東京特派員のＡさんから、いち早く届けられた桜の写真
場所は３月２３日、東京有楽町駅前のルミネ。
震災復興支援の一環として、全国の47都道府県から集められた満開の桜たち。
「有楽町から日本を元気にするメッセージを届けたい」と企画されたものです。
冷蔵したり温室に入れたりして温度を調節し「一斉開花」を実現したとか。
高さ８ｍの「桜のオブジェ」
桜に込められた復興を祈る気持ちが、一日も早く開花するといいですね。
この１週間ほど前の３月１７日には、仙台空港に隣接する公園に、伊丹市から復興祈念の桜が植樹がされたそうです。
１００年前、ポトマック河畔で有名なワシントンへ贈られた桜の台木が伊丹産だったこと、皆さんはご存知でしたか？
ここからは伊丹特派員、Ｓさんが教えてくれたお話。
１９１０年（明治４３年）、アメリカの要望に応えて日本政府が最初の２０００本を送ったそうですが、害虫や病気の発生で焼却処分に・・・
１９１２年、今度は高い園芸技術を持つ伊丹東野村で作られた台木に、東京荒川堤から取った苗木を施し贈ったところ大成功！！
以来毎年、桜を愛する多くの人に親しまれているというわけです。
日米友好の桜寄贈９０周年に当たる２００３年、ワシントンから里帰りした子孫樹が伊丹の瑞ヶ池公園に植樹され、そこから成長した桜が今回仙台へ！
桜に託す想いがことさら深いのは、日本人だからでしょうか・・・
散り際にまで人の心を魅了できるなんて、最高ですね～
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