芦屋を、と言うより日本を代表する洋菓子店、アンリシャルパンティエの創業者、蟻田尚邦さんが亡くなっておられました。
アンリさんは私の住む芦屋市公光町(きんみつちょう)に、42年前にできた小さなお菓子屋さんでした。
フランスで修行された後、お店を構えられたのが阪神芦屋駅前のビル1階。
小さなシュークリームを家まで配達して頂いてた時期もありました。
何といっても一番の売りは、クレープシュゼット。
お店でこれを注文すると、お皿に載ったクレープがワゴンで運ばれてきて・・・
お店の照明が落とされたかと思うと、パッと振りかけたお酒に火が入った途端、
幻想的な青い炎が~~
お味も雰囲気も最高でした。
聡甫が赤ちゃんの頃、同じビルの5階に住むようになり、蟻田さんともそれまで以上にお親しくなり、出来立てのフィナンシェもよく下さいました。
懐かしい思い出の時代です。
69歳という、まだまだお若いお年で・・・
常に第一線を走り続けられた緊張感は、気の休まる時が無かったことでしょう。
蟻田さんにとっても、あの小さなお店で白衣を着ておられた頃が、一番懐かしい時期じゃなかったのかな・・・
どうぞ、ゆっくりとお休み下さい。
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