第4水曜、京都教室でした。
1年近くお休みだったTさんが来られ、皆さんで大歓迎!!
途絶えていたご縁が復活するのは、ほんとに嬉しいことです。
教室の後、9日まで国立博物館で開催中の長谷川等伯展へ。
没後400年の特別展です。
東京から引き続き、連日90分待ちの入場とか聞いていましたが、
もう今日しかチャンスはない!と覚悟を決め、東山へ
案の定、「現在80分待ち」の札が!
皆さん、お揃いの傘・・・?と思いきや、博物館で用意された日傘です。
至れり尽くせり~~
案外早く、40分後には会場へ入ることができました。
入った途端、余りの迫力に圧倒!!
汗を拭き拭き並んだ甲斐がありました。
閉館時間が迫っているので、まずは第1目的、仏涅槃図の部屋へ直行
石川県の染め物屋に生まれ、秀吉にその才を見込まれることに。
当時の大御所、狩野派と対峙しながら、仏画や自然をテーマにした大作で、
一世を風靡していきます。
しかし、そんな中、妻や息子を初め、身近な愛するものとの別れが相次ぎます。
その供養と、法華経に帰依する篤い思いを託して描かれたのが、この涅槃図。
これは図録を写した写真ですが、実物は縦が10mにも及び、天井から高さが
足りないので、かなりの長さが地面に這わせてありました。
その迫力たるや、何時間見ていても飽きないでしょうね・・・
お釈迦様の入滅を嘆き悲しむ弟子たちや菩薩に混じって、大勢の動物たちも
描かれていますが、その中に珍しい猫も・・・
上のほうを見て気づいたのですが、入滅の日は満月だったのでしょうか?
折りしも今日は満月。
そしてもう一つ・・・祖母の命日(プライベート過ぎ?)
高野山へお墓参りに行けないな・・・と思っていたところだったので、
ちゃっかりここで手を合わさせてもらいました。
等伯さん、ありがとうございました。
絵仏師として始まり、桃山絵画を代表する色鮮やかな屏風絵を数多く生み出し、
晩年は水墨画のモノクロームの世界へと移行した等伯。
まったく異なった世界で、それぞれが息を呑むような感動の連続です。
明日からは、閉館時間が1時間延長され夜7時まで。
博物館の専用駐車場は、ほぼ間違いなく入れません。
北隣りの豊国神社駐車場を利用されると良いですよ(30分150円)
後10日。是非この機会にご一覧を!!
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