被服科デザイン専攻の4回生Tさんが、卒論に押絵を取り上げたいと訪ねて来られて2か月目。
時間的に十分なご指導ができず申し訳ないのですが、何とか色紙サイズの下絵が完成するとこまでこぎつけました。
「これまでに無い押絵がしたい」と最初に言われた通り、アメリカンポップ調の「これまでに無い押絵」ができそうで、こちらも楽しみです。
絵を押絵に変換する場合、一番の制約は、
・輪郭線がはっきりしていること
型を切り抜いて布でくるむという作業は、ファジーが認められないんですね・・・
それともう一つ。
・質感を出せる最も単純な線に置き換えること
うんと描き込めるTさんなので、持ち込まれた原画そのままで押絵にすると、10回泣いてもらっても仕上がらないくらいの複雑さ・・・でした
聡甫先生の修正で、だんだん押絵向きの下図になっていきます。
各パーツを大きさに応じて数種類のボール紙に切り分けるのが、次回までの宿題。
「これまでに見たことのない押絵」の仕上がりやいかに
皆さまもどうぞお楽しみに~~