エアーポンプの磁石を強力なものに交換してパワーアップを図ったのですが 最大負荷時に電磁石の真ん中あたりに振動板が来るようにすればもう少し圧力が上がりそうなので 押しバネを(振動板を内側に押し戻すように)取り付けてみました。
予想通り より高圧力が安定して得られるようになりましたが うるさいのは相変わらずです。追加したバネ自体からも振動音が出るのでバネの中にスポンジを仕込んであります。
試しにGEX製のCO2ストーンにつないでみたら 普通のエアーストーンのようにたくさん泡が出ました。
押しバネで効果があることが分かったのでエアー量の調節ができないタイプのエアーポンプをネオジム磁石仕様にしてみました。
バネだけではどうしても調整しきれず振動板がケースに当たってしまうのでストッパーをスポンジで作って振動板がケースに直接当たらないように加工しました。いろいろと微調整をしてそれなりに圧力を上げることができました。これもそうとううるさいのですがGEX製のCO2ストーンから泡がたくさん出る圧力にはなっています。
泡の出方を比べてみました ストーンはGEX製のCO2ストーンです。
GEX e-AIR 1500S(未改造) 20kPa (メーカーカタログ値不明)
水心 SSPP-7S(改) 26kPa (メーカーカタログ値 9kPa)
水心 SSPP-3(改) 32kPa (メーカーカタログ値 14kPa)
実は まだもう少しは圧力を上げられるのですがケースに振動板が当たってうるさい音が出たり圧力が安定しなかったりするのでそこそこの妥協点での状態です。
画像では分かりにくいのですが改造バージョンは細かい泡が勢いよく出ています。
圧力は車のタイヤ用のエアゲージ(デジタル)にアダプターを作って測りました。値が正確かどうかは分かりませんが水作の未改造のエアーポンプの計測値がカタログ値と同じだったのでまあまあ目安にはなると思われます。
見た目ではどれぐらい圧力が上がったのか分からないのですがネオジム磁石+押しバネでうまく調整すればオリジナルの2倍以上に圧力を上げることができます。
ただし振動板の曲げ方や磁石の取り付け位置 磁石と電磁石との距離などで大きく圧力が変わってくるのでベストなポイントがなかなか見つけられません。
曲げなおしたり接着しなおしたりの繰り返しになるので 圧力を測るものが無いと作業がはかどりません。
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