難波宮って? 古代史のんびり散歩

時間だけは、タップリある定年団塊世代が、ズート気になっていた
古代日本史を素人の感性でゆっくり探訪します。

額田姫王を求めて 平成30年4月 1日目 (追考校閲中)

2021年02月20日 | 歴史紀行
額田姫王が生きた時代の
   香りを求めて


 談山神社の満開の桜(平成30年4月13日)

       創作   平成30年4月20日
       校正補筆 令和 3年 2月19日

 今回の散策は、今年の正月に寒さとミゾレで、挫折した、
 大化の改新発祥の地、
  談山神社、談山(かたらいやま)散策のリベンジ

 大化の改新の花、額田姫王(ぬかたのおおきみ)の
 生まれた?
  額田部(ぬかたべ)地区散策 徒歩でリベンジ

 大化の改新の立役者を産み育てた、
  斉明天皇稜の場所探索
 を
 メインに行き先を探しました。


 私が、大化の改新に関する事柄で行動しようとすると、
いつも、私の探索を阻もうとする、トラブルが起こります。
案の定、今回も予定を阻もうとする、お決まり事が起こり
ました。

 奈良飛鳥探索に無くてはならない、愛車 本田LIFEを、
一年点検と、冬用タイヤからの交換を、近くの整備会社に、
頼みました。
 年式も古くなり、走行距離も 9万6千キロを超えていますので、
安全確認第一と、点検に持っていったのですが。
その日の内に、「エンジンからオイルが漏れています。」
の連絡が……。
 整備会社に行くと、ジャッキで持ち上げられた、愛車を
下から、覗いて確認させられました。
 整備員から、指摘されたエンジンの下部が、確かに、
ベットリと、油が付いて濡れていました。
「直ぐに治りますか?、今週旅行に使いたいんですが?」

「エンジン内部の、パッキンが破損していますので、
 修理用部品を、メーカーの本田に、連絡して
 取り寄せになり、部品到着後に、エンジンを
 取り外して分解しなければなりませんので、
 早くても、10日間はかかる思います。」

「旅行が済んでから、修理ジャー駄目でしょうか?」

「旅行中に、何も起こらないとは言えませんよね。」
「修理中は、台車をお貸ししますよ。
 修理中は無料にしてますし。」

 という訳で、ダイハツの軽四MAXで、奈良へ行くことに
なりました。
 使い慣れていない車種は矢張り、いろいろ面倒です。
ナビが無い、ETCが無い、ハンドル操作が違う、
バックミラーの位置が違う等など。
 ナビは、スマホで Googleマップを利用して。
ETCは料金所で、現金払い(面倒くさかった。)

◎蛇足:
 ナビはGoogleマップより、Yahooナビの方が使いやす
かったです。

またもや ① (H30/05/29)
 このブログを、誰にも邪魔されない、気楽なイオンモールの
フードコートで作成しているのですが、その時使っている、
タブレットが、最初の立ち上げ画面から、動いてくれなく
なりました。
 私の女房と一緒で、どうしても、ご主人のいうことを
聞きません。
 買い替えなければいけないのか? 悩んでいます。

またもや ② (H30/06/01)
 言うことを聞かなくなった、女房 いや違った、タブレット
買い換えました。
 大阪の電気街、難波近くの日本橋へ行って、中古品で
良いのがないか、3時間ぶらぶら探してやっと懐具合に
合うのを見つけました。
 ところが、この新しいタブレットは、今使っている
ワイヤレスのキーボードとの相性が悪く、四苦八苦しながら
この文章を書いています。
 

平成30年4月13日(金曜日)1日目
   晴れ温かい


 談山神社、談山(かたらいやま)に着きました。


 談山神社 入り口の大鳥居


 談山神社 本殿入り口


 本殿の資料所に、談山(かたらいやま)での、相談の様子が
描かれていました。
 よく歴史書で出てくる巻物で、最後の方に、乙巳の変の時の
クライマックス、中大兄皇子が、蘇我入鹿の首を切り飛ばして
いる絵が出てきて覚えていますよね。


 十三重塔 高さと大きさに威容さを感じました。

  談山神社に近い、駐車場に MAX を停め、受付で
入山拝観料を払い。
そこで、受付の女性に、談山(かたらいやまの)場所を
尋ねました。
その質問を、待っていましたという明るい笑顔で、談山神社の
マップを頂き。

「本殿の横にあります、十三重塔の前を過ぎてもらえば、
 談山(かたらいやま)の案内板がありますから、
 その小道を登ってもらえば、
 そこから10分か20分で行けますよ。」

 何故、10分から20分までと、倍以上もの開きが
あるんだろうと、不思議に思って聞いていたのですが、
「その小道」を登り始めて直ぐに、理由が解りました。
 坂道の階段が、急で何処まで続くのだと思う程、
上へ上へと、繋がっているのです。
「自分は歴史好き、大化の改新の謎を解くんだ。」
「それが、俺が生まれてきた理由なんだ!」
「その為には、坂道を登りきって、談山を眼にしなければ、
 中大兄皇子や、鎌足の本心が見えないぞ!!」

と、世迷い言を、自分に言い聞かせ、坂道を辿りました。

 談山の案内板の前で、若いカップルが、行くか、止めるかを
相談していました。
女性は、「此処まで来たんだから、登らなくちゃー」

男性は、「別に登らなくても、大した所じゃーなさそうだし。」
と、迷っているようでした。


 私は、カップルの傍にあった、談山の案内板の前まで行き、
「この先ですよね、歴史の時間に習った、
 大化の改新の謀議をめぐらした、
 談山があるのは?」

そのカップルに、声を掛けて確認しました。
 私が先に坂道を歩き始めましたら、カップルは何か
話していましたが、女性に納得させられたのか、
男性も一緒に、ペアで、登り始めました。
 議論になってしまったら、女性に勝てるはずがないことを、
早く気付けて良かったですね。 (^_-)

 登り始めて直ぐに、10分では無理と気付かされました。
何箇所も曲がり角のある坂道、角を曲がってその先にまだ
坂道が続く光景は、歴史好きとはいえ、高齢者の私には、
負担が大きかったです。 (;_;)







 談山(本殿資料室 展示画)山の中で座り込んで密談。


 やっと、その場所に辿り着けました。
 そこは、町の小さな公園の半分ぐらいの広場(小さい場)
でした。
 長椅子が在りましたので、座ってひと休憩。
ここで座り込んで、中大兄と、中臣鎌足が、蘇我の入鹿の
暗殺を密談したんだ。
 でも、ものすごい山のなかでした。こんな所まで来ないと
いけなかったんだ。
如何に、蘇我入鹿の権威を恐れていたということでしょうね!

 少しして、登り口の案内板の前で会った若い二人が、
遅れて辿り着きました。
 男性の方が私を見つけ、
「アンタが余計なことを言わなければ、
 此処まで登ってこなくても良かったのに!」

と言いたげな視線を、投げ掛けてくれました。

 歴史好きの、歴女と付き合うには、少し脚力と根性が
必要そうですね。(._.)

 歴女ペアーが、
「此処まで来たんだから、
 この先の藤原鎌足の塚まで、登ろう。」

男性がヤケになって、叫んで、登っていきました。

 歴女ペアーの他には、訪れる人が居ない中で、
(本当に、一人もいませんでした。)
私は、ベンチに座り、20分ほど、ぼんやりと かたらい
当時を思いながら、周囲の雰囲気を味わっていました。
 キラキラとし木漏れ日、遠くの小鳥の声、サラサラと風の音。
都会の喧騒は皆無でした。
「1,300年前、此処で、蘇我入鹿暗殺を決めたんだ!」
 今で言えば、時の総理大臣の暗殺ですよね。
 少し寒い気持ちになりながら、坂道を下りました。


 出口の受付で、案内の女性と目が会いましたので。
「案内ありがとうございました。
 おかげで、談山(かたらいやま)に行けました。」

「どうでしたか?」

「いい勉強になりました。
 ただ、膝がガクガクです。」

膝を擦りながら、笑って答えました。

「まっ!、お大事に。」笑い (^_^)

 談山神社
  奈良県桜井市多武峰319
  TEL 0744-49-0001

天空の庭 高見の里
 千本のしだれ桜

 今回の散策スケジュールを作っている時、Googleマップで、
東吉野地区を見ていましたら、「天空の庭」が目に止まり、
桜の山があると書かれていて、あまり聞き覚えが
ありませんでしたので、一度行ってみるかと予定に
組み込みました。

 村が共同で、主催しているようで、麓まで行くと、
何箇所(6箇所?)かの駐車場があり、その中の
3番駐車場に案内され、そこに、巡回バスが来て、
「天空の庭」の、入り口まで乗せてくれました。
 入り口で、入場料 1,000円を払い、園内送迎
バスに乗って、天空の庭へ。
 天空の庭までの道程は、目を疑うばかりの、
急勾配、急カーブ、の連続
「バスで登れるの? 運転手さん大丈夫?」
「私の運転力では、此の坂は絶対ムリ!」

外を見ているのが怖くなりました。

 無事に? バスが停まったところは、将に「天空の庭」
あたり一面、しだれ桜の庭、桜吹雪が乱舞していました。









 見に来ていたオバチャン達が、
「私、去年も来たんだけれど、
 毎年綺麗に咲くように見えるわ。」
「此の村の人達が、昔からの林業じゃー難しくなって、
 しだれ桜を栽培しだしたのが、はじまりなんでしょ。」




 イベントで、パフォーマンスショウをやっていました。



 久しぶりに、桜に堪能しました。

 天空の庭
 高見の里 千本のしだれ桜
 奈良県吉野郡東吉野村杉谷298−1
 連絡先;奈良県桜井市外山747
     桜井ゴルフセンター内 高見の里 事務局
     TEL 090−5136−9844

 泊まりは今回も、サンホテル大和郡山

 夜はいつもの、「居酒屋 おねえ」

 明日は、此の近所の、額田部地区を散策しますと
言いましたら、同席されて居られた、地元の常連さんが

「あそこに、何を見に行くの? 」

「額田部地区は、推古天皇(額田部皇女)や、
 額田王姫の故郷と、聞いているんですが。」

「あの地区は、古い家が多くて、建て替えようとしても、
 県に申請しなくてはいけないし、
 工事中に遺跡でも出てきたら、即中止させられて、
 大変だって、聞いてるよ。」

「史跡の傍に住めるのは、羨ましいと思っていたんですが、
 とても大変なんですね。」

 観光地を楽しみで、見にゆくものと、そこで
生活している、地元の人とは、その場所を思う心が
違うということが、分った瞬間でした。
 確かに、ディズニーランドや、ユニバーサルシティーの
観光地として、囲われた場所なら、迷惑に思う人は、
居ないのでしょうが。
 私がウロウロする、名所旧跡のような、その地区
そのものが、観光地となってしまっている、飛鳥や、
奈良地区は、まさに私などは、「迷惑なオッサンや」
と思われているのだと、気付かされました。

 明日は、額田王姫の生まれ故郷と言われている、
額田部地区を徒歩で散策、
額田王姫と「ゆかり」を持つ、子姫に会えるかな?



額田姫王を求めて、古都散策
 2日目 へ飛ぶ。


額田姫王を求めて、古都散策
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  古代史感のすれ違い

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 すみません。私は、理系出身で物を知らないド素人の定年組みです。記載内容に、非常識な内容、不快な表現等があるかと思いますが、何卒ご容赦いただきますようお願い申し上げます。ご指摘頂けましたなら、早急に訂正変更いたしますので、ご指摘、ご指導お願いします。 記載内容に多少の大袈裟や、特に会話記載に省略や脚色を加えております。老人の戯言と、ご容赦下さいね。




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