路線バスに乗ると既に満席だった。
と言っても通勤時のような「すし詰め」状態ではなく、そこそこの混雑だった。
そのバスに一人の老人が乗ってきた。
中国では、お年寄りや妊婦、障害者など身体に不自由のある人へ席を譲る光景を良く見かける。
ところが今日は誰も譲らない。
そしてその老人は一人の若い女性に目をつけ、
「おい、その席を私によこせ!」
と言い出した。
その若い女性はさすがにいやな顔をしていたが、諦めて席を立った。
さすが自己主張のお国柄だ…と思ってると、
その女性が立った隙に別の若い女性が割り込み、その席に座ってしまった。
老人もさすがに怒って、何やら罵倒していたが、その女性は全く聞く耳を持たない。
イスに座り、ただただ寝た振りをするだけだった。
やはり中国は一瞬一瞬が勝負。
一瞬たりとも油断がならない…
と言っても通勤時のような「すし詰め」状態ではなく、そこそこの混雑だった。
そのバスに一人の老人が乗ってきた。
中国では、お年寄りや妊婦、障害者など身体に不自由のある人へ席を譲る光景を良く見かける。
ところが今日は誰も譲らない。
そしてその老人は一人の若い女性に目をつけ、
「おい、その席を私によこせ!」
と言い出した。
その若い女性はさすがにいやな顔をしていたが、諦めて席を立った。
さすが自己主張のお国柄だ…と思ってると、
その女性が立った隙に別の若い女性が割り込み、その席に座ってしまった。
老人もさすがに怒って、何やら罵倒していたが、その女性は全く聞く耳を持たない。
イスに座り、ただただ寝た振りをするだけだった。
やはり中国は一瞬一瞬が勝負。
一瞬たりとも油断がならない…