こんなに楽しい!みやび流押絵

各教室での押絵の作品や、道端で出会った季節の移ろい、クスッと笑えるテーマもありますよ~

結婚記念日 ダレの!?

2016年10月16日 | あれやこれや

昨日父が、母にサプライズで結婚記念日のお祝いをしてやりたいと言い出しました。
これまで、当時のことを思い出すと腹の立つことばかりで、ただの一度もお祝いする気になれなかったと父。母はきっと、何日かも覚えてませんけどhekomi

群馬から商船学校に出てきた父が、母の疎開先の家に下宿して出会った二人。
昭和23年10月17日、22歳と17歳の夫婦が誕生。
次の年に母は、男の子を流産。
でも、その子のお蔭で、私はこの世に生を受けます。
「複数の子を平等には愛せないから、子供は一人」が父の信念でしたから。

しかし今度は、私の誕生によって、父は故郷や親戚との縁をすべて断つことに。
そこから味わった苦労のカタマリ人生を母と分かち合いたい父。
イヤなことは、な~んにも思い出さない母。
絶妙のコンビが、68周年を迎えました。



「こんな汚くなった顔、出したら承知せんからね!」と母が申しますので、存在だけbe
ケーキに乗せた6と8のロウソクも、「ワシが8を消すから、お前は6を消せばいい」と父が言うが早いか、フ~っと両方吹き消す母でしたhi
ま、それを可愛く見ている父だからいいんでしょうけど・・・アホラシhekomi
とにもかくにも、68年も二人そろって生身でいられるとは、ほんとに有難いことです。
シンデレラもまだまだ頑張らにゃ~~run