いよいよ、門出式のスタートです。在校生の列の所々にある4年生の花のアーチのトンネルを保護者の方とくぐっていきます。TOKIOの「宙船」がグラウンドいっぱいに響きわたり、40名の卒業生が巣立っていきました。卒業、おめでとう。
小学校最後の記念写真です。40名の卒業生とご家族の方、総勢100名を越える、大集合写真です。竹でいえば、節目となる記念すべき一日でした。平成20年3月19日。40名一人一人が自分なりのフラッシュを精いっぱい輝かせた卒業式でした。
朝から「なごり雪」が降るなか、今日は7名の先生方とのお別れの式、「離任式」がありました。お世話になったことやたくさんの思い出を児童代表の7名が話しました。また、花もプレゼントしました。先生方、一人一人からもお話をいただき、これまでお世話になったことを振り返り、改めて感謝の気持ちがわき上がってきました。最後に先生方とお別れの歌「君に会えて」を全員で歌いました。思いがきわまり、涙の離任式になりました。これからも健康に留意され、さらなるご活躍を教職員とみずきっ子みんなでお祈りいたします。7名の先生方、本当にお世話になりありがとうございました。
うさぎのララちゃんの世話を2年生が春休みも当番でしています。ご家庭のご協力でキャベツやにんじん、りんごなど、お家にあるものを持ってきてくれます。子ども達の話によると、ララちゃんは好き嫌いなく、何でも食べるそうです。この日もララちゃん小屋をそうじしたり、えさをあげたり、とても大切に世話していました。4月になったら、今の1年生に世話に仕方を引き継ぎ、5月の連休明けから1年生に完全にお願いする予定です。
校長先生のはなむけの言葉は「自分を愛し、自分を大切にする人になってほしい」ということでした。この世の中には、自分とはたった一人だけで、それはとてもかけがいのないことであることを卒業生の名前をもとに話してくださいました。名前にはご両親の期待と願いが強く込められているからです。そのことから、中学生になっても自分を大切にし、学びを深め、様々な困難なことに出会ってもあきらめず、その時の自分ができる最大限の力を発揮してほしいと話してくださいました。最後に「ゴジラの卵」の話もしてくださいました。自分で考え、人とのかかわりの中で学び合っていけば、自分の中にあるゴジラのたまごが殻を破って、自分の可能性がますます広がっていくというお話でした。卒業生への大きなエールとなるお話でした。
卒業証書授与後、卒業生は降壇し、次に天童市教育委員会から卒業記念品として賞状筒をいただきます。その後、保護者席に向かって歩き、自分の席まで戻ります。着席してから音を立てないように、卒業証書をこの筒に入れます。実は、これが以外と大変なんです。音を立てないように筒のふたをとって、次に筒に入るように卒業証書を細く巻きます。入れたら最後にふたをするのですが、きつくてなかなか入らないものもあります。卒業生はふたをするまで緊張が続くのです。
成生小では壇上にビデオカメラを設定して卒業生が校長先生から卒業証書をいただく瞬間の映像を流しています。ご家族の方やご来賓の皆様にはもちろん、在校生にも生中継で卒業生の晴れの姿が見られると好評です。卒業生一人一人が校長先生と目を合わせ授与する姿は大切な思い出の一つになることでしょう。