紆余曲折のあちこち滞在記(越南編)

日本から上海、そして日本、気がつけばフィリピン。
かと思えばベトナムへ。
どこへ行くのか?紆余曲折の滞在記。

EURO2004!

2004年06月26日 11時33分19秒 | Weblog
中国在住の方も日本にいる方もEURO2004に苦しめられてる人は多いのではないだろうか?
ゲームが始まるのは北京時間で午前2時半!もう…眠いって!
人民のナショナルチームはまだまだ全然弱いが、サッカーに対する情熱は強いものがある。

中国ではEURO2004を全試合生放送する。(録画の再放送ももちろんする)
僕は夜の10時半ごろから始まる昨日のゲームの録画と生放送を通しで見ることが多い。
生放送の前半終了あたりから記憶が失われてることが多いため、再放送も見ざる終えない。

僕の軟弱なサッカー熱を尻目に人民は睡魔にも負けずテレビ観戦する。
サッカーへの情熱は人一倍だが仕事に対する情熱は持ち合わせていない人民たちは仕事中の睡魔には無抵抗に敗北してしまう。
2年前の日韓ワールドカップでもそうだったが、ただでさえ扱いが難しい人民たちが、さらに暴走しだしてしまう。
しかし、レベルの高いゲームが毎試合のように行われてるのに、それこそ仕事どころではない!ような気もしてくる。
中国だけでなく世界中の人が熱中しているのではないだろうか?
こんな環境の中、連日連夜の寝不足にも負けずに遅刻もせず定時に出勤する日本人サラリーマンは偉いと思う。(ちょっぴり馬鹿だとも思うが…)
今の僕には到底出来ない業だと思う。
ああ、人民化が止まらない…(涙)

うざい!

2004年06月22日 21時04分21秒 | Weblog
先週入梅した上海だが今週は晴天続きだ。
雨が降れば降ったで蒸し暑くなるし、雨が降らなければ35度近い猛暑になってしまう。
いよいよしんどい季節になったようだ。

真夏のような太陽と一緒にやってきたのが虫である。
日本人にも御馴染みであるゴキブリ、蚊、ハエの嫌われ御三家はもちろん、日本で見たこと無いような虫があちこちで大量発生している。
上海はQing Zuiさんのブログで紹介されているように台湾の高雄に比べるとかなり少ないようだが、日本に比べれば全然危険地域だと思う。
今年は幸いなことにゴキブリはまだ出てきていない。(まだ気づいていないだけかもしれないが…)
だが、蚊は異常に発生している。
もともと上海は湿地帯に出来た町なので湿気が多く、また最近の緑化計画で急速に緑が増え、蚊が発生しやすい条件が揃ったようだ。

以前住んでいた上海のマンションではゴキブリが大量発生していた。
帰国時に害虫駆除の専門家に相談したことがあったが、中国の殺虫剤には中国でしか認められていない特別な成分が入ってるから気をつけてね!と言われた事がある。
それって、他の国では使用を禁止されてる成分が入ってるということ??
人体にもそれなりに悪影響があるそうです…
その話を聞くまで、毎晩、毎朝、発狂したように殺虫剤を吹きまくってた気はするが、気のせいだったということにしておこう…
その時の経験で、ゴキブリには瞬発力なら「バ○サン」、持続力なら「コ○バット」ということが良くわかった。
今年まだ遭遇していないことが効果の程を表していると僕は強く信じている。

殺虫剤は使用禁止だが、耳元で「ぶ~ん」と五月蝿い蚊を放っておくわけには行かない。
で、中国製蚊取線香とベープマットを購入してみたが、殺虫剤とは正反対で全く効果が無い。
煙がもくもく上がる中、蚊は悠々と飛行を続けている。
何か良い対策は無いだろうか?
寝苦しい夏を迎えそうだ…

でびゅ~

2004年06月18日 19時44分16秒 | Weblog
ゴジラをご存知だろうか?
ニューヨークで野球をしている人ではなく、東京など大都会で大暴れをするのが大好きなゴジラである。
一度はハリウッドに売られてしまったが、日本人には馴染み深いあのゴジラもついに50周年を持って歴史を終えようとしている。
今年の年末に公開される「GOZILLA FINAL WAR」ではニューヨーク、パリ、シドニー、上海など世界の大都市で大暴れをするらしい。
その「GOZILLA FINAL WAR」に出演(エキストラだけど…)することになった。
テレビの撮影を偶然見かけたことはあるが、出演したこは今まで一度も無い。
まさか上海で出演(エキストラだけど…)できるとは夢にも思わなかった。
ボランティアというのが何故か泣けてくるが…
服装は普段着で良いそうだが、汚れるので2着分用意しなければならないらしい。
しかしその普段着の要求は、渋谷や新宿へ遊びに、または食事に行く時の服装…だという。
この上海で何を言っているんだか…
上海ロケなのだから日本のそれも渋谷だ新宿だの格好ではなく、思いっきりシャンハイニーズで決めなくては映画をご覧になられるお客さんに対して申し訳が無い。
撮影までにチャイナ服を2着買ってこなきゃ…

病院

2004年06月18日 19時20分40秒 | Weblog
持病があるため病院へいった。
今回は旅行保険が使えないので、ローカルの病院を選択した。
外資系の病院と違い施設も設備も古く、ほとんどのエリアで空調すらない状態だった。
これで上海を代表する大学病院である。
いろんな意味での不安が次々によぎる中、診察が始まった。
検査もかなりアバウトだったし診察もいい加減だったが、日本の病院みたく診察まで2時間も待たされるようなことは無い。
初診にも関わらず、病院に入ってから検査、診察、会計、薬を貰うまで僅か45分!
しかし、薬を間違えられてしまい、なんだかんだで更に45分を要した。
費用も検査、診察が15元くらい、薬代が120元と激安だった。
大病ならともかく風邪程度なら旅行保険に入らなくてもローカルの病院なら十分に支払える金額だ。
まあ、それでも大病をした時や携帯品の破損、盗難のことを考えると旅行保険は入っているに越したことは無いが…

ギャップ

2004年06月12日 23時39分20秒 | Weblog
日本で知り合った上海人の友人に上海で会った。
先週、彼女の旦那さん(日本人)と一緒に東京から引っ越してきたので、旦那さんはまだまだ上海若葉マークだ。
なんとなく初々しいので、弄り甲斐がありそうだ♪

とりあえず現状を聞いてみると、やはり日本の新聞、雑誌、日本食に飢えてることが分かった。
日本の新聞は上海で購入できること、マンガ喫茶、BSアンテナの予算、日本料理屋の情報など教えてあげた。
上海には奥さんしか情報源がないようなので、僕からの情報にえらく感謝していた。

ここらで軽いジャブは終え、本腰を入れるとするか…

上海ではホームレスのような格好で一般人からお金をねだる人達を良く見かける。
この話題になると、
旦那さん「あれって親子連れとか居ますよね」
僕「ああ、あの子供ってレンタルですよ」
旦那「れ、レン…タ…」
僕「そう、一日100元らしいですよ。それ以上の効果があるんでしょうね」
旦那「…」

既にKO寸前の旦那さんだが、追い討ちをかけてしまった。

僕「繁華街とかでコップ片手にお金をねだる手や足の無い人達がいるでしょ。あれって元締めがいて、夜になると彼らを車で回収し、朝になると各地に配置するんですよ。」
旦那「えっ!お金は全部彼らのものじゃないんですか?」
僕「ええ、彼らに入るのは10%程度ですよ。まあ、ここでは全てが商売ですから」
旦那「え…あ…う…」

なんだか旦那さん、今から帰国してしまいそうです。
まあ、それはそれとして、上海の良さも説明しておきましたけどね。一応…
この二人、離婚したら僕のせいかも…(汗)

10年分…

2004年06月12日 12時30分27秒 | Weblog
最近、スイカが甘くなってきてとっても美味しい~♪
丸ごと冷蔵庫で冷やし、頃合を見て半分に切り、それをスプーンでほじくる。
このダイナミックな食べ方は日本ではちょっと出来ない。
価格は小さいもので100円、大きいもので150円程度。
中国は食材が本当に安くて嬉しい。

今週は彼女が実家の南通へ帰ってる。
だから今週は自分で作るか外食しなくてはならない。
昨晩は久しぶりに枝豆を作ってみた。
あのビールのおつまみの枝豆だ。
枝豆は大好きなのだが、日本にいるとき自分で調理して食べたことは無いし、居酒屋とかでも自分で注文したことは無いく、誰かが注文したりお通しで出たものを食べる程度だった。
その枝豆を市場で見つけたので2元分(30円分)買ってみた。
それを全部塩湯でして食べたのだが、どのくらいの量かというと、恐らく過去10年で食べた枝豆と同量かそれ以上…
流石にこれだけ食べると気持ち悪くなる。
本当に10年分かどうかは知らないが、枝豆、どんぶり二杯分は迫力満点だった。

これって、軍事産業??

2004年06月12日 10時56分57秒 | Weblog
昨年の夏、僕は新潟県の長岡市にいた。
例年にない冷夏で全く夏らしくない夏をすごしていた。
その頃、上海は猛暑で大変だったらしい。
何年か上海に住んでいる人も昨年の夏はひどかったという。
どうも今年も昨年同様最悪の猛暑がやってくるらしい。
暑くなるのは勿論嫌だが、それよりも深刻な問題は電力事情である。
急速に経済発展による工場の建設ラッシュ、エアコンの普及のため、全く電力が足りていない。
電気代は日本より高いのではないだろうか?
その煽りを喰らっているのが工場である。
一週間に何日か決められた曜日は電力が全く来ない、つまり停電状態になる日がある。
4000社にも及ぶ工場がそういう状態にあるそうだ。
急激な経済発展と猛暑、上海の電力事情は窮地に追いやられている。
対応を迫られる上海市はなんと人工的に雨を降らす そうだ…
具体的には2つの方法が考えられる。
飛行機でヨウ化銀などの冷却材散布方式と小型ミサイルを雲の中で爆発させ雨を降らす…
なんだか滅茶苦茶です。
上海市、逆ギレしてるとしか思えない。
どうやら前者が有力のようだが、このヨウ化銀、一体何??
人体、農産物、水質などには影響ないの??
なんてことを考えていたが、なんと北京では既に使用しているそうです。
しかも、ヨウ化銀を含む降水が環境や人体にどのような影響を与えるかはあまり研究されずデータもないそうだ…
砂漠化が進む北京ではより深刻な問題かもしれないし、人工的に雨を降らすというのは凄い事なのかも知れなけど、いきなり人体実験とは恐れ入りました。

中国へビジネス、旅行の際にはヨウ化銀にご注意を…

日本人おかしいよ…

2004年06月09日 22時50分37秒 | Weblog
今週は珍しくスーツを着る機会がとても多い。
何しろスーツなんて約2年ぶりだ。
2年前に着た時は既に許容できる限界サイズまでスーツに無理をかけていたが(素直に太ってしまったと言いたくない…)、その頃に比べると少し痩せたのか、もしくはスーツが限界をオーバーしてしまったのか、少しきついかな?って程度になっていた。
スーツのサイズ(身体のサイズ)のことはともかく、このくそ暑い中スーツ着て上海をうろうろしているのは日本人しかいない。
我ながら日本人は馬鹿じゃないの?と思ってしまう。
世の中暑いのだから、それなりの格好をすればいいのだ。
夏でもそれほど暑くならないイギリスの物真似をするのではなく、TPOを考えるべきだと思う。
勿論、仕事をするのにTシャツに短パン、というのでは問題があるのかもしれないが、相手に不快な印象を与えなければいいのだと思う。
困ったことに、それなりの格好であってもスーツでないだけで不快に感じる人も世の中に少なからずいるのは確かだが…
そういえば、以前日本で話題になった「ノータイディ」とか「カジュアルディ」だか名前は忘れたが、要はスーツ以外で仕事をする日という試みはどうなってしまったのだろうか?
スーツ以外で何を着て出社したらいいのかわからない人が多くて廃止になってしまったのだろうか?
仕事のイロハがまだ身に付いていない新入社員ならともかく、ベテランや中堅なら見た目ではなく内容で勝負できるのだから、スーツ一点張りでなくても良さそうなものだが。
まあ、という訳で、暑い中、明日もスーツを着なくてはならない日本の間違った商習慣を逸脱できない自分自身に愚痴をこぼしてみた今日この頃です…(涙)

SMAP

2004年06月09日 02時40分27秒 | Weblog
草薙剛、矢田亜季子の「僕の生きる道」のDVDを買ってみた。
キムタクの「プライド」にしようか迷ったが、ここのところキムタク主演のDVD三昧だったので、今回は見送ることにした。
このドラマは日本にいるとき少し見ていたので大体の内容は知っている。
全話で700円程度なので、まあ暇つぶしにはもってこいである。
今回買わなかった「プライド」に関わるが、最近(既に古いかもしれないが…)、「メイビー」という言葉が日本で流行っている。と、上海のフリーペーパーに掲載されていた。
意味は英語のまんまで「多分…」みたいな感じのようだが、この言葉を「プライド」の中でキムタクが使っていたこと発端のようだ。
海外に住んでいて、リアルタイムで日本のドラマや情報を見ていないので、流行語は全く疎くなってしまう。
先日、ジェネレーションギャップについての日記を書いたばかりだが、どうやら日本の同世代ともギャップが出来ているようだ。
でも、本当に日本で「メイビー」などと言っている人は居るのだろうか?
なんだか想像しただけで恥ずかしくなってしまう。
そんなことだから、オヤジ化してしまうんだろうな…

しっかりしてよ…

2004年06月07日 22時45分59秒 | Weblog
日本の顧客が上海にやってきた。
上海の隣町、昆山の台湾系企業へ案内した。
その際、上海で白タクを手配して往復した。
車はGMのBuick、車は大きく加速もまずまず滑らかだったのだが、運転手が最悪だった。
一般的に中国人は運転が荒い。だが、この運転手は今までの運転手の中でも最悪の一人だろう。
ブレーキのタイミング、力加減が滅茶苦茶!
更に、道を知らない、しょっちゅう道を間違える、言ったことを聞いてくれない…などなど
せっかく来て頂いたお客さんも不機嫌になってしまった。
こんな運転手は二度と使いたくない。
上手な運転手も中にはいるんだけどね…