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時を共有した母

2012-03-11 19:50:35 | 
大正3年生まれの母は
智里にある熊谷元一、写真家・童画家の存在を記憶している。
明治42年生まれの熊谷元一さんが母の兄の一級上とか
会地村(現在阿智村)から飯田中学(現飯田高校)まで自転車で通ったという。

熊谷元一写真童画館を訪ねた。

S.新聞記事に、写真展があるというので、母と行ってみた。

昭和9年、当時童画の指導を受けていた、武井武雄から
「伊那谷の案山子の写真をが欲しい」と、言われて
熊谷さんが初めてカメラを手にしたという。

その当時からのカメラの展示
昭和10年~30年代の囲炉裏や炬燵を囲むぬくもりとくつろぎのある暮らし

母は、食い入るように見ている。
自分の暮らしと照らし合わせているかのように。

母の同級生が、武井武雄の家の女中さんになって
住み込みで働いていたという。
東京生まれの母は、武井武雄の家を訪ねて
同級生の所で泊めてもらったという。

岡谷市にあるイルフ童画館が武井武雄の童画が多くあるから
ここでも、部屋の写真などを見て、母が懐かしがっていたこともある。

熊谷さんは、平成22年11月6日(享年101歳)で亡くなられてしまったが
数多くの写真、童画を残されています。

昼神温泉にお出かけになった時には、是非ご覧になってみてください。


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2 コメント

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母の存在・・・ (お茶碗)
2012-03-12 21:55:08
kokoroさんのお母さんの存在の大きさは生きてきた長さそのものでしょうか・・・。
kokoroさんがそれを尊く想う。
素晴らしいと想います。

熊谷元一さんの額が我が家にもあったけ。
飾りなおしてみようと想います。

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郷土を愛す (kokoro)
2012-03-13 16:46:37
お茶碗さんへ

郷土・故郷は良いものですね。
同じよしみと思えば、懐かしく
少し知っていれば、全部が分かっているかのように
ふるまってしまう。
だんだん懐かしい事ばかりが自己中になってしまう
思い出話を聞いてくれる人を恋しく思うのは
高齢になった証拠かもね・・・。
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