紆余曲折のあちこち滞在記(越南編)

日本から上海、そして日本、気がつけばフィリピン。
かと思えばベトナムへ。
どこへ行くのか?紆余曲折の滞在記。

明日から3月か…

2004年02月29日 21時56分07秒 | Weblog
ったく、今日も雨だ。
最近雨が少なかったので、別に構わないのだが、今日は少し遠出するので鬱陶しいのだ。
目的地は巨大なマンション群の中の中華レストランだった。
この巨大なマンション群の中の住民による集会だったが、特別に僕も参加させてもらうことになった。(というか、ここの住民でないと申告するのを忘れてたのだが…)
集まったのは日本人4名。
一名が女性だったが、全体的に年齢層は高め。
僕が一番の若輩だった。
あらら、これは話がかみ合わないかも?と危惧してたが、そんな心配は無用だったようで大いに盛り上がった。
唯一の女性参加者は日本で看護婦をしており、主人が勤務している上海と日本を行ったり来たりしているそうだ。
その彼女の話だと、日本は数字以上にエイズ患者が蔓延しているそうだ。
その殆どは輸血によるもので、旧厚生省の連中はホントに頭が悪いということがまたひとつ証明されてしまった。
何しろ10年間潜伏期間があるため、実際の数字を調査することはほぼ不可能だという。
本人にエイズの自覚がないため、更に病気を蔓延することになってしまう。
中国もエイズ問題はかなり深刻であるが、中国政府が本気になれば中国在住の人間全員を検査することもたやすいだろう。
彼女は若いうちに自己血液を冷凍保存させることを強く勧めていた。
22時を過ぎたあたりでお開きとなり、家に帰ることにした。

家に帰ると、東京に住んでいる中国人の友達から電話がかかってきた。
以前、彼女から日本人クラブを上海で一緒にやらないか?と誘われていたが、その話は断った。
それ以来、特に連絡は取ってなかった。
お互いの近況報告をすると、彼女は日本人と結婚したことがわかった。
で、その彼と一緒に上海でレストランバーを開きたい。とのことだ。
そのレストランバーの総支配人をして欲しいとのことだ。
四月にスポンサーと彼等夫婦で上海に来るそうだ。
幸か不幸か、僕はクラブは嫌いだが、食べ物や料理は大好きだ。
実は以前からレストラン経営に興味があり、いつかはやってみたいと思っていた。
意外な形で夢が急速に近づいた。
まだまだ話は見えてこない部分が多く、採算性も、方向性も見えていないが、興味を引いたことは確かだ。
その四月までにある程度の市場調査をしなくてはならない。
まあ、そういうことも得意分野であるので、乗り気になってしまった。
今週は忙しいので来週から調査を始めなくては。
電話を切った後、すっかり興奮してしまった僕はなかなか眠ることができず、諦めて上海で人気のあるレストランのホームページなどを調べ始めた。
深夜はネットの接続料金が安いことも後押しした。
気がつくと4時を少し回っていた。
さすがに少し眠い。
というか、明朝は6時に起きて8時前には外出しなくてはならない。
明日の仕事はしんどそうだな、、、などと思いながらも気力が漲ってるので気にならなかった。
それにしても上海はホント、不思議な街だ。

EMS取りに行かなくちゃ!

2004年02月23日 21時55分12秒 | Weblog
昨日、彼女からマンションを買おう!と言われた。
50万元くらいの物件で、場所は七宝鎮の近く、市内までバスで一時間って所だろうか?
広さは約90㎡、新築、まずまずの物件だ。
頭金30%は彼女の両親が払ってくれるという。
これで20年ローンを組めば月々の支払いは3000元程度だ。
彼女と半分ずつ出せば、十分払える金額である。
実際には中国の新築マンションはスケルトン渡しが普通なので、更に内装費が5万元くらい必要だ。
その5万元を用意しなくてはならないことも問題だが、両親の30%(約15万元)は本来、最近両親が南通に買った中古マンションの内装に使う予定のお金だ。
また、最近の上海の土地バブル抑制策として、新築マンションを購入後5年間は転売できないことになっている。
現状の仕事ではまだ5年間払えるかどうかわからないし、使う予定のある両親のお金を使ってまで買わなければならないものではない。
今回、両親のマンションを内装しなおさなければ、二度とチャンスはないだろう。
その15万元も相当苦労して貯めたお金に違いない。
逆に自分たちはマンションを買うために具体的な努力をしていないし、また、今後購入できるチャンスも何度もあるだろう。
という訳で、せっかくマンションを購入できるチャンスを断ることにした。
それでも彼女は諦めきれないようではあるが…
中国は一人っ子政策の為、日本の家庭に比べると子供を大切にする傾向がある。
日本人が子供を大切にしないという意味ではなく、異常に過保護だったり、子離れ・親離れできない家庭が多いようだ。
彼女の家でも両親の住むマンションの内装費を彼女の新築マンションの頭金にするのは全然問題ではないようだ。
彼女の方も、当然とは言わないまでも、それほど特別なこととも思っていない。
自分が日本人で彼女たちが中国人だから考え方が違うのかな?と思っていたが、彼女のお婆さんも僕と全く同意見のようだ。
ちなみにこのお婆さん、過去の歴史的問題から僕と彼女の結婚に否定的である。
が、変なところで意気投合してしまった。
これでお婆さんも日本人に対して少し肯定的になってくれればいいのだけど…
それにしてもこのマンション話、ちょっともったいなかったかな?(苦笑)

20℃って、まだ2月なんですけど…

2004年02月22日 21時54分42秒 | Weblog
「弟切草」というDVDを買ってみた。
奥名恵主演のホラー映画だ。
彼女の顔にはどことなく陰な雰囲気があり、ホラー映画として期待してしまう反面、呪怨のように大コケをしてしまう不安が両立している。
見始めると、それなりに雰囲気が出ててなかなか怖そうだ。
時間は流れ、30分経過…1時間経過…
ど、どうやら、不安が勝ってしまったようだ(涙)
これなら呪怨のほうが遥かに怖かった。
全くのできそこないだ。
ホラー映画が大の苦手の僕が見てこの感想なんだから、ホラー好きには耐え難い映画だろう。
それとも、知らないうちに僕がホラー映画克服しちゃったのかな??

上海という街は日本人にとってあまり困ることの少ない外国だ。
食べ物もお金しだいで何でも手に入る。
毎日毎日本格中華を食べてると、たまには邪道の日本風中華も食べたくなる。
その日本風中華は日本料理屋へ行けば食べられることが多いが、やはり相当いい値段を取られてしまう。
同じ食材、似たような味付けなのに料金は3倍から5倍近く違ってしまう。
そういう時はやはり自分で料理するのが一番安上がりだ。
という訳で、カルフールに醤油、味噌を買いにいった。
醤油はキッコーマンが中国で製造してるので、日本風の醤油はやや高め程度で購入できる。
しかし、味噌は店中探しても見当たらない。
仕方ないので、日本の食材専門店に足を運んでみた。
さすが専門だけあって、日本でもおなじみの味噌を売っていた。
が、50元とはどういうことだ??
一休さんのような坊主がトレードマークのマ○コ○ミソが何故800円近くもするんだ??
日本からの輸入ということで関税もかかるし、ここは外国である。
日本と同じ値段のわけがないが、いくらなんでもこれはひどい。
結局、どうしても許せる金額ではなかったので味噌は諦めることにした。
今度、実家から適当なのを送ってもらおう。

FrontPage

2004年02月19日 21時54分13秒 | Weblog
FrontPage2003を買ってみた。
FrontPageはいわずと知れたホームページエディターソフトである。
以前使っていたPCはOffice98Proを搭載していたのでFrontPageも入っていた。
今のはXP Homeだから残念ながらFrontPageは入ってない。
今日購入した2003はもちろんコピー商品だ。
価格は4元(60円相当)でもちろんシリアルナンバーもついている。
というかこのCD、FrontPageのつもりで買ったが、内容はOffice2003 Proだった。
FrontPageどころかAccessも手に入ったので嬉しかった。
残念ながら日本語のサポートは受けてないようで、言語は英語に設定した。
日本語にしたところで用語自体は意味不明なので英語で十分だ。
という訳で、この日記だけのサイトを近いうちにホームページとしてリニューアルする予定です。
今までは無料の日記サイトだったので、画像、動画に制限が多かったが、これからはいろんな無茶ができそうです。
そうなると今のダイヤルアップのインターネット環境では少々(少々か?)きついかもしれない。
いよいよ我が家もADSLかなぁ?…

バレンタインデーは病院で

2004年02月14日 21時53分47秒 | Weblog
朝、目が覚めると、以外に体が楽になっていた。
勿論、まだまだ完治には程遠いのだろうけど、少なくとも関節の痛みや熱が下がった感じがする。
で、調子に乗ってシャワーを浴びると、なんだか急に気持ち悪くなり、またベッドに戻ってしまった。
海外旅行保険の手帳を引っ張り出し、上海の病院を探してみると、10件くらい載っていた。
ただ、キャッシュレスサービスは平日のみという病院ばかりで一瞬焦ったが、幸い土日もサービスを受けられる病院があった。
この病院は日本語や英語ができる先生ばかり揃えてることや滅茶苦茶診察料が高いとしても有名だ。
まあ、自分で払うお金ではないし、そこにすることにした。
病院に直接電話をし予約を入れ、念のため彼女も呼び出し一緒に行くことにした。
院内は日本人や欧米人の患者ばかりで、中国人の姿はスタッフ以外いなかった。
待合室で待ってると、看護婦がやってきて耳で体温を測ってくれた。
38.1度だった。
今日はこれでも楽なのだから昨日はいったい何度だったんだろう??(汗)
しばらくすると今度は別室に案内してくれた。
ここの看護婦は全員英語が出来るようなので、彼女にはそのまま待合室で待ってもらった。
血圧を測ると、ちょっと待ってて!といなくなってしまった。
すると今度は男の先生が入ってきた。
どうやらこっちが真打のようだ。
この先生は日本やアメリカの大学も卒業しているようで、日本語や英語はペラペラだった。
背中を叩いてみたり、耳、鼻、喉を診てもらった。
喉を診るなり、「こ、これは!…検査しますね。血を抜きます。」
どうやらただ事ではないようだ(汗)
綿棒で喉の粘膜を採り、さっきの女医さんに血液を抜いてもらった。
しばらく待つと、先生がやってきて、病気の説明を始めた。
鼻から菌が入り、喉に感染したようだ。
で、肝心の病気は、風邪と過労だそうだ(苦笑)
過労と呼べるほど忙しくもないのだけどな…
白血球もそれほど多くなかったので、注射もしないですんだし、薬を飲んでいれば10日で治るだろう、との話だった。
最後に薬をもらい、会計処理をしてもらった。
保険のキャッシュレスサービスの利用なのでお金を支払わなくてもいい。
ちなみに診察料+薬代は1800元だった!
普通の病院だったら200元かせいぜい300元がいいところだろう。
キャ、キャッシュレスで良かった…(汗)
病院から出ると1時前で彼女もお腹すいてそうだったので、避風糖に行くことにした。
バレンタインに避風糖というのもどうかと思うが、僕の具合を考えると仕方がない。
やはり食欲はなく、ワンタンメンを半分も食べられなかった。
早速病院でもらった薬を飲んでみた。
レストランを出て、まっすぐ家までタクシーで帰ったのだが、家についたころには薬が効きだして、完全に熱が下がっていた!
喉はまだ痛いが、頭痛もかなり楽になった。
やはり高い薬は違うのだろうか??

一歩も外出しないのは十何年振りだろう??

2004年02月13日 21時53分20秒 | Weblog
どうにも寒気が止まらず朝4時に起きてしまった。
勿論体調は最悪である。
昨日までも発熱、頭痛、悪寒はあったが、今朝はそれらがひどくなった上に関節痛と喉痛までやってきた。
幸い、急ぎの仕事はないので一日休める。
昼過ぎになり、食欲はないが何か食べないと良くならないので食べ物を買いに行こうと思っていると、彼女から電話があった。
食事を作りに行くから、それまで休んでて!とのことだ。
今から来るのでは、相当時間かかるだろう?と思った。
案の定、彼女が到着したのは4時前だった。
どうせ食欲ないからちょうど良かった。
中華粥を作ってもらい、果物を買い物に行ってもらった。
病院へ行くことも考えたが、明朝まで待ってみることにした。
移ると申し訳ないので、6時に帰ってもらった。
朝よりは少し調子よくなってきたが、明日までには回復しそうもないかな?

まさかインフルエンザ?それともSARS…

2004年02月11日 21時52分46秒 | Weblog
最近めっきり暖かくなってしまった上海だが、今日の僕は寒くて寒くて堪らない。
どうやら風邪を引いてしまったようだ。
お腹は壊してないので、食べ物からではないようだ。
と言う訳で、SARSや鳥インフルエンザではない…と信じてる。
生憎風邪薬を切らせていたので、仕事へ行く途中、薬局で購入した。
日本でもおなじみの正露丸やバファリンも売っているが、中国のは効き目がかなり強く設定されてるようで、日本人にはちときつい。
何とか仕事を終え、家の近所の中華屋でスープを注文した。
日本の中華料理屋ではよほど高級店にならないとスープは一人前単位で注文する。
こっちでは普通の中華料理屋でも4人前くらいの量が最低のオーダー単位だ。
それでいて10元前後で収まってしまう。
風邪を引いてるときなど、脂っこいものを食べたくないときの選択肢として外せない。
で、今日注文したスープは、香菜豆腐羹。
豆腐のスープなのでそれだけでもあっさりしてるが、香菜が入ってると格別にすっきりする。
ところがこの香菜、ほとんどの日本人が苦手だ。
僕も最初はまったく受け付けなかった。
だからメニューに香菜と書いてあるものは絶対注文しなかったし、そうでなくても、香菜は入ってるのか?だったら入れないでくれ!という要求を必ずしていた。
ところが、ある日牛肉面を注文してから全てが変わった。
香菜は美味い!
その牛肉面はスープがかなり脂っこく、逆に香菜がなければ食べられる代物とは思えない。
それがきっかけで、今では香菜入ってるのか?ないなら追加してくれ!と注文をつけるようになってしまった。
香菜はともかく、体調はすこぶる悪い。
今夜は早めに寝よう。

黄韮は突然に!

2004年02月10日 21時50分45秒 | Weblog
夕方、突然黄韮を大量に食べたくなった。
と言うわけで、近所の市場に買出しに向かった。
生卵3個1元、豚肉200g2.7元、黄韮たくさん(でかめの中華鍋に溢れそうな量)2.7元、ビール一本3元、占めて約150円である。
今夜の食事はこの一品のみだが、食べきるとお腹一杯で死にそうになった。
それにしても市場での買い物は難しい。
何を買うにしても1斤(500g)いくら?というような金額設定がされている。
野菜関係は口頭なり指差すなりで何とか伝わるが、肉に限ってはとても難しい。
まず、何の肉か?その肉のどこの部分か?それをどの位いるのか?
しかも野菜と違って肉を切っていくのだから、重さでの指定も難しい。
今日も意思疎通が上手くいかず豚肉ロースを5キロ近く買わされそうになった。
と言っても36元(500円程度)の話だが…
だが、たまたまちょうどいい大きさの塊があったので、何とか事なきを得た。
その5キロももっと大きい塊から切ってしまった後だったので、肉屋はブツブツ文句を言っていたが、「自分は日本人で中国語があまりできない。面倒かけてごめんね!」と素直に詫びたら、この界隈ではやはり外国人は珍しいらしく(しかも市場に来る外国人なんて、、、)、なんだか仲良くなり色々と買い物の仕方など教えてくれた。
日本では(世界中ではか?)中国人に対する評判は良くない。
蛇頭を代表とするチャイニーズマフィアの犯罪行為などが報道されるのも珍しくない。
また、中国に進出しても中国人に上手く騙された!だとか、ひどい目に合った!など、失敗談も後を絶たない。
が、自分自身の経験で言えば、中国人に騙されたことなど殆どない。
勿論無い訳ではないが、日本で日本人に騙されるケースと比べてみると、何だか中国人の詐欺のほうが良心的な気がする。(それも変な話だが…)
これは僕の勝手なイメージでしかないが、中国人詐欺には気をつけてれば騙されない、とか、世間相場を知ってたら騙されないようなことばかりである。
騙された奴が馬鹿?って感じだ。
それに比べ、日本の詐欺は巧妙で極めていやらしい気がする。
実際に上海に住んでみて本場の中国人と触れてみると、日本人よりも中国人のほうが優しい人達だと感じることが多い。
勿論日本人にもいい人もたくさんいるし、中国人に悪い人はたくさんいる。
それでも一般的に中国人は親切だと思う。
僕はそんな中国人たちが結構好きだ。
ここにきて中国社会が少しわかってきたのか?それとも自分自身が変わってきたのか?
日本もかつてはお節介と言われる人がたくさんいた。
独善の場合も多々あるかもしれないけど、彼らは親切でもあった。
自分自身、あまり親切な人とは思わないので大きなことは言えないが、やはり日本は余裕がないと思う。
やがて中国人も日本人と同じような人達になってしまうのだろうか?
経済が発展し、今とは全然違う中国になっても、中国人の良さは変わらず残して欲しいと思う。

如何なものか?

2004年02月09日 21時49分19秒 | Weblog
ポークカチャトーラに挑戦してみた。
ポークカチャトーラとはイタリア料理で豚肉と野菜をトマトソースで煮込んだ料理である。
通常は鶏肉を使い、チキンカチャトーラとなるのだが、最近の鶏肉事情を考慮し豚肉にすることにした。
僕の料理は基本的に手抜き料理なので、イタリア料理といえど難しいものではない。
豚肉、野菜の順番で炒め、トマトソースと一緒に煮込んでおしまいだ。
野菜はシメジとブロッコリーをチョイスした。
一般的に中国の野菜はでかい。
アスパラガスなど牛蒡並みの大きさだし、ナスもレンコンサイズである。
で、味も少々異なる。
シメジは日本の同様、カチャトーラに合う味だったが、ブロッコリーは今一つだった。
野菜の味が違うことも問題だが、それよりもトマトソースが問題だった。
日本ではスーパーはもちろん100円ショップでも煮込み用トマトソースが安価で売っているが、ここではそのようなものが存在すらしていない。
今回は親から送ってきた荷物に一緒に入れてもらったのだが、簡単に手に入らないのは痛い問題だ。
トマトソースはもちろん、パスタ用のソースなども中国製は見たことが無い。
輸入品はあるが馬鹿高い関税のため、とても僕の財布で帰るような代物ではない。
ちなみに日本で中華料理というと塩コショウのイメージが強いと思うが、本場の中華では塩はともかくコショウを使った料理は殆ど見かけない。
今回はこのポークカチャトーラとゴマをまぶしたパン、サラダ、中国産赤ワインという内容で彼女と食べた。
このレピシの金額の内訳を紹介すると、トマトソース100円(日本円)、赤ワイン1本30元(500円相当)、ブロッコリーとってもたくさん3.2元(50円)、シメジとってもたくさん2.8元(40円)、豚肉400g6.8元(100円)、全部で800円ってところか。
このように中国人が普段食するものや消費するものは滅茶苦茶安い。
逆に少しでも嗜好性の高いものはかなり値が張ってしまう。
一般的な中国人の家庭でワインや洋食が食べられるようになると、そういう調味料やワインなども安く手に入るようになるだろう。
中国人よ、今こそ脱中華料理だっ!!

兵達

2004年02月08日 21時48分33秒 | Weblog
昨日の飲み会の時、いろんな事を話したが、食べ物において最強の日本人を発見できた。
僕はたいていの食べ物は平気だが、ゲテモノは全然ダメだ。
と言っても上海に来てからかなり毒されてしまい、既に日本レベルのゲテモノはゲテモノでなくなってるが…
それはともかく、その彼は本当に何でも平気なようだ。
たとえば豚の脳味噌(そのまま)だとか、虫の類だとか…
毒されている僕ですら絶対に踏み越えてはならない壁を彼は易々と越えていく。
ちなみに豚の脳味噌は白子のような味らしい。By 美味しんぼ+数々の犠牲者の証言
日本では高級食材の白子も良く考えれば十分ゲテモノである。
脳味噌とどっちがまし?ってよく考えてみると、脳味噌の方がまだまともな気がする。
映画ハンニバルでDr.レクター+隣に座った子供が人の脳味噌を食べるシーンがあるが、案外美味いのかも知れない。
もちろん試してみる気はないが、ここ中国の奥地では今でも死んだ人を食べてしまう困ったちゃんがいるらしい。
最近ではさすがに捕まってしまうようだが、食べた本人は別に悪気はないようだ。
映画シュリでは北朝鮮の兵士が「餓死した自分の子供を食べる親が…」というシーンがあるが、かなり複雑な思いさえ除いてしまえば人間はご馳走なのだろうか?
ちなみに今度僕は犬を食べることを彼女と約束してしまった(涙)
中国はもちろん韓国や東南アジアなど、様々な国で犬は食されてる。
美味しいらしい…だけど…(涙)
上海に来て嬉しいのは羊肉が日常的に食べられることだ。
日本で羊の肉はあまり出回ってない。
せいぜい北海道(オーストラリアからの羊肉の輸入の大半は北海道らしい)くらいだろう。
ちなみに何故か島根でも羊肉はあまり珍しい食べ物ではなかった。
フランス料理では牛肉よりもラム(子羊)の方が美味しいとされている。
日本では羊は圏外で牛肉、豚肉、鶏肉の順番だろうか?
中国では人それぞれって感じで、羊、牛、豚、鶏、鴨、蛇などなどいろんな意見がある。
僕は羊、鶏、豚、牛の順番だ。(ただし、黒豚に限っては羊と同等)
東アジアだけを見てみても日本人は異常なまでに肉を食べない民族だと思う。
今でこそ日本人は豚肉や牛肉を食べるが、以前はどちらも食べなかった。
むかーしの歌で楊貴妃はあんなに綺麗なのに豚肉を食べる!というのがある。
当時の日本人には絶世の美女が豚肉を食べるなんてとても理解できなかったのだろう。
マムシは一部の日本でも食べるし、沖縄では海蛇も食べる。
そのうち日本でも牛、豚、鶏の中に蛇が参入してくる日もあるのだろうか?(笑)
ちなみに僕も蛇は食べられる。
みなさん、是非ご賞味あれ!