■入院・・・(-_-;;

ゴッドマザー・・ガンが再発したので入院である。
１３時からの検査、手術ということなので、昼過ぎに行く。

１３時過ぎ、そのままレントゲン室、そして手術へ・・。


手術は、ポート埋め込みなので、早い人なら３０分。（部分麻酔）
しかし待てど暮らせど出てこん・・・


「なんや、院長、何しとんで？！」
「遅いのぅ～。」


そして４時過ぎ・・・




「すいません、遅くなりました。今、終了しました。」と看護婦さん。




部屋に向かう。



「で、どないなんで！？」
「くそ～、クビが痛とうて動かんわ！」
「ま、埋め込んだけんのぅ～」
「いや、えらい痛いから、医者に痛てぇ～！殺す気か？！
　何しとんぞ！と言うと３人がかりで押さえられてのぅ～」
「それあんた、全身麻酔の方が良かったんちゃうの？」

ま、前回も難航した手術。血管のつきかたが、他人と違うらしい・・


ちょっと席を外しておる間に看護士さんが来ておった。



「・・大丈夫ですか？」
「ほんま、痛てえ～わ、このベッドで死んだろか？！」
「あ、お世話になります。」
「あ、どうも。」
「今日の夜、お世話になる・・・」
「いえいえ、手術させて頂いた○○です。」
「へ？？先生？またなんで？？」
「いや、院長が行けと・・・」
「あれ？院長さんがしたんじゃ・・」
「忙しくて（代わりに）３人がかりでしたんですよ。」
「あ、それで・・・」
「で、後の話は院長が直接、お話すると言ってましたので、もうしばらくお待ちください。」
「ほい！ま、大変やったろう・・」
「ま、血も出ましたしね・・。なかなか血管が・・」
「くそぅ～、ほんまクビが痛てぇ～わ・・」


看護婦さん登場！


「・・で、え？体重も増えてたんですか？」
「そやな・・」
「どこか、おかしいところとか・・」
「あ～、もうクビが痛とうて死にそうやど！」
「あ、なら市販の痛み止めでも・・」





５時３０分、院長と話合い・・・




「じゃ、またまたですがガンが再発したということで・・」
「ほな、よろしくお願いします。」
「で、一応、腫瘍マーカー値がこうなってたんで疑ってＣＴ見ると見つかったと。」
「はい・・」
「で、一応、これがガンですね・・」


ＣＴを見る。ゴッドマザーは先に見ておって、

　　かなりでかい・・・
　　こらもう今年いっぱいじゃ！

とか言っておった画像じゃな・・・




で、スクロール？しながら見る・・・



「で、ここがガンやな。」
「うん？？」


あれが肺全体とすると・・へ？？


「ちょいＫ（院長）先生、そこ計ってや！」
「ちょいまって・・。え～、最大でも１ｃｍくらいかな・・」


・・・　こら話が見えてきたで・・


「すんません、肝臓も一応、測ってや・・」
「こっちは・・え～、最大でも２ｃｍくらいかな・・」


・・・




「このアホがやな、余命が・・とか言ってましたが・・」
「余命？？」
「もうワシは春までや・・」





なんもせんでも、もっと生きるわ！





「腫瘍マーカーも前回の半分以下ですし、抗がん剤で流してしまおうということです。」
「そやろ？！それをこれが、もう親戚とかにもめちゃくちゃ言うとるねん。」
「おめぇ～、でもあんなにデカイの見せられてみ～や！」
「おめぇ～、バカか？！拡大しとんじゃ！！そうじゃねぇ～と分からんじゃろうが？！」
「おめぇ～、そんなこと知らんやねぇ～か・・」


「で、どうすれば・・」
「え～、ま、今回、入院して頂いて、抗がん剤を流してですね、でまぁ～、出ていってもらえれば・・・」
「了解です。」











・・・











ほな、帰るぞ！












親戚に電話を回す・・・













「お！超～塾長！どやった、帰ろうか？！」
「いや、すんません、じつは、かくかくしかじかで・・」
「ほうか・・」
「いや、まぁ～、正月にで・・接待しまっせ！」





おばはんにも電話・・




「どやった、かあ～ちゃん！？」
「いや、すんません、じつは、かくかくしかじかで・・」
「ほうか、まぁ～、大事にせいよ！かぁ～ちゃん。」
「ま、テキトーに・・」









さ、仕事や・・