「奉納とは、日本人である自分と神様との真剣な約束ごと。」
この言葉で、スートン腹に落ちました。
奉納、 ありがとうございました。
皆さん、こんにちは。こんな書き出しで始まりました。
大きな神社に行くと、
お酒やさまざまなモノが奉納されています。
もしあなたが自分の創っている食品を神に奉納しようと決めたら、
添加物の一杯入ったものを奉納するでしょうか。
もしあなたが建築士であり、
その図面を奉納するなら、
耐震偽装をした図面を奉納できるでしょうか。
できないと思いますね。
それどころか、
最高のモノを奉納しようとするでしょう。
先日、伊勢で自分の志を探求する個の花道場をやりました。
初日は、自分の天命、志を探求し、
二日目は、伊勢神宮の内宮で御垣内参拝をやり、
志を奉納することになっていました。
初日は夜の９時過ぎまでやったのですが、
なんと次の日の午前４時まで
自主的に、皆で互の志を
ブラッシュアップしていたというのです。
なぜか？！
それは、奉納するからです。
もし明日、皆の前で発表しようと言えば、
参加者は朝までやらなかったでしょう。
相撲、茶道や華道、能楽など、日本文化は奉納を旨とする。
刀鍛冶などの職人も白装束に、
しめ縄を張ったところで、
真っ赤に焼けた鉄を打ちます。
日常が奉納なのです。
職人の神業も伝統的に奉納をするからだと思います。
昔は商店でも、
店の天井のところに神棚が備え付けられていました。
神の眼を意識して商売をしていたことになります。
天地人一体となる。
これは、日本の伝統の凄みだと思います。
日本の企業が長く続く本質的な理由もここにありそうです。
あなたも自分の志を神社、仏閣、教会に、
誓いに行きませんか。
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