブレーキを体験した。
5分の休憩を挟んで、次はいよいよMT車の運転である。外見上はAT車と見分けが付かないが、番号で100番台がAT車、それ以外がMT車と区別されている。最初はAT車の時と同じように教官がまず運転する。MT車とAT車の最大の違いであるシフトチェンジ動作についてが主だった。停車時に、クラッチを踏まないで最後まで速度を落とし、わざとエンストさせ、エンストを体感した。ノッキングで車が前後に揺れ、ガクンと止まった。おお、これがエンストか、と思った。これは私が後にエンスト王になる、ほんの前触れに過ぎないのだった。
次に私が運転席に乗り込み、発進。まずクラッチを床一杯に踏んで固定、サイドレバーを下ろして、ギアをニュートラルからロー(一速)に入れる。確かな手ごたえを感じ、手をハンドルへ戻す。右足をブレーキペダルからアクセルペダルへ移動し、1500~2000回転で固定。初めは軽く越えてしまい、苦戦する。この動作はエンスト防止なのだそうだ。そして、クラッチペダルに乗せた足を徐々に上げ、いわゆる半クラッチの状態にする。車がゆっくりと動き始める。3つ数えて、静かにクラッチをつなぐと、車が加速する。初MT車発進はうまくいった。しかし、途中で2度エンストさせてしまった。どちらも発進時で、半クラでノッキングして止まってしまった。また、変速動作に気をとられていると意識がそちらに行ってしまい、カーブでハンドルを慌てて切ってしまったりした。
2時間以上に及ぶ教習を無事終了し、私は家へ帰った。明日は休みで、土曜に10時と午後2時にまた乗るらしい。私は家が教習所の近所(徒歩3分)なので、一度目の教習の後に帰ってのんびりする時間があるのはありがたい。
車を運転した感想はと言うと、「すごい」。これは、日頃見ている車、それを運転している人に対してである。実際に自分がハンドルを握って分かったが、簡単そうに見えた車の運転というのは、結構難しい。これはあくまで初めは、の話である。そして、「楽しい」。カーブをきっちり曲がれた時、MT車の発進や変速がうまくいったとき、素直にうれしい。これが車を運転すると言う事なのか、としみじみ思った。
学科も勉強しつつ、補習せずに合格したい。まずは、明日の教習を頑張りたい。
今回のエンスト記録:2回。目指せ0回!
「ほら、一日過ぎちゃったよ? また新しい一日が過ぎちゃうよ?」
最近、1日を大切にしていない気がする。気を引き締めて、ちゃんと今しなければならないことをこなしていきたい。ま、だとすると今すぐ私はパソコンの前ではなく机の前に行くことになるのだが。
で、初体験である。これは、「しょたいけん」ではなく「はつたいけん」と読んでいただきたい。決してやらしい話ではない。って、言ってる私がやらしいか(笑)。
何が初体験かというと、自動車の運転である。私は先日から自動車学校に通い始めたが、入校した次の日である昨日、いきなり実車を運転することになった。いくらなんでも早すぎだろう。そんな突っ込みをしている暇もなく、私は助手席に座った。教程を終えた後大分暗くなった外に出て、昼運転するより難しいじゃん! と思ったが、教習所のコース内は随所に照明が設置されており、運転に支障はなかった。
初乗車日、教程が終わった後の6時半から車に乗った。教官はパっと見がヤクザに見えた。まあそんなことはいいとして、まずは助手席に座って車体感覚や死角の確認。運転席に座ると、前は5m先からしか見えない、とか、車体と平行に引いた左右輪が踏む線は、左がボンネットの中央、右がアクセルペダルのあたりに一致している、とか。
次に、教官の運転で車を走らせ、カーブでのハンドル操作の説明。交差点での曲がり方では、右折ではハンドル1回転なのに対し、左折では一杯に回すのが不思議だった。
他にも、アクセルとブレーキの踏み方などを習った。言い忘れたが、私はMT車の免許を取ろうとしているが、教習の1時間目はまず車に慣れるためにAT車を使って行われた。そして、いよいよ初運転の瞬間が訪れた。ドアポケットに入っている2枚の若葉マークを車体のフロントとリアに貼り付け、準備完了。
右足でブレーキペダルを踏んだまま、ギアをパーキングからドライブに。左手でサイドブレーキを下ろし、右ウィンカーつけ、ブレーキペダルから足を離す。クリープ現象で車がそろそろと動き出す。足をアクセルペダルへ移動させ、ゆっくり踏む。少し踏んだにもかかわらず、強い力で加速する。すぐに右カーブ。カーブの少し前でハンドルを切って、適当な場所に合わせる。左手は位置を変えず、右手は左手の少し下を握る。カーブが終わる少し前でハンドルを戻す。
こんな感じで、カーブの走行、右左折などをみっちり行った。教習所内は確か最高速度40km/hだったと思うが、私は常に20km/h以下で、主にクリープ現象で進んでいた。ブレーキはやさしく踏んでいるつもりでもカックンと止まったりして、文字通りカックンブレーキを体験した。
5分の休憩を挟んで、次はいよいよMT車の運転である。外見上はAT車と見分けが付かないが、番号で100番台がAT車、それ以外がMT車と区別されている。最初はAT車の時と同じように教官がまず運転する。MT車とAT車の最大の違いであるシフトチェンジ動作についてが主だった。停車時に、クラッチを踏まないで最後まで速度を落とし、わざとエンストさせ、エンストを体感した。ノッキングで車が前後に揺れ、ガクンと止まった。おお、これがエンストか、と思った。これは私が後にエンスト王になる、ほんの前触れに過ぎないのだった。
次に私が運転席に乗り込み、発進。まずクラッチを床一杯に踏んで固定、サイドレバーを下ろして、ギアをニュートラルからロー(一速)に入れる。確かな手ごたえを感じ、手をハンドルへ戻す。右足をブレーキペダルからアクセルペダルへ移動し、1500~2000回転で固定。初めは軽く越えてしまい、苦戦する。この動作はエンスト防止なのだそうだ。そして、クラッチペダルに乗せた足を徐々に上げ、いわゆる半クラッチの状態にする。車がゆっくりと動き始める。3つ数えて、静かにクラッチをつなぐと、車が加速する。初MT車発進はうまくいった。しかし、途中で2度エンストさせてしまった。どちらも発進時で、半クラでノッキングして止まってしまった。また、変速動作に気をとられていると意識がそちらに行ってしまい、カーブでハンドルを慌てて切ってしまったりした。
2時間以上に及ぶ教習を無事終了し、私は家へ帰った。明日は休みで、土曜に10時と午後2時にまた乗るらしい。私は家が教習所の近所(徒歩3分)なので、一度目の教習の後に帰ってのんびりする時間があるのはありがたい。
車を運転した感想はと言うと、「すごい」。これは、日頃見ている車、それを運転している人に対してである。実際に自分がハンドルを握って分かったが、簡単そうに見えた車の運転というのは、結構難しい。これはあくまで初めは、の話である。そして、「楽しい」。カーブをきっちり曲がれた時、MT車の発進や変速がうまくいったとき、素直にうれしい。これが車を運転すると言う事なのか、としみじみ思った。
学科も勉強しつつ、補習せずに合格したい。まずは、明日の教習を頑張りたい。
今回のエンスト記録:2回。目指せ0回!