ようやく一輝の作品が仕上がりました。
今年の春、いっしょに見た夜光虫をテーマに、海、砂浜、川の中に好きな虫たちを並べた少年らしい押絵になったと思います。
構図、布選び、仕上げ、すべて本人の選択に任せ、大人の感性や技術で手を加えないことに力を入れました。絞りや、鮫小紋の生地がお気に入りで、ヒトデやカメもちょっと面白いことになってます。
人も動物もそうですが、手を出さずに見守りながら本人の力を引き出し、育てていくことの方が、何倍ものエネルギーがいるもんですよね。
夏休み中も本来ならば、毎日、学童保育に朝から行くところを、最後の追い込みは1週間くらいお休みをいただいて、べったり座り込みでがんばってました。
と言っても、こちらはみんな、殺気立った時間の中で作業しているので、何か聞いてきても、早口でパパパ~~っとしか答えられない時もしょっちゅう。後にした方が良さそうだな・・・と、空気を読む練習もできたことでしょう。
コテで指先をやけどもしましたが、それもみんなが通り抜ける儀式のようなもんで(コワいばあちゃん?!)ま、いい経験でしょう。
「九才 一輝」のサインが入ると、本人も、私も、ホっとドッとの安堵感・・・
題名は「夜の海の生き物たち」だそうです。
会場で実物とご対面してやっていただければ嬉しいです。
私は、もう少しで完成する所です。
会場でご対面出来る事、楽しみです。
あの、真剣そのものの、お顔でボール紙を
切っておられる姿、素晴らしい!!と思っていました。何が出来るのかしら?
と、楽しみでしたが。一輝くんの感性には
びっくりです。今から作品展が楽しみです。
聡甫、一輝と、二人の9才の作品を見ていただくことになりますね・・・
私のも・・・お見せしましょうか~?
見せて頂きたいと思います。
聡甫先生の作品は、今も私の心の中にしっかりと入っています。
私の作品も完成しました。