兔と憂鬱の同居2

兔が出会った憂鬱達との会話。

―満たされた先の不安―

2006-10-30 01:42:53 | Weblog
眠りたいだけ眠り、食べたいだけ食べる、したい事だけをし、眠りたいだけ眠りにつく。
ただそれが選んだ何かに繋がらなくとも。
部屋は床から天井まで、少しの隙間も無く自分で満たされている。

そろそろダブった何かを捨てなくちゃいけない。

限りある時間の中でいくつかの何かを無駄にしようとも、後悔をするのはいつだってその中の一部。

僕らはいつだってコンプリート出来ずにいる。