グループによる棲み分けが確立されている女子中学校のあるクラスで、
「王妃」と呼ばれクラスでトップだった子が公開裁判にかけられてトップから陥落。
その後、クラスの調和は壊れ、混沌とした状態に…。
そこで、目立たない4人グループがクラスに平穏を取り戻すため、
もう一度「王妃」がトップへ返り咲けるように奮闘する、という話です。
もともと周りを気にしてビクビクしながら学校生活を送っていた4人が、
人の目を気にせず、自分を否定されることを怖がらず行動できるように
なる過程は読んでいて楽しかったです。
この著者の本は何冊か読んでますが、面白かったのは「嘆きの美女」ですね。
引きこもりで、ネットに悪口ばかり書いてた主人公の女性が、
とあるきっかけで、美人ばっかりと同居することになって、
その生活を通して見た目も性格も変わっていくという話です。
確か、BSでドラマ化されてたと思います。
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