DoCoMoから新機種が出るらしい。ウェブサイトを見たところ、ソフトバンクから出ているような薄型機種が多数あった。ま、最近の携帯は「薄型」か「多機能」の二極化が進んできているので、特に驚きはない。だが、「ちっ、やられた」という感じだ。
モトローラ製の薄型携帯もソフトバンクのサムスン製の薄型携帯に対抗している気がする。ソフトバンクがアクオスケータイや超薄型携帯を出して、DoCoMoがしばらくしてさらにいいものを出す。なんかくやしい。
ま、携帯なんて四半期で新機種が出るものにどうこういうこと自体がバカバカしいということか。出るたびに新機種に買い換えるなんてことも私にはできないし。逆に、私は今使っている905SHは故障して交換部品がなくてどうしても買い換えなければならない、という場面になるまで使うだろう。何気に愛着があるので。
で、その携帯についてもうひとつ。私はパソコンで変換した曲を携帯に入れて聞いている。その際、
携帯動画変換君というソフトをつかわせてもらっている。何故このソフトか、というか、携帯用の3gp形式に変換してくれるフリーソフトというと、これくらいしかないのだ。ま、とても使いやすいので、たまに変換ができないファイルがある以外、特に不満はない。
初めて携帯でその変換した曲を聴いたときは、そこそこの音質だなと感じたのだが、やはり自分の部屋のちょっと値が張るコンポのそれと比べると雲泥の差だ。そこで、設定をいじってもうすこし高音質になる設定を追加した。そして聴いてみて、愕然とした。サンプリングレート(初期値)16000Hzを48000Hzに、ビットレートを96kbpsから128kbpsに、とりあえず適当に設定して聴くと、これが全然先ほどと違う。今までに聴こえなかった音が聞こえるのだ。楽器の微妙な響きに驚き、ボーカルのはっきりとした音の輪郭に感動。iPodを買おうかななんて気が一気に消え去った。というわけで、今携帯に入れている曲を入れなおそうと計画中だ。ファイルサイズが以前の5倍ぐらいになって入れられる曲数が減ったのは残念だが、それでもこの音質はすごいと思った。
サンプリング周波数48000Hzは高すぎるので、44000Hz、40000Hzあたりに下げて聞き比べてから、最適な設定を模索していきたい。
※追記
設定のビットレート、実際には×チャンネル数になるらしい。つまり、ステレオなら2チャンネルなので、128kbpsなら2倍して256kbps!! いくらなんでも高すぎる。前に、雑誌で196kbps以上のビットレートを(複数曲聴いて音質を)聞き分けられるのはほんのわずからしく、現に私が試したところ、
24000Hz - 196kbps
36000Hz - 196kbps (サンプリング周波数とビットレートの関係が悪いのか若干スローになった)
48000Hz - 196kbps(元mp3ファイルと同じサンプリング周波数/ビットレート)
48000Hz - 256kbps
(サンプリング周波数 - ビットレート)
の4つ(全て同じ曲で変換。当たり前か)の違いが分からなかった。今までは一番下の設定にしていたが、一番上と比べても私の耳では違いが分からなかったので、240kHzにしても良いだろう。これでファイルサイズが小さくなり、変換速度も上がるので一石二鳥だ。
ちなみに、変換前のmp3ファイルが5.2MB、変換後が3.5MBだった(元mp3ファイルの48000Hz/196kbpsと同じ設定では変換後のファイルも同じサイズになった)。