東根温泉 いしの湯

２００９年春に山形・東根市にある東根温泉へ訪れました。
ここにはちょっと変わった共同浴場が有ると聞き探してみることに。
すると、温泉街に有る案内地図を発見。やっと「いしの湯」へ到着しました。
普通の民家のようなので、「ごめんください」と言って入りたくなります。
玄関を入ると、隣の部屋に居た（こたつに入っていた人）に２００円を払いました。
引き戸を開けて脱衣場へ行くと、狭いながら脱衣籠の有る棚があります。
そして浴室へ行くと四角のタイル張りの湯船には、硫黄の香りのする透明で白っぽい湯の花の舞う緑色をした湯が掛け流されているんですよ。
飲泉をしてみると、苦くて不味かったですね。
浸かってみると、ちょっと熱めですが体の芯まであたたまるいい湯なんですヨ。このときちょうど僕一人だけだったので、ゆっくり湯に浸かりました。
カランは水のみなので、源泉の流れてくる四角い湯口から湯を汲んで体を洗います。これがけっこう熱いので水で冷まして使いました。
しばらくすると、地元のおじいさんらしき人が入ってきました。湯船は２人入るのがちょうどよい広さだったので、早々に湯から上がることに。
湯上りには隣の部屋が休憩所になっていたので、ゆっくり涼みました。

６７度　含硫黄　ナトリウム　塩化物　硫酸塩泉　

古いですが、なつかしい雰囲気の共同浴場でした。また訪れるかも。