瑞穂のラグビー好き

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GW特集:懐かしのラグビー本(黒)の4

2006年05月07日 | 本の紹介

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 今日は「ポスト・アマチュアリズムの日本ラグビー」の項を取り上げます

 ’93年に行われたサッカーのWC予選”ドーハの悲劇”は、サッカーの
ファンのみならず多くの国民の関心事となった。その反面、ラグビーの
WCはNZに145点取られてはじめて「そんな大会あったんだ」と思われた
位でしょう。

 なぜ、ラグビー日本代表は大きな共感と支持を集められなかったのか?

 答えはラグビーがマイナー競技だからでもなく、人気が下火になったから
でもテレビ中継が少なかったからでもない。日本協会自らが国民の共感と
支持を集めようとしなかったから-それ以外に答えはない。

 例えば、’95年2月に瑞穂で行われた、トンガ代表とのテストマッチ、あの
阪神淡路大震災直後になぜチャリティマッチにしてPRしなかったのか
また、犠牲に成られた多くの方に黙祷をささげ喪章を縫いつけることだけ
でも、選手のモチベーションはあがり、注目度は飛躍的に上がったはずで
ある。また、WC本戦においても、世界が知っている被災国の選手として
全試合喪章をつけてプレーするべきであった。試合前に黙祷するだけで
選手の精神的な支えになったはずである

 ここからは私見
 ラグビーの世界では、前述のようなスタンドプレーに見られることは避け
ようとする奥ゆかしい風潮があります。でも、表現することは表現し、言い
たいことは言い切る。言い切った以上は、責任を持った行動をとる。
その繰り返しでプロとしての自尊心が築き上げられるのではないでしょうか?
私はそれを信じ、この連休の過去の狂会本の振り返りを終わります