ある人物が開発した市場予測システム「エアー」。
そのシステムを使って資産運用すれば莫大な利益が得られるが、
政府しか持っていないデータをシステムに入力する必要が…。
そんなシステムの開発者は、なぜか、工事現場で働いており、
現場で知り合った主人公と協力して政府と交渉を開始。
その結果、政府にシステムを渡す見返りとして、
運用益の15%を譲渡してもらい、
さらに、福島で震災により帰還困難区域となった地域を
経済自由区として指定してもらうことに。
莫大な資金を得た主人公と開発者は、
経済自由区で起業しようとする人達にどんどん投資。
たくさんの人を集め、そして、その経済自由区で、
円とは違う独自通貨を導入。
世間の注目を浴び、独自通貨の流通量が増えてくると、
政府は無視できなくなり、いろんな妨害工作を展開。
そんな時、エアーが突然停止し、
経済自由区を維持するための資金がなくなり、
システムの開発者が突然いなくなり…。
独自の通貨で新しい経済圏を確立しようとするストーリーが面白かったです。
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