兔と憂鬱の同居2

兔が出会った憂鬱達との会話。

「キリギリス」

2007-03-06 23:00:51 | Weblog
「複雑にしか説明出来ない人間は言葉足らずなだけだよ」
君の言う通りだと思う。

極力努力を避け続けてた自分。
なんとなくなった今に意味を見つけたくて、自分は特別なんだっていう意味をどうしても見つけたくて。
出来るだけ曲解しながら生きてみる。

考えるだけ考えて、結局答えは見つからない。

それもその筈、だね。



本当は解っている単純な答えを、
臆病な僕らは認めたくなくて。

難解な意味を複雑に織り交ぜ持ち寄って、
傷を舐めあっている。

潔く

2006-12-09 13:04:15 | Weblog
潔く認め
潔く逃げる

本当の理由。

逃げる理由。

何か「イイワケ」が無いと駄目なのだ。

いつからだろうか、「素直だね」という僕のキライな言葉を耳にしなくなったのは。
僕が僕じゃなくなってくような気がする。

当たり前の事だが、人は時と場所を選ぶ。

正しい時と場所なんてのは無くて、全部本当に進んでいる世界なのだが

僕は、僕にとって本当に良い世界が知りたい。

―高レート―

2006-11-19 13:14:56 | Weblog
消えない痛み、乾いた空気が喉に鼻に突き刺さる。
そう、風邪です。
明日で調子悪くなってから一週間が経ってしまう。

そしてあの人からの連絡が最近多い。
パワーハラスメントに近い。
どうしてこんなにもストレスが溜まるのか。
正直本当に困ってる。

なんとかしなきゃ。
でも、どうやって?

―期待への死―

2006-11-17 01:46:03 | Weblog
「死とファッション」
何?って思ったよね?

ちょっと昔に人に言われたんだ

死とは?終わりとは?

それは誰しもが経験した事のない事で、そして一度しか体験の出来ないもの、そして語り継げない事。

そう、死とは最終手段であって、生きる僕らにとっては本当の「終わり」である。


死んだ事のない当たり前の僕らは学習する事も出来ずただただ死を崇高なものに捉えてしまう。
否、死とは崇高な行為なのかもしれない。
学習する事の出来ない僕らはただただ想像を巡らすことしか出来ない。
憶測の中でしか死を捉える事が出来ない。


死とは?


繊細であるか?
華奢であるか?
謙虚であるか?
傲慢であるか?
誇りであるか?
名誉であるか?
始まりなのか?

生きる僕らにとって死は一番密接な偶像であり、そして実像でもある。





と、こういう言葉が「ファッション」である。




死とは、決して美しいものではない。
美しい死とは、死に行くもの生が「美しかった」のであって、決して「死」が美しいわけではない。
そして「死」によって「生まれる」「始まり」、
そこに死を着飾れる当事者は居ない。

―甘い叱咤―

2006-11-15 01:23:15 | Weblog
いつになく転がってる自分。

「きっかけは人から貰うもの」

その言葉が正しいか正しくないかは解らない。

けど、優しい言葉。


転がってゆく先に穴がありますように。願いを込めて。



今日もまた「運任せ人任せ」。

-嘘つき-

2006-11-12 13:57:09 | Weblog
しかしツボを付くやつってのは多いな。
なんでいつもこのタイミングで来るかなー
なんでいつもあの位置にいるかなー
なんでいつもオレがこれしてる時なんだよ
いつもいつもいつもいつもツボ突き過ぎ。嘘付き過ぎ。


寂しいと死んでしまう兔も構われ過ぎると死んでしまうよ。

―潔癖症―

2006-11-08 05:40:56 | Weblog
自分は何故自分に生まれたのか。
自分が自分でなくてはならなかった理由。
案外、自分は自分でなくとも良かったのかもしれない。

人は不運に敏感な生き物。

小さな幸運には目もくれず、些細な不幸に立ち止まる。

だから僕は自分で良かったと思うよ。



―晴天に憂鬱―

2006-11-06 03:11:30 | Weblog
昨日から今日にかけて沢山の夢を見た。
といっても3つぐらい、かな。居眠りの度に夢を見る…いつもは全く見ていないのにな、覚えていないだけなのかも。

さっき見た夢が未だに身体から離れない。
随分と稚拙な内容だったがやけに生々しく覚えている。

―ノルマカルマ―

2006-11-04 16:06:41 | Weblog
寂しい空色、明日は何色?

遅い昼食、今日もデリバリー。


夜と今日の気分は違う。明日も休日、何をしようか…
いつだって決めた何かが重く圧し掛かる。
秩序の中生きるものにとって自由とは?

それ自体が拘束具のようなもの。

―表裏―

2006-11-02 04:18:46 | Weblog
昔から、産まれた時から知っている。
要領が悪くて、融通が利かなくて、正義を貫き通す、
誰よりも優しくて、本当は繊細な君。

君が僕を困らせる度に、僕は優しくなれる。

ここしばらくは、ほんとうに救われてる。