涙と笑いのHIV奮闘記Ⅳ

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れと下肢の筋力の衰えとも戦っています。

円成寺

2022-01-13 14:00:19 | 寺社仏閣

まるかつでの食事を終え、
昔この後笠置の「天然わかさぎ温泉 笠置いこいの館」へドライブしたなぁ。

そう思って車に入浴セットを乗せているので行ってみようと思い、
国道369号線で向かいました。

しかし最近遠出していないので途中の円成寺で断念。

円成寺は紅葉の頃、寺の前の池の周りを散歩しただけだったのですが、
国宝の春日堂と白山堂、運慶作の大日如来坐像が所蔵されているとのことで訪れてみました。

受付にだれもいなくって、「すみませ~ん」と何度も大声で呼んで入山。
いただいたパンフレット。

「忍辱山 圓成寺」と書かれた石碑。

平安時代末期の浄土庭園が楼門前に広がり、庭園越しに楼門。

楼門は重文。

楼門の扁額。

受付から入ったところから多宝塔が見えています。

今まではこの多宝塔に大日如来像が安置されていて、ガラス越しにしか拝観できなかったそうですが、
今は新しく建てられた相應殿に移されており直接に拝観できるようになっています。

現在多宝塔には平成に模刻された金色に輝く大日如来が安置されています。
仏像を撮影するのは恐れ多く、塔内の柱。

本堂(阿弥陀堂)(重文)。
中には阿弥陀如来坐像(重文)や四天王像(重文)、南無仏太子像など。
そして柱には浄土の絵がはっきりと残っています。

本堂の扁額。

春日堂・白山堂(国宝)は現在工事中で観ることはできませんでした。

宇賀神本殿(重文)
春日造社殿の向拝を唐破風とした奈良県内最古級の社殿だそうです

鐘楼。

境内にある「イチゴノキ」。
馬酔木のような花ですね。

楼門から庭園を見降ろしてみました。

それでは相應殿で運慶作の国宝大日如来坐像を拝観します。

入り口に花が生けられています。

坐像は円成寺のHPをみていただくといいと思います。

相應殿を下から。
まだ新しいですね。

せっかくここまで来たのでもう少しだけドライブを続けてみます。

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二尊院を出て清凉寺の境内を抜けて渡月橋まで

2021-12-23 21:33:21 | 寺社仏閣

は~、かなり脚がつかれてきた。
もう帰ることにしましょう。

二尊院を出て、清凉寺境内を抜けて嵐山駅へ向かいます。

途中こんな建物。茅葺?藁葺?の事務所。

 

歌舞伎・浄瑠璃で有名な夕霧大夫。
「夕霧大夫遺跡」と書かれた石碑。
夕霧太夫の墓があったということですが、大阪の天王寺の浄国寺にも墓がありますね。

清凉寺が見えてきました。

清凉寺の手前に薬師寺。

その正面に「生の六道 小野篁公遺跡」との石碑。

小野篁は昼は朝廷の役人、夜は六道珍皇寺の井戸を通って冥界で閻魔大王のもとで裁判の副官を務めていたとか。

その冥土通いの井戸(死の六道、入口)は本堂の裏に現存し、冥土から帰ってくる「黄泉がえりの井(生の六道、出口)」は隣接する旧境内で2011年に発見されたようです。

もう一つ「帰り道の井戸」が嵯峨の招金山福正寺にあったそうですが、明治時代に廃寺となって井戸もなくなってしまった。当地は現在、嵯峨・薬師寺となっており、「生の六道・小野篁公遺跡」の石碑が立てられているとのこと。

当時の人は、井戸はあの世に繋がっていると信じていたようです。

 

清凉寺境内には豊臣秀頼首塚。

 

本堂。扁額は黄檗隠元禅師筆による「栴檀瑞像」。

多宝塔。

素通りして仁王門から境内を出ます。

しばらく行くと、左手に有名な豆腐店「森嘉」。
今日は誰も並んでいませんね。
テレビで見た時は長蛇の列だったのに。

利き酒もできるという日本酒店、「おまっとう」。
杉玉が下がっているということはもう新酒がある?

りらっくまのグッズショップ。

ここからも天龍寺へ行けるようです。

「まゆ村」さん。
繭玉で人形を作っているお店です。

「みっふぃー桜きっちん」というベーカリー。
ミッフィーの形をした食パン。

虚空蔵法輪寺と渡月橋が見えてきました。

あ、京都タワーも見える。

かなり日が落ちてきました。

渡月橋から虚空蔵法輪寺。

大堰川に観光船。それを見つめる鵜。

嵐山駅まで戻ってきました。

あ、スーパー銭湯に寄るのを忘れた・・・

駅にはもう灯りが灯されていました。

はい、部屋まで戻ってきました。
太陽はすっかりと沈んでいます。

空には木星。

大極殿がライトアップ。

しばらくすると急に寒くなって月が出てきました。

今日の京都は風もなく、よく晴れて、そこそこ暖かくて、本当にお出かけ日和でした。

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二尊院

2021-12-23 15:35:00 | 寺社仏閣

二尊院は天台宗の寺院。小倉山二尊教院華台寺というそうです。
二尊院の名は、本尊の「発遣の釈迦」と「来迎の阿弥陀」の二如来像に由来するとのことです。

総門をくぐってすぐ参道脇に、

途中に「西行法師庵」との石碑と、その脇に
「我がものと 秋の梢をおもふかな 小倉の里に家居せしより」

本堂に向かって歩いて行きます。

参道脇のマンリョウ。

ゆるやかな石の階段を上ってゆきます。

途中振り返ってみました。

高浜虚子の歌碑。
「散り紅葉こゝも掃き居る二尊院」

上りきったところにある石塀の隙間から水が流れ出ています。

勅使門から本堂。

勅使門の扁額。

本堂。

本堂前の杉苔。

弁天堂へ向かう途中の飾りつけ。

しあわせの鐘。

しあわせを願って三回撞くくらしいです。
1992年に、開基嵯峨天皇千二百年御遠忌法要記念として再鋳し、しあわせの鐘」と名付けられたようです。
「自分が生かされているしあわせを祈願」
「自分のまわりの生きとし生けるものに感謝」
「世界人類のしあわせのために」と、鐘を三つ撞いてそれぞれに祈願してます。

誰でも撞けるようです。

はい、撞いてきましたよ。

左の階段を上ると、

だそうですが、脚力の弱ってきた自分には無理。

冬なのに、桜が咲いていました。

小倉餡発祥の地だそうです。
それで「小倉」餡なんですね。

大きな地蔵尊と、その隣に小さな六体地蔵尊。

大きな地蔵尊の台座には「遊戯六苦 抜苦与楽」。

ここから本殿。

切株の真ん中から竹。

白壁に樹のシルエット。
樹の切り株の隣からマンリョウ。

弁天堂。

境内の松の隣に藤原定家の歌
「しのばれむ ものともなしに 小倉山 軒端の松に なれてひさしき 」

あ~、脚を鍛えて今回訪れなかったところをおとずれてみたい。

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興福寺

2021-10-07 13:50:22 | 寺社仏閣

県立美術館を出て、二条大路を渡って興福寺へ。

中金堂と南円堂。

東金堂と五重塔。

南円堂の西側で発掘作業中。

今年の興福寺の特別公開は五重塔の初層です。
秋は11/9~11/23だそうです。

左から南円堂、北円堂、中金堂。

中金堂を正面から。
コロナ感染症のため、まだ公開は中止しているようです。

南円堂。
ここでも鐘を鳴らす紐がとりはずされています。

一元観音さんの前に鹿。

藤棚には藤の実の鞘がたくさんぶら下がっていました。

南円堂の北側の楓の紅葉。

いい香りが漂ってくると思うと金木犀。

毎年スケジュール帳を目当てに買う雑誌「サライ」
今年は若冲のスケジュール帳でしたし、
雑誌の特集も奈良の仏像ですね。
表紙は東大寺法華堂(三月堂)の不空羂索観音像。
正面で合掌している掌の間にはガラスの玉がはいっていますね。

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興福寺

2021-09-09 15:50:08 | 寺社仏閣

興福寺へ向かう途中にも鹿煎餅を売る店がありまして、
そこにある煎餅は絶対食べないのに、
青いシャツを着た人が煎餅を買うと、そのあとをぞろぞろ着いてゆきます。
そしておねだり。
その時にじらそうものならトンデモナイことになります。

別の場所の鹿、のんびりしていますね。

東金堂のよこから境内に。
中金堂と仮金堂が見えていますね。

その手前で何か工事が行われているので近づいてみると奈文研による発掘調査のようです。

東金堂の南側の五重塔。
あれ、初層の扉が開いています。
今年の秋の特別公開で公開されますね。

中金堂。
現在閉鎖中なのですが、
前の庭の芝生に入らないように柵が設置されていました。

その鴟尾。
平城宮跡の大極殿とは少し違いますね。

南円堂でいつもの通り参拝です。

前の藤棚に実が垂れ下がっていますね。

近鉄奈良駅へ向かいます。

途中に咲く百日紅。

楓の紅葉が始まっていました。

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